大山〜大山北尾根〜熊に遭遇し引き返す〜ヤビツ峠


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,905m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈中バス大山ケーブル行 大山ケーブルBS下車 |
感想
地図読みの練習として今回は大山の北側を歩いてみる。
あとヤマレコの山行記録の練習。
今回の新装備は鈴。最近、熊出没のニュースが多いので。
【スタート〜大山】
小田急伊勢原駅からバスで大山ケーブルBSまで移動。
バス停近くのトイレで上下を着替えて地下足袋を履く。
参道を歩き、ケーブルカーの駅の所を北に行く…と男坂のはずなんだけど、なんか違う。
民家?間違って橋の手前を曲がってしまったようだ。
気を取り直し、ケーブルカーの駅を横目にしつつ男坂へ。
で、割と整備された道をつらつらと進み、下社に到着。大山山頂を目指す。
途中で鹿の親子に会う。あと眺めのいい所があった。多分富士見なんとかと言う所だろう。
山頂に到着。ここにも鹿がいる。多いな、鹿。
【大山〜西沢の頭】
大山山頂を北に進もうとする…がどこだ?わからん。
トイレのある方を過ぎると、電気の設備があって「関係者以外立ち入り禁止」だとかの表示。
そこを過ぎると工事中、電気設備か通信設備の。
なんか違うな。折り返し、山頂の周りをうろうろするがわからない。
うろうろする範囲を広げ、「関係者以外立ち入り禁止」の先に行く。
あった。鹿防止の網が張ってあるが、それを越して行けるように脚立が置いてある。多分こっちであろう。
しばらく進むとモノレール用のレールが出現。それに沿って歩く。楽だ。
簡単な道で地図読みの練習にならないなと思ってたら、迷った。
1/25000地図で言うと、大山から二つ目のピークを東に進んで石尊沢の方に進む尾根を行ってしまったようだ。
登山道ではないのでフカフカだ。足への衝撃が少ないのがいいね。
とか呑気に思っていたが、なんか様子が違う。この道は違う。で引き返す。
で、元のピークに戻る。
これで3回目の道迷いだ。これはよろしくない。
よくよく振り返った結果、コンパスの使い方がよくわかってなかったと言う事がわかった。
ちょっとテキトウが過ぎるな。コンパスの使い方を大体思い出し、進む。
しばらく行くと「西沢の頭」と小さい表示のあるピークに着く。
よし。ここが1094地点に違いない。
【西沢の頭〜また道迷い〜熊に遭遇】
コンパスの使い方と地図の見方も大体掴めてきた。
気分を持ち直し、1050のピークを過ぎ西に進路を変える。
左手(南側)が大きくえぐれた崖になってる所を過ぎ次のピークにくる。
よし、ここが913のピークに違いない(※違います)。ここから登山道を外れ北に進む。
さて本来行こうとしていたルートだが、
大山から北に進み→1094(西沢の頭)→登山道に沿って西に進み913→北の尾根に沿って752→584→622→トンネルの上を通過→北北西に進み橋を渡る→一般道を西に進み川を渡って東に折り返す→どこか尾根に取り付ける所を探し682のピーク(1/25000地形図で“清川村”の文字の下)がある尾根を南西に進み登山道へ出て新大日→烏尾山→三ノ塔→菩薩峠→岳ノ台→ヤビツ峠
と言う盛りだくさんな計画であった。
さて、そんな当初の計画とは違ったルートを行ってると気づきもせず進む。
登山道ではないと言え、なんか道が険しい。しかし構わず進む。
しばらく行くと送電線の鉄塔出現。新多摩線17。
おお、ひらけた。この道で間違ってなかったようだ。作業道もあるし。
しかし、この道は雉のような鳥が飛び出るし、下の沢をイノシシが突っ走ってるし、すごいな。
だんだんと山深くなるも、作業道とビニールテープの目印を頼りにしばらく行くとまた鉄塔出現。新多摩線18。
この間もちょこちょこ進路を迷いつつ歩いていたが、建築物を拝めて一息つけた。
さらに北へ。
しかしこの頃にはどうも地図と現在地とが一致せず、ビニテとコンパスの方角を頼りに進んでいた。
が、ビニテ終了。むむむ、まずい。
進んできた距離としては大分いい感じなのだが。進もう。
しばらく行くとどうも頼りない尾根が2つに分岐。どっちも正解に見えない。
右の尾根を下りる。しかしやっぱり違う。沢をトラバースし左の尾根へ。
数分進んだ所で黒い生き物を目にする。距離は100m近く離れている。
野犬か?まずいぞ。いや…あれ、熊だな。
距離はあるが、おそらく体長120cm前後。数分目と目が合うが、どちらも動かない。
ちょっと移動するか。尾根の反対の斜面を進み、すぐ尾根に戻る。もう熊はいなかった。
【熊に遭遇後〜登山道に戻る】
さて、現在地図でどこか分からない。熊にも会った。
しかし、もう少し進めばおそらく一般道に出るだろう。足もそれなりに消耗し戻り返すのもきつい。
………よし、戻ろう。
ここはきついが確実な手を打つ(いまさらで説得力がないが)。
向きを南に変える。しかし行きはフカフカだが、帰りはズルズルだな。
新多摩線18に再度到着。時間は12時半。ここで昼休憩。
おにぎりを腹におさめ、さらに南に。
ここでも何回か道に迷い、ほぼ崖に近い斜面をよじのぼったりもありつつ、なんやかんやで登山道に戻ってこれた。
しかしズルズルの道は足にくる。
【登山道沿いに西〜ヤビツ峠】
疲れた。
うなだれ気味の肩に合わせるように天気も悪くなってきた。カッパの上を羽織り、帽子をかぶる。
しかし登山道は楽だ。足が疲れていてもスイスイだぜ。
雨が強くなってきた。ジジジと頭上から音がする。
送電線の鉄塔が現れた。あれ?また送電線?頭上の音は雨と電線が反応している音だった。
その時は新多摩線17、18とは別のラインが平行にあるのかなと思った。
でも後で地図を見たら、それは17、18に続く新多摩線16の鉄塔だった。本当に地図読みが未熟だ。
まあ良い。後は下りるだけだ。つらつらつらと進み登山道入口に着く。時間は14:55。
ヤビツのバスは15:51。あと1時間弱で間に合うか。ヤビツから蓑毛まで歩くのは少々しんどいなと考えつつスタスタと歩く。
結局は間に合った。一般道はやはり進みが速い。
ヤビツのバス停で泥だらけの服を着替え、帰路につく。
今回の山行は得るものも多かったが、想定のルートを行けなかったので残念な気持ちもある。
また最初に計画していた方のルートに挑戦しようと思う。以上。
あ、あと鹿多すぎ。それと熊除けの鈴は気休めだ。以上の以上。
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