比叡山無動寺谷明王堂・法曼院


- GPS
- 06:05
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 832m
- 下り
- 826m
コースタイム
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://hiyoshitaisha.jp/access/ (日吉大社さんのHPより) 坂本ケーブル http://www.sakamoto-cable.jp/ 運賃・時刻表 http://www.sakamoto-cable.jp/utilities/guide.html 本日は、14:45ごろに臨時便が出ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
無動寺谷ルートは、回峰行でも歩かれる道です。道は落ち着いていますが、谷は深いので気を付けましょう。 |
その他周辺情報 | 延暦寺会館 http://syukubo.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
ザック28L(1)
登山靴(1)
スパッツ(1)
雨具上下(1)
ヘッデン
救急セット
エマージェンシーシート
手ぬぐい
軍手
コンパス
登山地図
カメラ
携帯電話
バリゴ時計
水筒 500×2
ペーパー
財布
保険証
免許証
鍵
非常食
行動食
ビニル袋
ティッシュ
ツェルト
昼飯
嗜好品
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感想
比叡山無動寺谷を登りました。
下りで使ったことはありましたが、回峰行では、坂本から登られるので、同じように、登ってみたかったのです。
登り坂とトラバースが良い具合に組み合わさり、ペースを整えやすいと思いました。地蔵さまや、仏様に道々、手を合わせながら歩きます。「山の白鷺」とは到底いかず、一歩一歩は牛歩です。ゆっくり歩きながら、歩いている自分がここに在ることを感謝させていただきました。
大乗院では、護摩堂が拡張されていました。八千枚大護摩供のためだと思います。11月2日から3日にかけて法要されます。
無動寺明王堂について、お参りをさせていただきます。お線香をあげ、ろうそくを灯して手を合わせます。護摩木を1本奉納させていただきました。お世和をされている方から、この後、阿闍梨さまが護摩供をされるので、よろしければお参りくださいとご案内いただきました。先日の伊崎寺の護摩供養に続いて、本日も護摩供のお勤めに参加できました。時間まで待っていると、お接待も聞いてくださり、ありがたく頂戴させていただくことにしました。
護摩供のお経も少し慣れたので、今日はすこしだけ声が重なり気持ちよかったです。churaさんのぷち小僧体験としておきます。
護摩供のあと、光永圓道大阿闍梨さまから、お加持をしていただきました。張りのあるお声で迫力もあるなぁと思っていたのですが、すでに五穀断ち、塩断ちをされていた後で知り、おどろいています。
そのあと、法曼院でお接待をいただきました。
白ご飯、麩とシメジのお味噌汁、里芋、御揚げ、牛蒡の煮物、牛蒡と人参のきんぴら、たくあんでした。
お世話の方が「吾今幸いに」とおっしゃった後、みなで、
「仏祖の加護と衆生の恩恵によってこの清き食を受く、つつしんで食の来由をたずねて味の濃淡を問わず、その功徳を念じて品の多少をえらばじ 『いただきます』」
お味噌汁の美味しいこと。
あまりにおいしそうにぱくぱく食べていたのかもしれません。となりのご婦人が「ご飯はおかわりもできるのよ」と教えてくださいました。
里芋が立派なものでしたし、きんぴらも香りがよかった。おなかも心もみたされます。
たくあんを一切れ残しておいて、お茶で食器を洗うと聞いたことがりました。後始末の作法も隣のご婦人がされる通りに見よう見まねでさせていただきました。
食事がすむと、みなで、
「吾いま此の食を終りて、 心ゆたかに力身に充つ、 願わくば此の身心を捧げて己が業にいそしみ、 誓って四恩に報い奉らん。 『ごちそうさまでした』」
阿闍梨様は、八千枚大護摩供に備えて、五穀断ち、塩断ちをすでにされていて、体調を整えておられましたので、食事は一緒にされません。
別室で待っていてくださり、お茶をいただきました。床の間には、回峰行でかぶっておられた笠が飾ってありました。
未開の蓮華をかたどった桧笠だそうです。
今では、これを作ってくださる方がおられなくなったので、ご自分で作られるそうです。新行さんの桧笠も作っておられるそうです。
桧笠一つをとっても、回峰行を受け継ぎ、伝えていくためには、ご苦労があるんだなぁとわかりました。
ゆっくりお話をさせていただきました。聞いていただく、聞かせていただく。心が整っていく素敵な時間でした。
弁天堂にも、お礼を伝えにお参りします。己成金でご縁をいただき、さっそく助けてくださりました。
ケーブル延暦寺の駅に着いたのが14時半。西塔エリアまで足を運び、瑠璃堂にもおまいりしたかったのですが、ちょっと足と体調に不安を感じたので、ケーブルで下ることにしました。何度でも、通いたいのが「お山」です。紅葉が美しいころにまた来られるといいなぁ。
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