記録ID: 8053944
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ハイキング
奥武蔵
持山寺跡〜妻坂峠-大持、小持山₋武甲山 ゴ・ドーハンの宿題 泣きのトラバース道から天国のアカヤシオの尾根
2025年04月22日(火) [日帰り]
埼玉県
godohan
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,421m
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日帰り
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:35
距離 13.0km
登り 1,397m
下り 1,421m
9:02
4分
スタート地点
17:37
ゴール地点
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・前半の旧道は個人的興味で歩きましたが、詳細地図では廃道になっています。ピンテや踏み跡がありますが、嫌らしいトラバース箇所が随所にありました。 |
写真
平日なのに第1Pは満車、第2Pからスタートです。見えているのは妻坂峠方面かな。
表参道から持山寺跡方面へ。ハイカーさんがいなくなります。名号塔「南無阿弥陀仏/安政二卯正月(1855)/持山入口 西賢」背面「下可げ森 □□ 六十(五)才」
4
4/22 9:21
表参道から持山寺跡方面へ。ハイカーさんがいなくなります。名号塔「南無阿弥陀仏/安政二卯正月(1855)/持山入口 西賢」背面「下可げ森 □□ 六十(五)才」
持山寺跡(左)への分岐、先程と同種の名号塔ですが、大きくなりました（笑）背面「安政三丙辰年吉月(1856)」
(松平長七郎)祖圓和尚の入定場と伝わる石室。宝篋印塔の銘は判読困難ですが一部「念仏(寺)/阿弥陀山/天(和)…」と読めました。
4
4/22 9:55
(松平長七郎)祖圓和尚の入定場と伝わる石室。宝篋印塔の銘は判読困難ですが一部「念仏(寺)/阿弥陀山/天(和)…」と読めました。
キリークの下方に「南無阿弥陀仏 西賢」、左右側面も「南無阿弥陀仏」、
「阿弥陀山念仏寺」の廃寺、松平長七郎伝説が残る。父の駿河大納言忠長(三代将軍家光の弟)は幽閉先の高崎で自害、長七郎は秩父に身を潜め、租圓和尚として円福寺住職になる。
1
4/22 10:02
「阿弥陀山念仏寺」の廃寺、松平長七郎伝説が残る。父の駿河大納言忠長(三代将軍家光の弟)は幽閉先の高崎で自害、長七郎は秩父に身を潜め、租圓和尚として円福寺住職になる。
その後、終焉の地として持山に庵を結び念仏往生を図るも下男の手違いでその途中で首を切って絶命、白い小鳥が「カキット、カキット」と鳴きながら飛び出したという。
3
4/22 10:02
その後、終焉の地として持山に庵を結び念仏往生を図るも下男の手違いでその途中で首を切って絶命、白い小鳥が「カキット、カキット」と鳴きながら飛び出したという。
岩壁下に宝塔の一部、「(前)永平上�箱◆、∀酸め聴弾鸞紂�(明…)和尚」背面「天和四甲子四月…＜剥落＞(1684)」
少し下方に炭焼窯？初めて来たときはあれが石室だと思いました。
さてここからが宿題の旧道、小持山大持山を巻く長いトラバース道のようです。
当然貸し切りだと思っていたら腰も曲がったお爺さんとスライドしてビックリ！祖圓和尚の生き返りかと思いました。山菜取りだそうで、きっとこの辺りは庭感覚なんでしょうね。
6
4/22 10:23
当然貸し切りだと思っていたら腰も曲がったお爺さんとスライドしてビックリ！祖圓和尚の生き返りかと思いました。山菜取りだそうで、きっとこの辺りは庭感覚なんでしょうね。
突然、道が崩落しています。このまま通過もできそうでしたが、巻き道があるようなのでそちらへ、
続いて岩場の基部の細い道にも枯葉がいっぱい溜まっています。枯葉の下の足元を確認しながら慎重に
ちょっと広めの沢床に石積と小屋跡(潰れたトタン屋根)がありました・
アカヤシオと小持山、すでにこの辺りは半分以上散っているようでした。
尾根伝いに下る方向にテープがあります。沢ヤさんのルートでしょうか。逆に尾根を登れば雨乞岩方面
トラロープがありますが、括り付けた立木が根っこからぶら下がっていて使い物になりません。
妻坂峠のシンボルの御地蔵様、こういう説明板があると興味を持たれる方もいらっしゃるでしょうね。
まじまじと銘を読むのは初めてです。「武州秩父郡上名栗邑山中村 奉造立之于時延享四丁卯年四月二十九日(1747)」
峠は冷たい風が吹いていたので少し下がった所でお昼にしました。鬼トラの精神的な疲れやお天気も悪化傾向なので、このまま下山しようかと頭をよぎりましたが、
3
4/22 13:18
峠は冷たい風が吹いていたので少し下がった所でお昼にしました。鬼トラの精神的な疲れやお天気も悪化傾向なので、このまま下山しようかと頭をよぎりましたが、
この機を逸したら今季のアカヤシオにはもう会えないと思い返し、予定どおり大持山方面へ
一旦平坦気味の尾根道、木々の向こうにこれから向かう大持山から小持山、そして
これはニリンソウかな？ 注意！トリカブトだそうです。お花の師匠baikatutuziさんに教えていただきました！
アカヤシオが出てきました！中腹部に比べるとまだフレッシュです。
「駿河大納言忠長卿御筆」とあります。忠長は松平長七郎(祖圓和尚)の父です。
本日ウロウロした山域、「小持山」は名前はありませんが、お山はあるようです。オヤツにしました。
朝は青空だったのに今にも降り出しそうな空模様、かろうじて蓑山と大霧山が見えました。
御由緒、大坂夏の陣には徳川家康が戦勝祈願に正宗銘の太刀を奉納しているそうです。
カワセミさんと。第1Pには雨乞岩下でスライドした青年の3人組の1台のみ。
感想
・昨年持山寺跡を訪ねた際にその先にあるトラバース道が気になっていました。本来ならカキット！と鳴く白い鳥を探しに晩秋に行きたかっった(笑)ですが、日が短い時期は少し不安なので、やはり春先かな思っていました。ところが今年は遅くまで雪が残っていて二の足を踏んでいました。
・そんなおりNimaさんの「アカヤシオが最高！雪は無し」という情報をいただき重い腰を上げることにしました。ところが当日の早朝、目を覚まして「今日はいい天気になりそうだ」と安心して二度寝をすると、爆睡してしまいました。スタートが遅くなるので中止も考えましたが、陽ものびたので何とかなるかなと決行しました。
・持山寺跡の先はヤマレコの足音もあり、ピンテや踏み跡もあるので道迷いの心配はありませんでしたが、予想通り嫌らしいトラバース箇所が次々にありました。中でも一か所はとても緊張を要する所で縮みあがりました。やっとのことで主要道に合流した時には本当に安堵しました。結局お花のご褒美はありましたが、寺跡以降の石分補給はありませんでした。
・天候が悪化してきたので妻坂峠からの下山も本気で考えましたが、やはりアカヤシオが気になったので予定通り大持、小持方面へ向かいました、そしてピンクの濃い見事なアカヤシオのオンパレードにビックリ＆感動いたしました。もし妻坂で下山していたら、ホントただ試練の山行で終わっているところでしたが、Nimaさんのアカヤシオ情報に背中を押していただき、まさに疲れも吹き飛ぶような素晴らしい山旅となりました。本当にありがとうございました！
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持山寺跡から先の踏み跡を行くとあんな感じの旧道があったんですね！しかも命の危険を感じる程の場所もあるなんて😅💦
バリエーションルートを行くのは好きですが、お写真を拝見する限りここはちょっと遠慮したい気がしました😱
それにしても、妻坂峠からの急登を頑張ったお陰で綺麗なアカヤシオが見られて何よりでした〜！ここ数年で一番の花付きだったのではないでしょうか？今年は当たり年だと思います😄！
私のレコが、長年の懸案ルートを踏破するきっかけになり大変嬉しいです！イワウチワのおまけもついて、終わってみれば最高でしたね😄！
ではまた〜😊
旧道は整備もされていたようなのでかつては仕事道として活用されていたのでしょうね。現在は写真の様に随所が荒れているのでよっぽどのことがない限り歩かれないでしょうが、あのお爺さんのように山菜取りや沢ヤさんは使っているのかな？途中にあるいくつかの尾根道には興味ありますが…
ちょうどアカヤシオの時季で本当によかったです。お花にパワーをいただきました！ それでは。
godohan
いつも活動的ですね、凄いです。
アカヤシオ沢山綺麗に咲いてて良いですね。
イワウチワも綺麗。
67枚目『トリカブト』ですよ❗
ニリンソウと似てて、山菜と間違えて採る人がいるようです💦
気を付けてくださいね。
三大毒草（バイケイソウ・トリカブト・ハシリドコロ）❗
さすがお花の師匠、ありがとうございます！
葉っぱだけ見たらまだ咲いていないニリンソウかと思っちゃいました。まさかこれがあのトリカブトとは。花が咲けばさすがに私でも区別できると思いますが、この段階では無理ですね(笑)
ハシリドコロもバイケイソウもあったので三大毒草が揃い踏みですね。気を付けます！
また色々教えてくださいませ。それでは。 godohan
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