今回の出発点、戸倉駅。戸倉宿キティパークに咲く桜が遠くに見える。最初、キティパークの駐車場に車を止めようと考えたが、相当混みそう。早朝に行かないと難しそうだったのでその案は見送った。
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4/19 11:39
今回の出発点、戸倉駅。戸倉宿キティパークに咲く桜が遠くに見える。最初、キティパークの駐車場に車を止めようと考えたが、相当混みそう。早朝に行かないと難しそうだったのでその案は見送った。
一番奥に見えるのが目指す冠着山…と言いたいところだが、どうもこの地点から冠着山山頂は見えない様子。手前の山肌にぽつぽつと白い花を付けた木があるが、恐らく桜。この季節は山桜(?)がよく咲いている。
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4/19 11:52
一番奥に見えるのが目指す冠着山…と言いたいところだが、どうもこの地点から冠着山山頂は見えない様子。手前の山肌にぽつぽつと白い花を付けた木があるが、恐らく桜。この季節は山桜(?)がよく咲いている。
車道の横に申し訳程度に残った岩、この岩は「獅子ヶ岩」という。今ではこの岩が注目される事はあまりないが、昔(絵葉書の写真がまだ白黒だった頃)は景勝地だったらしい。
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4/19 12:10
車道の横に申し訳程度に残った岩、この岩は「獅子ヶ岩」という。今ではこの岩が注目される事はあまりないが、昔(絵葉書の写真がまだ白黒だった頃)は景勝地だったらしい。
ここが登山口。佐良志奈神社の横から尾根を登って行く。30年程前には佐良志奈神社と温泉街の間には岩をくり抜いたトンネルがあり、その中に神社が祀られていた。そして何軒かの飲み屋(!)があり、一種独特の雰囲気を醸し出していた。温泉街側の道路拡幅に伴い、何故か閉鎖されてしまった。地下にはまだそのままで残っているのだろうが、何故閉鎖してしまったのだろう。残念だ。
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4/19 12:11
ここが登山口。佐良志奈神社の横から尾根を登って行く。30年程前には佐良志奈神社と温泉街の間には岩をくり抜いたトンネルがあり、その中に神社が祀られていた。そして何軒かの飲み屋(!)があり、一種独特の雰囲気を醸し出していた。温泉街側の道路拡幅に伴い、何故か閉鎖されてしまった。地下にはまだそのままで残っているのだろうが、何故閉鎖してしまったのだろう。残念だ。
ヤマブキ(山吹)。桜と同時期に咲くこの花だが、登山口から暫くの間、車道にしては狭い道の両端に咲き誇っていた。狭く曲がりくねっている道の両端にヤマブキ。中々良い雰囲気だ。
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4/19 12:26
ヤマブキ(山吹)。桜と同時期に咲くこの花だが、登山口から暫くの間、車道にしては狭い道の両端に咲き誇っていた。狭く曲がりくねっている道の両端にヤマブキ。中々良い雰囲気だ。
登山道は途中、古道を横切る。明治の頃には獅子ヶ岩横に道が開削されたのでこの”古道”はそれ以前のものになるのだろう。この道に関しては明治43年測量の地形図にも載っていなかった。その頃既に使われなくなった道ということなのだろうか。ちなみに、当時の地図には登山口の神社の名前が”佐良支奈神社”とあり、現在と表記が異なっている。
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4/19 12:51
登山道は途中、古道を横切る。明治の頃には獅子ヶ岩横に道が開削されたのでこの”古道”はそれ以前のものになるのだろう。この道に関しては明治43年測量の地形図にも載っていなかった。その頃既に使われなくなった道ということなのだろうか。ちなみに、当時の地図には登山口の神社の名前が”佐良支奈神社”とあり、現在と表記が異なっている。
八王子山を越えた辺りにある祠。台座が新しい。台座だけ後年のものなのだろうか。
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4/19 12:53
八王子山を越えた辺りにある祠。台座が新しい。台座だけ後年のものなのだろうか。
日当たりのよい快適な尾根道。この周辺は松林。季節になれば松茸が生えてきそう。この辺りでは松の香りが漂ってきていた。
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4/19 13:07
日当たりのよい快適な尾根道。この周辺は松林。季節になれば松茸が生えてきそう。この辺りでは松の香りが漂ってきていた。
本来の道は、手前側から中央部分を奥へと進む。現状では手前側は崩落、奥は倒木によって進むのが難しい。踏み跡は崩落の手前を右側に直登する。
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4/19 13:32
本来の道は、手前側から中央部分を奥へと進む。現状では手前側は崩落、奥は倒木によって進むのが難しい。踏み跡は崩落の手前を右側に直登する。
この周辺になると植生がやや変わってくる。道の状態からそれほど多くの人が利用している訳ではない事がわかる。幾つかの倒木や欠損箇所が放置されたままなのは致し方ないのだろうか。
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4/19 14:12
この周辺になると植生がやや変わってくる。道の状態からそれほど多くの人が利用している訳ではない事がわかる。幾つかの倒木や欠損箇所が放置されたままなのは致し方ないのだろうか。
山はスミレの季節。タチツボスミレだろうか。道中、沢山見かけることができた。
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4/19 14:27
山はスミレの季節。タチツボスミレだろうか。道中、沢山見かけることができた。
カタクリ(片栗)。群生している訳ではなかったが、あちらこちらで見かけることができた。葉だけの株、つまり花をつけていない株も沢山見かけることができた。カタクリは発芽から花が咲くまで8〜9年程かかるという。葉だけの株は数年後に花をつけることになるのだろう。
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4/19 14:34
カタクリ(片栗)。群生している訳ではなかったが、あちらこちらで見かけることができた。葉だけの株、つまり花をつけていない株も沢山見かけることができた。カタクリは発芽から花が咲くまで8〜9年程かかるという。葉だけの株は数年後に花をつけることになるのだろう。
矢印と”下り”の文字が書かれた道標。矢印と文字部分が浮き出て見えるが塗料の厚さ故か、それとも塗料を塗っていない箇所が削れたのか。それほど古い(=何十年も前のものではない)物には思えなかったが短期間でこうなってしまうのだろうか。
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4/19 14:47
矢印と”下り”の文字が書かれた道標。矢印と文字部分が浮き出て見えるが塗料の厚さ故か、それとも塗料を塗っていない箇所が削れたのか。それほど古い(=何十年も前のものではない)物には思えなかったが短期間でこうなってしまうのだろうか。
第一展望台。展望台というのは名ばかりであまり開けてはいない。以前に比べ木々が育ったために展望が利かなくなったのだろうか。木々の間からちょっと下界が見え隠れ、そんな展望台だった。
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4/19 14:49
第一展望台。展望台というのは名ばかりであまり開けてはいない。以前に比べ木々が育ったために展望が利かなくなったのだろうか。木々の間からちょっと下界が見え隠れ、そんな展望台だった。
第二展望台。写真に写る岩に座ると丁度よい。休憩適地。登り始めた時にすれ違った犬連れ散歩していた方によると、犬にマダニが集っていたとか。すでにこの季節でマダニか…。変なところに座るとマダニの餌食になるかも…と、戦々恐々としていた。幸運なことに、結局マダニの餌食になることなく下山出来たのだが。
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4/19 15:18
第二展望台。写真に写る岩に座ると丁度よい。休憩適地。登り始めた時にすれ違った犬連れ散歩していた方によると、犬にマダニが集っていたとか。すでにこの季節でマダニか…。変なところに座るとマダニの餌食になるかも…と、戦々恐々としていた。幸運なことに、結局マダニの餌食になることなく下山出来たのだが。
黒部幹線No.359鉄塔の真下から北北東方面を望む。この地点で山頂到着が遅い時間になる事は目に見えていたのでエスケープルートから下山しようかどうか一瞬悩んだ。
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4/19 15:37
黒部幹線No.359鉄塔の真下から北北東方面を望む。この地点で山頂到着が遅い時間になる事は目に見えていたのでエスケープルートから下山しようかどうか一瞬悩んだ。
明治二十五年と読める境界石柱らしきもの。あまり時間が無かったので解読は出来なかった。(もっとも、時間があっても私に読めるか否かは甚だ怪しい所)同様の石柱がコース上にもう一ヵ所見つけることが出来た。
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4/19 15:53
明治二十五年と読める境界石柱らしきもの。あまり時間が無かったので解読は出来なかった。(もっとも、時間があっても私に読めるか否かは甚だ怪しい所)同様の石柱がコース上にもう一ヵ所見つけることが出来た。
尾根上を延々と歩いて行く。小さなアップダウンが繰り返す。
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4/19 16:00
尾根上を延々と歩いて行く。小さなアップダウンが繰り返す。
所々に現れる『姥捨山→』と書かれた木の札。これより古いものは見当たらず、また、新しい物も見当たらなかった。この札が掛けられた時に整備された後、あまり整備されなかったのだろうか。
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4/19 16:07
所々に現れる『姥捨山→』と書かれた木の札。これより古いものは見当たらず、また、新しい物も見当たらなかった。この札が掛けられた時に整備された後、あまり整備されなかったのだろうか。
平坦な場所も時折現れる。向かって右側の山が目指す冠着山。
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4/19 16:30
平坦な場所も時折現れる。向かって右側の山が目指す冠着山。
どちらに歩こうとも『いこいの森』なのかな?この道標は先ほどの木の札よりは新しそうに見受けられた。
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4/19 16:33
どちらに歩こうとも『いこいの森』なのかな?この道標は先ほどの木の札よりは新しそうに見受けられた。
ここが今回の道間違いポイント。写真右下側から歩いてくると、そのまま写真の左上方向に歩いて行ってしまう。実際、道っぽくなっており、そして踏み跡も薄っすらついている。正規ルートは写真右端にある白いポールのところを右折する。いやこれ、判らんだろ…。
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4/19 16:51
ここが今回の道間違いポイント。写真右下側から歩いてくると、そのまま写真の左上方向に歩いて行ってしまう。実際、道っぽくなっており、そして踏み跡も薄っすらついている。正規ルートは写真右端にある白いポールのところを右折する。いやこれ、判らんだろ…。
坊抱岩(ぼこだきいわ)直下に到着。坊抱岩を見上げる。クライマーがここに来て訓練等するらしい。岩には残置ハーケンが。
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4/19 17:00
坊抱岩(ぼこだきいわ)直下に到着。坊抱岩を見上げる。クライマーがここに来て訓練等するらしい。岩には残置ハーケンが。
古い時代のチェーンが残っている。T字の金具は何なのだろう?「これを掴んで登れ」という事なのだろうか。現在はこのチェーンを使わずに左側に回り込んで登るルートになっている。ここの他にもどこからか判らない場所から登って来た捨て縄があったりする。ルートが付け替えられた名残なのだろう。
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4/19 17:01
古い時代のチェーンが残っている。T字の金具は何なのだろう?「これを掴んで登れ」という事なのだろうか。現在はこのチェーンを使わずに左側に回り込んで登るルートになっている。ここの他にもどこからか判らない場所から登って来た捨て縄があったりする。ルートが付け替えられた名残なのだろう。
フキノトウ。3株程咲いていた。花が咲く前の新芽は見当たらず。
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4/19 17:49
フキノトウ。3株程咲いていた。花が咲く前の新芽は見当たらず。
ファンタオレンジ1リットルサイズの瓶。昔は当たり前のように見かけていたのだけれど、この頃全く見かけなくなった。多分もう製造していないのだろう。最後に見かけたのは1980年代後半だったかな。確か瓶の保証金30円だったはず。
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4/19 17:50
ファンタオレンジ1リットルサイズの瓶。昔は当たり前のように見かけていたのだけれど、この頃全く見かけなくなった。多分もう製造していないのだろう。最後に見かけたのは1980年代後半だったかな。確か瓶の保証金30円だったはず。
冠着山山頂には冠着神社がある。この神社には月読尊(つくよみのみこと)が祀られている。4月の午後6時にもなると人の気配は全く無かった。流石にこの時間だと皆さん下山してるよね…。
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4/19 17:57
冠着山山頂には冠着神社がある。この神社には月読尊(つくよみのみこと)が祀られている。4月の午後6時にもなると人の気配は全く無かった。流石にこの時間だと皆さん下山してるよね…。
じ、実は…。目指す目的地は写真中央に写る山の向こう側なのだよ…。まだまだ距離があるなぁ…。
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4/19 17:58
じ、実は…。目指す目的地は写真中央に写る山の向こう側なのだよ…。まだまだ距離があるなぁ…。
神社内に立てかけられていた説明看板。この看板には冠着山が溶岩円頂丘と書かれていたが、実はそうではないらしい。成層火山の根っこ、火山岩頸という話も聞いたのだが…。実際、別の場所には別の説明書きがあった。
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4/19 18:00
神社内に立てかけられていた説明看板。この看板には冠着山が溶岩円頂丘と書かれていたが、実はそうではないらしい。成層火山の根っこ、火山岩頸という話も聞いたのだが…。実際、別の場所には別の説明書きがあった。
『火の用心』いやぁ…雰囲気が出まくりですね、この看板。夜中に見かけたらちょっと気持ち悪いかも。
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4/19 18:04
『火の用心』いやぁ…雰囲気が出まくりですね、この看板。夜中に見かけたらちょっと気持ち悪いかも。
随分と明るく写っているが、実は日没後の写真。この日の日没時間は18:24(但し千曲市)かなり薄暗くなってきた。ここから下山目的地までは林道歩きが待っている。車を置いてきた四十八曲隧道まではあと少し…(じゃないんだよなぁ)
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4/19 18:34
随分と明るく写っているが、実は日没後の写真。この日の日没時間は18:24(但し千曲市)かなり薄暗くなってきた。ここから下山目的地までは林道歩きが待っている。車を置いてきた四十八曲隧道まではあと少し…(じゃないんだよなぁ)
今回、最初の計画では鳥居平の駐車場に車を置いて下山しようと考えていた。しかし、このイベントとやらのお陰で一本道が通行止め。車は四十八曲隧道(現在は廃トンネル)前に置くことに。正直、一般道、しかも一本道を閉鎖してのイベント開催は止めてほしいところだ。
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4/19 18:35
今回、最初の計画では鳥居平の駐車場に車を置いて下山しようと考えていた。しかし、このイベントとやらのお陰で一本道が通行止め。車は四十八曲隧道(現在は廃トンネル)前に置くことに。正直、一般道、しかも一本道を閉鎖してのイベント開催は止めてほしいところだ。
日はとっぷりと暮れてしまった。1152m峰を通る尾根道を辿りたかったのだが、日没の為断念。本来ならばこの地点に下ってくる筈。ただ、この尾根道、あまり歩いた方がいない模様。もしかすると踏み跡すら無いのではないだろうか。
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4/19 18:57
日はとっぷりと暮れてしまった。1152m峰を通る尾根道を辿りたかったのだが、日没の為断念。本来ならばこの地点に下ってくる筈。ただ、この尾根道、あまり歩いた方がいない模様。もしかすると踏み跡すら無いのではないだろうか。
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