大明神山から毛勝山(南峰)周回 〜西尾根、ボーサマ谷〜


- GPS
- 12:44
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,143m
- 下り
- 2,150m
コースタイム
- 山行
- 11:33
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 12:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://maps.app.goo.gl/ASi6rrqtvcFvp7Gw5 しかし下山後通行止めゲートが片貝山ノ守キャンプ場の先まで移動されていた。 除雪は南又谷側は分岐まで、東又谷側は分岐から片貝山荘までの中間地点辺りまで進んでます。 ゲートから分岐までは自転車利用(4k程度で傾斜は緩い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■東又谷、南又谷分岐〜西尾根取り付き〜大明神山 ・林道はほぼ雪面歩行、危険な方斜面は無かった ・西尾根は取付にこそ雪あったが途中から藪漕ぎ、たぶん「みんなの足跡 冬」にある手前側の谷から登れば藪漕ぎ無かったと思われる。 ・標高1000mあたりから快適な雪面歩行、急斜面は無かった ■大明神山〜毛勝山(南峰) ・北側に雪庇あり、場所によっては南側も樹木が出ており歩ける場所は限られる。クラックや隠れホールもあり ■P2249への登りが今回一番の急斜面、アイゼンを蹴りこみウィペットをしっかり差し込んで慎重に登った ■毛勝山(南峰)〜ボーサマのコル〜毛勝山登山口〜東又谷、南又谷分岐 ・ボーサマ谷はバックステップで慎重に降りた、アイゼンの沈み込みは踝くらいありさほど危険は感じなかった ・三又あたりまで下るとデブリランド、両脇からも偶に小規模な雪崩あったがこちらも危険を感じるほどではなかった ・板菱から先の堰堤も右岸・左岸を選びながら通過、まだスノーブリッジも多いので移動は簡単だった。 ・僧ヶ岳登山口から片貝山荘までの林道は急な方斜面、直接片貝山荘へ出るルートの方が良かった ・東又谷、南又谷分岐までの林道は除雪は進んでいるものの雪壁が高く時折落石があった。ヘルメット着用したまま慎重に歩いた 足元は全行程10本爪アイゼン、手元はウィペットです。 沈み込みは深い所でも踝程度 |
写真
感想
そろそろ山菜の季節。待ったなしでどんどん生えてくる山菜、一方で雪も待ったなしでどんどん融けていく。とにかく毎年この時期は忙しい!
ぼんやりだが天気良ければ登山、そうでなければ山菜採りという感じで行先を決めている。今回は天気良かったので登山へ。その登山もアクセスでよく使うR158が通行止めで白鳥に抜けれない。私に限らず登山好きの福井県民にとってこれはかなり痛いはず。中部縦貫道の延伸もあり近年は北、中央、南アルプスの何処に行くにしてもここを通る。夏休み前までの迂回路完成、よろしくお願いします。
と言う事情もあり行先は北陸道からのアクセスも良い毛勝山三山へ。目的は毛勝三山の前衛峰にあたる大明神山登頂と猫又谷。大明神山は毛勝三山を登ると気になる山で、決して形が良い訳では無いでが名前にインパクトがある。猫又谷は同じ時期に歩いたとき好きになった。GPSログ飛んだのかと思うくらい真っ直ぐ伸びた谷はとても美しい。
大明神山は理想だけで言えば東又・南又分岐のところから登りたかったが、雪切れと判断して西尾根から取り付いた。最初は雪面歩行だったが尾根芯に出たら30分ほど藪漕ぎ。後から分かったが沢筋から登ればかわせたよう。その後は快適歩行となり、さほど危険箇所もなく大明神山登頂。
もちろん貸切、霞もなく展望も良かったが身体の方が絶不調。前日の車中泊でなぜか殆ど寝れなかったせいだと思われるが、ペースも上がらないし気分も少し悪いくらい。本気で下山しようかと悩んだけど天気は良いし時間もある。少なくとも北方稜線まで赤線繋げたいので進んだら気分良くなった。
毛勝山(南峰)までは急斜面あり、痩せ尾根ありで慎重に通過しお昼頃南峰に登頂。この時点で猫又谷は諦めた。既に1回無理を通したし猫又谷側へ行くと下山が更に遅くなりそうだから。
下山はボーサマ谷と決めたら時間に余裕も生まれ、剱岳と後立山連峰の峰々を眺めながらまったり休憩。毛勝山北峰に人が見えていたが、ちょうどボーサマ谷下降地点でスライド。聞けば2泊3日で僧ヶ岳から北方稜線を歩いてきたとのことで、この後私が登ってきた大明神山経由で宗次郎谷で降りるらしい。縦走・周回出来る良いコース、機会があればパクりたいが私レベルで行けるのかな?
ボーサマ谷(毛勝谷)は一度登った事はあるが降りるのは初めて。時間もお昼過ぎなので雪崩れの心配はあったが昨日の高温で落ちていると判断。急斜面をバックステップで慎重に降りて三又辺りに出ると案の定デブリランド。でもこの雪崩跡含め残雪期の谷ルートはとても好き。別の惑星に降り立った時のような気分になれとても面白い。
阿部木谷あたりから堰堤出てくるが、まだ雪量もあり余裕で通過して東又林道へ。最初は除雪未了の方斜面もあったが、その後舗装路となり分岐にゴール。しかし除雪された舗装路も両サイドに雪壁があり、何度か落石が落ちてきてヒヤヒヤした。
猫又谷はまた次回、三山とも天望良いのでイグルー泊かな(^.^)
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