尾瀬から奥鬼怒温泉郷・根名草山を越える

2016年06月25日(土) 〜 2016年06月27日(月)

• GPS: 53:33
• 距離: 48.5km
• 登り: 2,591m
• 下り: 2,336m

コースタイム

尾瀬長蔵小屋主催の
「尾瀬沼から奥鬼怒温泉郷を経て根名草山を越える会」に参加した
参加人員12名、スタッフ3名の15人パーティー
マイナーなコースに出会う人もなく
スタッフの適切なリードと健脚揃いの参加者ばかりで
楽しい山行となった

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

写真

6/25 8:25

鳩待峠　
植栽により駐車スペースを縮小
静かな峠となりました

6/25 9:01

熊の出没するテンマ沢付近の小湿原の水芭蕉はすっかり巨大化していた

6/25 9:04

ミヤマカラマツ

6/25 9:06

ヤマオダマキ

6/25 9:14

ズダヤクシュ

6/25 9:32

カキツバタ
雨まっただ中で雨の予報の中、曇り空には感謝であるが
見晴十字路方面は濃霧の中

6/25 9:34

トキソウ

6/25 9:39

ヒメシャクナゲ

6/25 9:42

ナガバノモウセンゴケ

6/25 9:52

ニッコウキスゲ
咲き始め

6/25 10:00

ヤマドリゼンマイ

6/25 10:22

モウセンゴケ　花芽

6/25 10:30

オゼヌマタイゲキ

6/25 10:59

東電小屋から濃霧の原

6/25 11:04

ノリウツギ

6/25 11:29

見晴十字路

6/25 11:33

ベニバナイチヤクソウ

6/25 11:34

ベニサラサドウダン

6/25 11:45

雨に濡れるブナ林

6/25 11:54

ゴゼンタチバナ

6/25 12:08

ヨツバムグラ

6/25 12:13

オオレイジンソウ

6/25 12:23

コケイラン

6/25 12:29

ショウキラン

6/25 13:00

タテヤマリンドウ

6/25 13:04

ルリイトトンボ

6/25 13:18

ツルコケモモ

6/25 13:23

コバイケイソウ

6/25 13:35

沼尻の休憩所は昨年火事で焼失
沼と原の中継点、燧ヶ岳からの下山コースでもある要衝の地
ここに、避難小屋やトイレが無いのは至って不安である
長蔵小屋が経営していたが個人での再建は難しいそうだ
未だ使えるビジターセンターの建て替えを止めてでも
なんとか公設民営の形で再建できないものだろうか？

6/25 13:43

ミツガシワ

6/25 13:43

オオタチブスミレ

6/25 13:43

ツマトリソウ

6/25 13:45

ハクサンシャクナゲ

6/25 13:47

ギンリョウソウ

6/25 14:32

沼は原より200m程標高が高い
そのせいか、原ではほとんど見られなかった

6/25 14:38

レンゲツツジがこちらでは満開である

6/25 14:44

長蔵小屋従業員の話では例年より多いそうだ

6/25 15:06

今日の宿は長蔵小屋別館

6/25 15:10

本館より好きな別館1階

夕食後、本館の囲炉裏端で参加者ミーティング
　参加者の年齢制限は65歳であるが
　参加12名の内の半数は60代の様である
　しかし、半数は複数回の参加者であり
　中には毎年このツアーに参加している強者もいた

6/26 4:48

2日目いよいよロングトレイル出発
夜中に音を立てて降っていた雨も明け方には小雨に
カッパを着ての出発である

6/26 6:25

鉄塔下で朝食

6/26 7:18

標高1900m付近の針葉樹林帯の尾根歩き

6/26 9:08

どこまで行っても単純な樹林帯であるが、涼しく気持ちがよい

6/26 9:15

表土が浅いせいか根の浅い強風吹く尾根筋は倒木が多い

6/26 10:46

6/26 10:51

樹林帯では花は少ないが黒岩山付近からオサバグサが目立ってきた

6/26 10:52

小松原湿原水場　
尾根歩きであるが、水場も数か所ある

6/26 11:08

6/26 12:49

鬼怒沼山登山口
尾根コースであるがピークは殆ど迂回

6/26 13:16

鬼怒沼巡視小屋

6/26 13:37

鬼怒沼湿原
正面には根名草山

6/26 14:48

オロオソロシの滝展望台
ここまで来れば今日の目的地
日光沢温泉はすぐそこ

6/26 14:49

オロオソロシの滝

6/26 15:31

温泉神社

6/26 15:32

日光沢温泉

6/26 20:48

内風呂2．露天風呂2の4つの泉質の違う温泉
疲れも吹き飛ぶ

3日目
最後の行程は晴天に恵まれた

6/27 7:13

宿からいきなりの急登

6/27 7:13

トチの大木
巨樹が点在する広葉樹林

6/27 7:37

日差しが遮られ、急登の割には汗をかかずにすむ

6/27 8:28

小一時間歩いて手白沢との分岐で一休み
頭上にはベニサラサドウダン

6/27 8:59

東側の眺望が開けると
鶏頂山や那須連峰が望める

6/27 9:20

振り返れば、燧ヶ岳や平ケ岳

6/27 10:07

根名草山近くまで目立った花は見られ名かったが
大嵐山と根名草山との鞍部あたりから
キバナノコマノツメが目立つようになった

6/27 10:14

根名草山への最後の登りは照りつける中の急登

根名草山　今ツアー初めてのピーク

6/27 10:18

燧ヶ岳や平ケ岳、至仏山、巻機山などよく見えた

6/27 10:47

眼下には刈込湖

6/27 10:56

ここからは、林の間に白根山を見ながらの歩行

念仏平避難小屋

6/27 11:28

中は木の香りがして小奇麗

6/27 12:50

温泉ケ岳も登山口でOKを出して先へ進む

6/27 13:12

アズマシャクナゲ
温泉ケ岳から金精峠の間はシャクナゲ街道

6/27 13:20

ハクサンシャクナゲ

6/27 13:28

金精峠

6/27 13:59

ゴールの金精峠駐車場
　ここで迎えに来た2台のマイクロバスに分乗し
　鎌田と戸倉分かれて解散となった

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

noyama141

足かけ3日間の行程は約50km
　15人で行動した2日間は約30kmを18時間かけて歩きました
　根名草山以外ピークを踏まず、眺望も効かず花々も少ない
　ほとんどがただ針葉樹林帯を歩くコースでした

　おまけに、団体行動で気ままに写真を撮ったり
　休んだり出来ない不自由さもあり
　自分の山歩きスタイルとは馴染みにくい山行だった様な気がします

　しかし、何となく充実感や満足感のある3日間でした
　今年で6回目となるこのツアー
　参加12名の内、6名がリピーターで内1名は毎回参加だそうです
　自分も、この記録を書いている内に又来年もとも思える
　そんな不思議なツアーでありました