西大峯山 大虫川支川 夏夜鳥谷 マイナス1


- GPS
- 04:23
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 429m
- 下り
- 429m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
オオネントウ手前の鞍部からシロヤマ谷に沿って夏夜鳥集落跡までは、踏み跡がある。ただし、下流部右岸は伐採作業中である。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
防虫スプレー
防虫ネット
|
---|
感想
西大峯山からオオネントウに縦走すると、西側に急峻な谷が見える。地形図では源頭に露岩記号も多く見られ、興味深い。桑原良敏の「西中国山地」の大峯山の説明では、ナツヤドリ谷とある。インターネットで調べると、夏夜鳥の集落は、助藤のさらに奥にあって、芸藩通志の虫所山村*にも記載があり、河内神社も載っている。現在は、集落跡地には廃屋が一軒と、河内神社が残っているようで、廃村になったのは、そう遠い過去でもないようだ。夏夜鳥の名前もゆかしい山奥の秘境も興味深いし、この谷をつめて、源頭の露岩を探索し、オオネントウの手前の鞍部からシロヤマ谷(「西中国山地」)を下ってみようと思った。助藤までの県道は酷かった。夏夜鳥川にそった林道を歩いていくと、夏夜鳥集落跡地の上部では折悪しく伐採作業が行われていた。川にかかる赤い橋を渡った先に河内社があり、そのわきから入渓しようとしたが、蔓藪が酷く、並走する廃林道に逃げながらの遡行となった。蔓藪の地獄は、結局、流程の2/3ほどまで続き、藪から解放されたのは、精魂尽き果てた頃だった。ここまで、大きな滝もなく、谷は、もう源頭の雰囲気であった。上部は、V字谷となったが、期待した露岩記号に相当する岩崖も、大滝もなく、ガレの間に申し訳程度の小滝があっただけだった。蔓藪こぎが、この谷の核心で、遡行価値はゼロどころではなく、マイナス1と言いたいほどだ。下降したシロヤマ谷も、植林地の中の平凡な流れで、一カ所、丸裸になった伐採地の脇に7mほどの見栄えのする滝があっただけだった。川沿いの棚田跡には、カヤが茂り、山地から人が去って、山や谷が荒れていく現実を見た山行だった。
*https://livedoor.blogimg.jp/tombosou/imgs/6/8/68938e1d.jpg
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