「御柱」諏訪大社上社本宮と御神体の山・守屋山(杖突峠〜立石コース)


- GPS
- 02:59
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 621m
- 下り
- 636m
コースタイム
天候 | 蒸し暑い晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 登山道、道標ともよく整備されています。 ■ 登山ポストはありません。 ■ 主峰(西峰)山頂手前にラビットハウスという名前の小さな避難小屋があり、休憩利用できます(宿泊には不適な規模)。 |
その他周辺情報 | 立石コースの入り口から杖突峠の駐車場までは約1km, 15分程度の国道歩きです。トラックなどの通行が多いので歩行時には注意してください。 |
写真
感想
いつになく仕事が忙しく、7月に入ってから皆さんのレコに全くお邪魔できていません。ごめんなさい。落ち着いたらまたお伺いさせてください。
折りしも天候も不順で(って毎年同じようなこと書いてます)山からすっかり遠ざかっておりましたが、テレビで御柱祭を見てからguraが諏訪大社に行きたがっていたので、諏訪大社を訪問しがてら、その御神体(本殿)として位置づけられている守屋山を歩いてきました。
諏訪大社へは、とりあえずこの5月の御柱祭で立てられたばかりの御柱を見れればいいか、くらいのつもりで訪れましたが、古い社殿が多く残る境内は散策して回るのに楽しい場所でした。何より「布橋」のあたりは気持ちのいい風が流れていて、この場所が持つ何かしらのものを感じて、古代の人たちはここに社を作ったのかと想像しました。
続いて杖突峠まで車で登ってから、上社の後背に位置する守屋山へ。守屋という名前は諏訪大社神長官の守矢家(藤森照信さんの作った史料館を見に行ったことがあります)の守矢と同音ですが、この地の縄文時代からの先住民族とされる洩矢(モリヤ)に通じるのでしょうか。守屋山が本当に諏訪大社の御神体かどうかは異説があるようですが(詳しい方もいらっしゃると思うのでこれ以上は止めときます)、登ってみた実感としては、本当に御神体であるかどうかより、蝶やトンボの多さと、もう1つこの山を有名にしている眺望の良さの方が印象的でした。
山頂から目に飛び込んでくるのはつぶらな瞳のような諏訪湖、それを取り囲む平らな霧ヶ峰。右手には長々と八ヶ岳が視界の多くを占め、更に右には甲斐駒と北岳の三角錐に、こちら側からは主峰然とした仙丈ヶ岳など居並ぶ南アルプス。左手には稜線のピークを指呼できそうな距離にある中央アルプスに、否応がなに目の行く北アルプス・槍穂連峰。この日は晴れとはいえ今年の梅雨の傾向で湿度の高さが空の色に現れ、峰々には雲も多くかかっていましたが、それでも肉眼では十分に「日本展望の山100山」からの360度の景色を楽しむことが出来ました。
ところで、この山の山頂標にはしっかりと書かれていましたが、「日本展望の山100山」って他にどんな山が入っているのでしょうか。。。
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