荒島岳_勝原↑越前下山↓


- GPS
- 06:03
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
越前下山駅→勝原駅まで汽車(\210) 勝原駅→勝原スキー場跡までは徒歩(約15分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
勝原コース:危険箇所無し 下山コース:痩せ尾根、トラバース、雪崩の巣、落とし穴多数でかなり危険 |
写真
感想
今まで行く機会の無かった荒島岳に晴天なんで出掛ける事にした。
勝原コースのピストンでははるばる来たかいが無いので、登り:勝原コース、下り:越前下山コースに決める。
14:38の越前下山駅出発の汽車に乗れないと10km以上徒歩で帰らないと行けないので殆ど休憩無しで歩を進めた。
雪は腐っているが多数の方が歩かれているので踏み固まって歩き易い。
もちがかべ手前でアイゼン、ピッケルを装備し、登りは2時間で頂上に到着した。
頂上で少し休憩し足早に下山する。越前下山方向には登りの方のトレースがあったので心強い。
越前下山方向からの稜線は本当に綺麗で何度も振り返り写真を撮った。
その後仏御前の滝方向のトレースはあるが、向かって右方向の越前下山方面へはトレースが無い。
越前下山方面はずっと痩せ尾根が続いており雪も腐っているので慎重かつ高速に移動する。崩壊しそうな所は腹ばいで荷重が分散されるように心掛ける。
痩せ尾根の通過が終わると45度位の急斜面にゾーンになる。ここは何箇所も亀裂が入っているので雪崩が起きないかヒヤヒヤした。
尾根を降りるはずが谷を降りてしまい、トラバースをしたが深い谷に突き当たりまた登り返した。
トラバースする際もあらゆる所にクレバスがあり荷重分散して通過するが2度程落ちてしまった。雪を崩して何とか這い上がる事が出来た。
尾根に乗ってからは時間ロスした分シリセードで下る。歩くよりも荷重が分散する為クレバスに落ちにくいが、斜面を見て制動がすぐに出来ないと急に切れ落ちた所が何箇所もある。
そこを過ぎると歩き易い尾根が続き、右に折り返して越前下山駅に下りる尾根を下っていたつもりが狐を見つけて追いかけてたら谷を降りてしまい、九頭竜川上部の絶壁に出てしまう。尾根筋まで登り返す元気もないので降りれそうな谷を見つけて何とか九頭竜川沿いに降りれた。
ここから川沿いに30cm程のルートがあるので進んでいくが数百m進んだ時点で20m程の絶壁に出くわす。
雪壁を登ってトラバースする事も出来るがアイゼンも外しており落ちたら谷底に落下するので引き返した。
一箇所、九頭竜川を渡れそうな箇所があったので膝まで浸かり渡渉する。
この時点で14:38まで残り15分を切っていた。その後は越前下山駅までダッシュで行き何とか3分前にホームに到着。。。
時間きっかりの汽車に乗り込み勝原駅から徒歩でスキー場跡まで帰り、やっと昼食を取る事が出来た。
このルートは冬はかなり難ルートで雪崩、雪屁崩落、尾根崩落の危険が付き纏い、興味本位且つ単独で行く事はお勧めしません。
下山コースは昨年の無雪期に登りましたが急な斜面なので積雪期には相当
危険だろうと予想していましたがこのレコを見てやはりと納得しました。
無事下山、ぎりぎりの時間で電車と何ともスリリングなレコを有難うございました。
mi-bouさん 初めまして、コメントありがとうございます。
私も事前に無雪期ルートを調べてから行けばルート間違えが無く余裕を持った行動が出来たと反省してます。。。
汽車の1時間前には九頭竜川沿いまでは下りてたので安心してたら最後にトラバース出来なくて焦りました(^_^;)
本当に無事下山出来て良かったです。。。
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