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Yamareco

記録ID: 7926014
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

小川町の桃源郷から官ノ倉山・石尊山へ

2025年03月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:30
距離
13.4km
登り
428m
下り
411m

コースタイム

日帰り
山行
4:41
休憩
1:18
合計
5:59
9:26
34
木落しバス停
10:00
10:15
18
10:33
10:42
18
11:00
11:01
13
11:14
11:22
10
11:32
16
11:48
30
12:18
12:27
2
12:29
13:04
66
14:10
13:20
34
石尊山
13:54
13:55
16
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:小川町駅→木落しバス停下車
復路:東武竹沢駅
コース状況/
危険箇所等
石尊山から北向地蔵へと下り道は岩の道(がレ場)なので雨の日や雨が降った後は滑りやすく注意が必要(一部鎖場)
その他周辺情報 ・トイレ 小川駅改札外、県道11号線(熊谷小川秩父線)切通橋先、北向不動先
・和菓子屋 小松屋本店(いちご大福(常温)・生クリーム大福(冷凍)
小川町駅から白石車庫行のバスに乗り、木落バス停で下車。おおよそ30分ほど歩くと「小川町の桃源郷」と呼ばれている場所に到着
2025年03月22日 09:53撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 9:53
小川町駅から白石車庫行のバスに乗り、木落バス停で下車。おおよそ30分ほど歩くと「小川町の桃源郷」と呼ばれている場所に到着
山桜かな
2025年03月22日 09:57撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 9:57
山桜かな
サンシュウ
2025年03月22日 09:57撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3/22 9:57
サンシュウ
山肌に広がる花畑
2025年03月22日 09:59撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 9:59
山肌に広がる花畑
サンシュウの花は可愛い
2025年03月22日 10:01撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
1
3/22 10:01
サンシュウの花は可愛い
鑑賞者は少なめでゆっくり見られた
2025年03月22日 10:01撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:01
鑑賞者は少なめでゆっくり見られた
一眼レフ風に撮ってみた
2025年03月22日 10:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3/22 10:02
一眼レフ風に撮ってみた
これは桜かな
2025年03月22日 10:02撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:02
これは桜かな
サンシュウの群生もイイね
2025年03月22日 10:02撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:02
サンシュウの群生もイイね
これも
2025年03月22日 10:02撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:02
これも
黄色と淡いピンクのコントラスト
2025年03月22日 10:04撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:04
黄色と淡いピンクのコントラスト
サンシュウが映える
2025年03月22日 10:06撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
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サンシュウが映える
そろそろ戻ろうかな。
2025年03月22日 10:07撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:07
そろそろ戻ろうかな。
木落しのバス停に戻る途中の花、カンヒザクラかな
2025年03月22日 10:27撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 10:27
木落しのバス停に戻る途中の花、カンヒザクラかな
大きな「生クリーム大福」の看板に誘われ立ち寄り
2025年03月22日 11:41撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 11:41
大きな「生クリーム大福」の看板に誘われ立ち寄り
看板にあった生クリーム大福は冷凍。説明によれば夏場は30分後に食べられるようだ。私はパスし酒饅頭と炭酸饅頭を購入
2025年03月22日 11:40撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 11:40
看板にあった生クリーム大福は冷凍。説明によれば夏場は30分後に食べられるようだ。私はパスし酒饅頭と炭酸饅頭を購入
官ノ倉山の登山口はこのお寺の先を曲がるとあった
2025年03月22日 11:45撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 11:45
官ノ倉山の登山口はこのお寺の先を曲がるとあった
ここを曲がる
2025年03月22日 11:47撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 11:47
ここを曲がる
登山口
2025年03月22日 11:52撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 11:52
登山口
登山口からはいきなりの直登。終わるとやっと尾根道になったが
2025年03月22日 12:10撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 12:10
登山口からはいきなりの直登。終わるとやっと尾根道になったが
過ぎるとまた直登
2025年03月22日 12:18撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 12:18
過ぎるとまた直登
この看板に誘われて登ったが、途中で山道が消失。戻って右の道へ
2025年03月22日 12:21撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 12:21
この看板に誘われて登ったが、途中で山道が消失。戻って右の道へ
右に行くと石尊山。左が官ノ倉の頂上
2025年03月22日 12:30撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 12:30
右に行くと石尊山。左が官ノ倉の頂上
頂上直下のザレ場。頂上には数組の登山者がお昼を取っていた。
展望の良い頂上ではあるがこの時期、紫外線の影響なのか、遠望は霞んでいた。昼食後、石尊山に向け出発
2025年03月22日 12:34撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 12:34
頂上直下のザレ場。頂上には数組の登山者がお昼を取っていた。
展望の良い頂上ではあるがこの時期、紫外線の影響なのか、遠望は霞んでいた。昼食後、石尊山に向け出発
最初は木の根みち、見えるは頂上かな
2025年03月22日 13:10撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 13:10
最初は木の根みち、見えるは頂上かな
頂上の手前のピークでした
2025年03月22日 13:13撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 13:13
頂上の手前のピークでした
ここが頂上
2025年03月22日 13:16撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
1
3/22 13:16
ここが頂上
頂上からの下りは鎖場や急坂の岩場(ガレ場)が続く
2025年03月22日 13:25撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 13:25
頂上からの下りは鎖場や急坂の岩場(ガレ場)が続く
見上げるとこんな感じ。写真だと斜度が分からいんだよな。結構な急坂だったが、友人に助けて貰いながら何とか下山
2025年03月22日 13:33撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 13:33
見上げるとこんな感じ。写真だと斜度が分からいんだよな。結構な急坂だったが、友人に助けて貰いながら何とか下山
やっと普通の道へ。もう足はガクガク
2025年03月22日 13:44撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 13:44
やっと普通の道へ。もう足はガクガク
北向不動に着いた!。駅まで頑張るぞー
2025年03月22日 13:54撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 13:54
北向不動に着いた!。駅まで頑張るぞー
ヤマザクラを観て、元気をもらい
2025年03月22日 14:11撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 14:11
ヤマザクラを観て、元気をもらい
やっと東武竹沢駅に着いた。即、自動販売機で冷えたスポーツドリンクをゲット
2025年03月22日 14:34撮影 by  DMC-ZX1, Panasonic
3/22 14:34
やっと東武竹沢駅に着いた。即、自動販売機で冷えたスポーツドリンクをゲット

感想

官ノ倉山は2年ほど前から何度か計画を立てたが行けなかった山だった。
駅からのアプローチが長い事や膝の故障を抱えながらの石尊山の鎖場への不安が引っかかっていたからだ。しかし、今年になって「小川町の桃源郷」の事を知り、桃源郷→官ノ倉山の計画を立て、友人と行く事となった、
今日は快晴、最高気温が24度にもなるという。日焼け止めを顔に塗り、つばの広い登山用の帽子を被り勇んで家を出た。
飯能駅で西武秩父線のホームには沢山の登山者が並んでいた。
奥武蔵の山あるいは秩父の山かな
東飯能、高麗川で乗り換え小川町に到着。先に到着していた友人と白石車庫行のバス停に向かいと、そこにはすでに十数人の登山者が並んでいた。
聞くと大きな団体が主催している山行で、皇鈴山に登るという。皆楽しげに山の話をしていた。
バスは定刻通り木落しバス停に停車・スマホで道を確かめながら桃源郷のある場所に歩き始めた。県道から山あいの上りの道は植林された杉や檜が両側に茂っていて少し薄暗いほどだ。いくつかのカーブを曲がるといきなり目の先に白やピンクの花が咲いている谷戸が見えた。
谷戸の底には山桜のピンクや白、サンシュウの黄色い花が咲き乱れていたが、花桃の赤い花はまだつぼみのままだった。観覧者は数人いるだけの静かな谷戸で春の暖かな陽を浴び、時々吹いてくる風に吹かれながらのんびりと花を見て回った。もう官ノ倉山に行かなくても十分満足できたほどだ。山桜の低い枝の又にデジカメを構え、じっとシャッターチャンスを待っている一人の山仕事姿の老人がいた。話を聞くと、写真コンクール用の写真を取るという。今日のような天気の日も良いが、早朝の朝霧の風景も捨てがたいと話を聞かせてくれたことが頭に残った。十分花の風景を堪能したので、次の目的地官ノ倉山へ向けて歩き始めた。
途中熊谷小川秩父線と呼ばれている県道で安戸橋方面に曲がる交差点の前に「生クリーム大福」の絵入りの大きな看板があった。槻川を渡り、瞬く歩くとその看板の和菓子店小松屋本店が眼の前にあった。
私が住んでいる市にも無いような大きな店で、創業220年だそうだ。客が2,3人進物用の和菓子を買っていた。店の中はイートインコーナーもあり、時間があればお茶でも飲みながら食べただろう。肝心の生クリーム大福は冷凍のショーケースに入っていた。自然解凍して食べるようなので、私は饅頭を2つ買い、店を出た。
官ノ倉山の登山口に着いたのが11時50分、そこから約40分の急登が始まった。予想はしていたが思ったより苦しく感じ、友人に迷惑をかけながらも何度か途中で休み、やっと頂上に着いた。さほど広くない頂上だがすでに4,5人の登山者が昼食を取っているのが見えた。南側は展望が開けていたが霞の影響か遠くの山々が白づんで見えた。
短めの昼食を済ませ、石尊山を目指した。下り、登りを2度返しすと石尊山の頂上に着いた。小さな石尊様の社が鎮座していてなかなか風情があって印象的だ。ここは軽く過ぎ、いよいよ懸案のガレ場の下りが始まった。トレッキングポールを友人に預け、自分は両手を使って鎖場に挑んだ。
ほんの数メートルの鎖場は経験済みだが、下を見ると鎖は左右に引かれ終りが見えない。こんな鎖場は初めてだ。ヒンヤリとした鎖を両手で掴み、あるいは片手は岩や木の根を掴んでそろり、そろりと下を見ながら足の置き場所を確認しながら降りた。このときほど膝の調子の悪さを呪ったことは無く、スリルを味わうと言うより、早く終わらないかと思いながら足を下ろした。鎖は途中で中継され、別な鎖につながっていた。
鎖場がやっと終わると今度は傾斜はやや緩くはなっているがガレ場が続いていた。今度はポールで体を支え、足を踏み外さないように一歩一歩確実に降りた。落ち葉が溜まっている箇所は滑りやすくなっていた。どのくらいの時間が過ぎたのだろうか、やっとガレ場が終わった。
足や膝には疲労がたまり、下を向いてばかり歩いていたので、今度は腰に痛みがはしり始めた。北向不動を過ぎ、笠原地区憩いの場でトイレを済まし一路東武竹沢駅目指して黙々と歩いた。陽射しは容赦なくカンカン体を照らし、額から流れる汗で目が染みた。スマホを見るとすでに歩行距離が13Kmを超えていた。
今回の計画チョット距離に無理があったのかと一瞬頭の隅を横切ったが、桃源郷の花々を思い出すとその考えはいつの間にか消えていた。
国道脇を歩き、右折し八高線の踏切を超えたら東武竹沢駅の駅舎が目に入った。終わった・・・・と思いきや目は自動販売機を探し始めていた。

数年越しの官ノ倉山、そして桃源郷・・・終わってみると良い山旅だった。怪我も体調不良もなく無事歩けた。終わって見ると苦しいことは忘れ、楽しいことしか覚えていないようだ。
今回も山の神にありがとう。もう次の山はどこか考え始めている。

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訪問者数:127人

コメント

本当に綺麗な花景色ですね
2025/3/24 7:36
来年は登谷山の近くの花桃の郷(東秩父村)に行こうと思っています。
2025/3/24 9:12
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