【祝】厳冬期高尾山1号路【登山デビュー】


- GPS
- 02:56
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 471m
- 下り
- 470m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 2:58
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス | 京王高尾線 高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂手前にすこしだけ雪の残っているところあり |
写真
装備
個人装備 |
Google Pixel 7a
アサヒ十六茶麦茶500mL
もしもの時の食糧(明治ポイフル1箱)
もしもの時の食糧(有楽製菓チョコケーキ1袋)
Anker PowerCore Speed 10000 QC
Anker PowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブル(0.9m)
エコバッグ
現金
クレジットカード
キャシュカード
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感想
まとやん社長のYouTubeを観るようになって数ヶ月
ヤマレコを使わせてもらい始めてから約2ヶ月
今回、満を持して憧れの登山に初挑戦してまいりまちた
東京のはしっこ、八王子の霊峰高尾山をケーブルカー・リフトを使わずに1号路で麓から山頂を往復する計画でしゅ
舗装されてて楽勝、普段着とスニーカーで十分、サンダルでも登頂出来るという情報が散見される一方、普段運動をしていない人には厳しいという情報も見かける1号路
結論から言うと、体力的には問題なかったものの、高所への恐怖・不安との戦いになりまちた
朝8時半過ぎ、京王高尾線 高尾山口駅に到着
高尾山口駅とケーブルカー清滝駅の駅舎に『インターネットで見たのと同じだ!』とテンションが上がりましゅ
ケーブルカー駅前広場、高尾山薬王院の寺号標の右手から登山START
森の匂いを感じ、普段触れることの無い自然にワクワクしつつ、少しの畏怖を抱きながら進みましゅ
開けた場所とは違い、木々で陽が遮られているためか、なんとなく薄暗く感じまちた
比較的緩い坂道をしばらく行くと1つ目のカーブが現れましゅ
このカーブから金毘羅台への分岐までの上りで最初の恐怖が待ち受けていまちた
視界が開けてて下が見えて怖い!
谷側にはスカスカのガードレールがあるだけ
足を滑らせたらスルリと下に落ちてしまう!
恐怖に頭を支配されながら、できる限り山側に寄って進みましゅ
車も通れるほどの道幅があってもこのありさま
先が思いやられましゅ
この頃にはすっかり体が温まって汗をかいてきていまちたが、ダウンを脱ぐ余裕はありませんでちた
ここから先はつづら折りの道を進み標高を上げていきましゅ
普段のウォーキング時とは比べものにならない位の歩幅、速度でのろのろと上って行き、リフト山頂駅手前で次の恐怖に直面
これまでに無く長くて急な坂
転んだら坂の下まで転がって行って、勢いづいて山の下まで転がり落ちるかも とか
ここで小銭をぶち撒けたら取り返しがつかないぞ とか
妄想で不安が膨れ上がりましゅ
ここで『やっぱり帰りはケーブルカーで降りよう』と決意
上りは目の前だけ見ていれば高さを感じずに済みましゅが、下りは嫌でも下を見ざるを得ない
無事に下れる気がしましぇん
恐怖と戦いながらどうにか急坂を上りきるとかすみ台展望台、さる園、たこ杉と続く平坦な癒しゾーンに
頑張って上ってきてよかった!と観光を楽しみながら計画通り分岐を左、男坂方面へ
目の前に現れた男坂は下から上まで丸見えの長い長い石階段
怖すぎる
これまでの坂道の怖さなど序の口でちた・・・
後向きに倒れたらおしまいだ と真ん中の手すりをぐっと掴み、踏み外さないように手に汗握りながら一段一段慎重に上っていきましゅ
帰りは女坂で下るルートにしておいてよかったと、計画を立てた時の自分に感謝しながらなんとか108段の男坂を制覇
権現茶屋の前を通り、参道脇に並ぶ杉苗奉納者芳名板を見ながら進んでいくと薬王院へ到着
ここからが本格的な苦難の始まりでしゅ
本堂脇から本社への階段
本社裏から奥の院へ続く階段
息つく間もなく現れる長くて急な石階段に涙目
絶望でしゅ
奥の院手前の階段前で、登頂を諦めるかどうか本気で迷いまちた
上ったら下りなきゃいけない
でも、この急な階段を無事に下れる気がしない
そんな不安を抱いているくせに『ここまで来たんだし』と、サンクコストに囚われ無理やり階段を上り切りましゅ
山頂へ向かいながらも頭の中は下山のことでいっぱい
あの階段を下ることを考えると気が気ではありません
なんとかあの階段を避けて下山出来ないものか
他のルートなら階段無いかも・・・???
でも、どんなルートか全然わからないし、普通のスニーカーで来ちゃってるし💭
最悪、階段にお尻をついておりればいけるか?!
そんなことしたら大渋滞をひき起こしちゃうな・・・💭
等々考えながらあっという間に頂上に到着
大見晴台から見た富士山は京王片倉駅から見えた富士山よりも遠くに感じたのが不思議でちた(気のせい??)
さて、いよいよ下山でしゅ
家に帰るためにはやるしかない・・・
迫りくる恐怖の時間を前に自分を鼓舞しながら進み、ついに来まちた、奥の院から下る階段
勇気を出して手摺を掴んで1段降りてみましゅ
『お・・・?!いけるぞ!!!!?!』
これまでの心配をよそに、良いリズムで下りきることが出来まちた
へっぴり腰で階段の縁に近寄って、手摺を掴んで1段降りる!ここまで出来ればあとは意外なほどスムーズに降りられる!
光明が差して急に元気が湧いてきましゅ
無事本堂まで下り終えると一気に心軽やかに!!
上りよりも景色が明るく見える気がしましゅ!
清々しい気分で杉並木の中を歩き、高尾山展望レストランで ずっと食べたかった天狗ドッグを堪能
高尾山スミカでは高尾山チーズタルトを購入し、高尾山観光を満喫しましゅ
階段の下りをクリアしたことで自信がつき、ケーブルカーには乗らず予定通り1号路を歩いて下山
相変わらずガードレールには近寄れないものの、恐怖感で足がすくむようなことも無く、難なく麓までもどることが出来まちた
恐怖に打ち勝ってひとつレベルアップした気のする1日でちた
薬王院へ行くかは別として高尾山にはまた登りたいなぁと思っておりましゅ
まとめ
・『案ずるより産むが易し』
・急坂と長階段だと階段のほうが怖い(高所恐怖症)
・1号路は薬王院から上の避けようのない階段が辛い(高所恐怖症)
・階段の下りは勇気を持って手摺を掴んで一歩踏み出せ!頑張れ!(高所恐怖症)
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