【計画変更】黒部ダムから赤牛岳、水晶岳

2016年08月16日(火) 〜 2016年08月18日(木)

• GPS: 31:30
• 距離: 29.1km
• 登り: 2,957m
• 下り: 1,871m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:42

8:47 スタート地点
9:00 9:02 ロッジくろよん
11:56 11:59 平乃小屋
12:27 12:36 平ノ渡場・仮設
14:29 東沢出合いキャンプ場

2日目

• 山行: 11:54
• 休憩: 0:31
• 合計: 12:25

3:50 東沢出合いキャンプ場
9:38 9:39 赤牛岳
11:34 11:35 温泉沢ノ頭
12:37 12:47 水晶岳
13:16 13:17 水晶小屋
13:43 ワリモ北分岐
13:51 13:57 岩苔乗越
15:43 15:55 雲ノ平テント場
16:15 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:05

3:00 雲ノ平山荘
5:27 5:30 薬師沢
6:15 第三徒渉地点
6:47 第一徒渉地点
7:50 7:55 太郎平
8:10 五光岩ベンチ
8:50 9:00 三角点
10:05 折立

二日目からスマホのGPSログの調子が悪く、奥黒部ヒュッテから二時間ほどと、三日目終日のログがとれませんでした。

天候

一日目：晴れ
二日目：小雨、稜線上は西からの強風、夕方からは晴れ
三日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅に駐車
立山駅から黒部ダムまでアルペンルート。
折立から有峰口までバス
有峰口から立山駅まで電車

コース状況／危険箇所等

黒部ダム〜平ノ小屋：ダムの縁を遠巻き。梯子による高巻きあり。
平ノ小屋からダムの沿岸まで渡し舟。無料です。時間は決まっているので事前に確認を。
平ノ渡〜奥黒部ヒュッテ：同じく高巻きあり。整備はしてあったので危険は感じなかった。
奥黒部ヒュッテ〜水晶岳：水場はないので、ヒュッテで給水を。エスケープルートがないため雷の予報がある時は避けた方が良い。岩場や切れ落ちている箇所あり。
水晶岳〜折立：良く歩かれているルートのためしっかりしている。雲ノ平の木道末端から薬師沢までは苔むした岩場の急登。転倒に注意。

その他周辺情報

下山後は車で吉峰ハイツへ。

写真

8/16 4:53

立山駅へ向かう途中に常願寺川沿いの堤防から。

8/16 5:34

立山駅はお盆の後半で空いていた。

8/16 8:24

黒部平から立山く

8/16 8:44

黒部ダムから目指す赤牛岳と水晶岳が見える。

8/16 9:10

ダム沿いを歩く。天気は上々。

8/16 10:40

岩清水

8/16 12:10

平ノ渡しの渡し舟。岩魚は釣れませんでした、と小屋の手伝いの少年。

8/16 12:49

渡しから奥黒部ヒュッテまでの道。見た目よりしっかりしていて安心して歩けます。

8/16 14:29

この橋を渡れば小屋は近い。疲れてヘトヘトでした。

8/16 14:42

奥黒部ヒュッテ。水がおいしかった。

8/16 15:31

東沢出合いキャンプ場。沢で頭や足をジャブジャブ。気持ちよかった。

8/17 7:48

突然ですが、読売新道樹林帯を抜けたところでチングルマ。

8/17 11:32

さらに突然ですが、温泉沢ノ頭。雨のため写真は少ないです。

8/17 12:40

ここまで来ると笑いながらテンション上がります。涼しくて良かった読売新道と水晶岳までの稜線。

8/17 16:35

12時間かけて雲ノ平に到着。

8/17 17:49

雲が抜けて黒部五郎岳

8/17 17:51

日が沈む前の水晶岳。歩いてきた稜線。この天気の中で歩きたかったなー、と思う。

8/17 17:55

水晶岳と祖父岳

8/17 18:26

笠ヶ岳も見えました。立派！

8/17 19:23

満月。

8/17 19:24

日が沈んだ後の祖父岳と月。

8/18 5:32

突然ですが、薬師沢。

8/18 11:33

無事に下山。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7i Canon

装備

備考

三脚を持って行ったけど、天候悪く一度も使わず。
行動食は多めに持って行ったが、残ってしまった。

感想

ssm330

元の計画では日曜日から入山し、黒部五郎岳を経由し、室堂に抜ける予定でしたが、月曜日が悪天の予報のため出発が火曜日に順延になりました。
そのため、四泊五日の計画を二泊三日に変更し、下山地点を折立にしました。

赤牛岳は以前から目標にしていた山です。その赤牛岳に登るには読売新道を通ることになりますが、読売新道を下るのか登るのかが問題になります。
昨年栂海新道を登ったことから読売新道も登れると判断し、テント泊装備で読売新道を登ることにしました。

不安もありましたが、雨が降りながらも無事に目標を達成することが出来て良かったと思っています。
しかし、景色を楽しめなかったのは残念です。
以前に水晶岳から眺めた赤牛岳までの稜線や北アルプスの山々は全く見られませんでした。
それでも涼しいことを前向きに捉え、楽しく歩けたと思います。
出会った人は少なく、1人でいる時間が多かったので、歌ったりしながら楽しかったです(笑)

雲ノ平山荘に着いてから雲が抜け、ちょっと残念な気持ちもありましたが、雨の中頑張ったご褒美と思うことにしました。雲ノ平は本当に良いところですね。
ここはテント場より山荘の方が景色が良いと思います。

最終日は折立から出る10時20分発のバスに乗るため3時に雲ノ平を出ましたが、前日の絶景と打って変わってガスの中(T_T)
暗いガスの中を1人で歩くのはちょっと怖かったですね。樹林帯は道迷いが心配で慎重に歩きました。

薬師沢を過ぎると沢山の人とすれ違うようになりました。
天気は曇でしたが、二日目と違って景色が見える分だけ気分は良かったです。

太郎平に予定より10分遅れたものの、折立には無事予定通りに到着しバスに乗ることが出来ました。
このバスに乗れないと2万円払ってタクシーに乗るか、富山駅直行便のバスに乗って富山駅から立山駅に戻る羽目になるんです。間に合ってよかった…。

無事に帰ってくることが出来ましたが、計画を変更したことと、景色が見られなかったことで消化不良です。

来年の夏にまた行きたいと思っています。

コメント

kenbo

お疲れさまでした
計画変更は残念でしたね。
あと数日早ければ…といったところでしょうか。

「栂海新道を登ったことから読売新道も登れると判断」
やはり栂海新道は相当タフで、自信につながるのですね。

消化不良であっても、目標の赤牛岳をクリアできてよかったですね。
来年以降の再挑戦レコが楽しみです。

ssm330

Re: お疲れさまでした
ありがとうございます。

天気に泣かされた夏になりました。山の日辺りは良い天気だっただけに残念です。
それでも宿題残ったので、山に行く理由が出来て良かったかもしれません。

栂海新道はかなり自信に繋がってますね。
今までで一番辛かったと思います。もちろん辛いのだけじゃなくて、お花畑とか素晴らしい展望ももちろんありますが(汗)

三俣蓮華と薬師〜立山の縦走が残ってしまったので、今年の秋か来年の夏にトライしたいと思います！