記録ID: 7741526
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
奥多摩・高尾
雲取山（三条の湯でテント泊）
2025年01月25日(土) 〜
2025年01月26日(日)
埼玉県
東京都
山梨県
すえけん298
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 32:40
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 3,056m
- 下り
- 3,072m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:02
距離 16.8km
登り 1,456m
下り 1,116m
2日目
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:44
距離 17.5km
登り 1,572m
下り 1,951m
12:10
12:11
10分
小雲取山
15:02
ゴール地点
| 天候 | 初日は曇り時々晴れ。2日目は快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
サオラ峠から三条の湯までと、三条の湯から三条ダルミまでの間に、それぞれ数カ所崩落地があり、慎重に通過する必要があります。また崩落地でない部分も細い30�僂曚匹良�のトラバースルートを進んでいくことになるので、落ち葉で足場の見えない紅葉から冬の時期は注意が必要です。 日陰になる斜面は、標高1,000mを超える所になると雪が残っていて、特に雲取山山頂付近や七ツ石山山頂付近では凍っている個所もあって、チェーンスパイクを装着するかどうか迷いました。結局着けずに通過できましたが、付けても良かったと思います。特に逆ルートで三条の湯に向かう方は、下りが雪の多い斜面となりますので、装着をお勧めします。 |
| その他周辺情報 | 下山後、奥多摩町の「もえぎの湯」を利用する予定でしたが、行ってみると2025年3月末まで休館中ということで、入れませんでした。ご注意ください。 |
写真
出発が少し遅れ、ヘッドライトは不要なくらいに明るくなってきていました。駐車場から出てすぐ、所畑バス停に向けて坂を下っていきます。
1
1/25 6:32
出発が少し遅れ、ヘッドライトは不要なくらいに明るくなってきていました。駐車場から出てすぐ、所畑バス停に向けて坂を下っていきます。
所畑バス停付近に約180mも降りてきました。逆コースをたどる方は、最後にこの坂を登ることになります。駐車場への案内看板も出ています。奥多摩方向から車で駐車場を目指す場合、カーナビで鴨沢から急角度に折り返して登る道を案内される場合もありますが、こちらの道を行く方が登りやすいと思います。
1
1/25 6:49
所畑バス停付近に約180mも降りてきました。逆コースをたどる方は、最後にこの坂を登ることになります。駐車場への案内看板も出ています。奥多摩方向から車で駐車場を目指す場合、カーナビで鴨沢から急角度に折り返して登る道を案内される場合もありますが、こちらの道を行く方が登りやすいと思います。
単なる地名と分かっているけど、どうも「お祭り」っぽくない洞門です。
お祭バス停を利用する方は、便数が少ないので、行も帰りも注意が必要です。
三条の湯を普通に目指すなら、林道を進むこちらのコースになります。
私は、林道を使うルートの分岐を通り過ぎて数百m行ったところから、丹波天平とサオラ峠を経由して三条の湯に出るコースを選択しました。この登山道入り口へは、お祭バス停よりも一つ先の親川バス停の方が近いようです。
1
1/25 7:08
私は、林道を使うルートの分岐を通り過ぎて数百m行ったところから、丹波天平とサオラ峠を経由して三条の湯に出るコースを選択しました。この登山道入り口へは、お祭バス停よりも一つ先の親川バス停の方が近いようです。
狭いルートが落ち葉で埋まって、どこが端なのか分かりにくくなっていて、気を使いました。
水場です。冬でも十分な水量がありました。水筒に白湯だけ入れて、追加の水はこの水場で調達すれば少しは荷物を軽く出来ます。
この辺は落ち葉で踏み跡は消えて、だいたいの方角とピンクや白のテープを探しながら進むことを強いられました。
ようやく丹波天平に到着。出発から約3時間。林道のコースであれば、もしかすると三条の湯に到着していたかもしれません。
丹波天平の標識・水準点は、ルートから10mほど外れたところにありますので、地図アプリを頼りに向かいました。
この辺から、サルやシカが群れでお迎えしてくれました。スマホのカメラだと、この辺が限界。
同じくサル。ドングリとかがいっぱい落ちていて、餌場になっていました。
サオラ峠の分岐まで来ました。ここからは2〜3時間で三条の湯に到着出来るはず。
幸い、前の日に誰かが歩いた跡がありましたので、その跡を踏むようにして歩きました。
最後のカンバ谷を越え尾根をまわると、林の向こうに三条の湯の建物が見えてきました。初日は約6時間の山行でした。
テント場は山小屋から下に60mほど下った所にあります。この時期は週末でもテント場を利用する客は少なく、余裕がありました。
カレーもおいしかったです。テント場利用者の食堂利用は午後4時までですので、利用したい方は注意してください。
湯気でレンズが曇って良く撮れなかったのですが、当日男性に割り当てられた小さい方の風呂は、4人くらいは入れる湯舟でした。排水が川に直接流れるので、環境保護の観点から石鹼やシャンプーの類は利用禁止でした。
2
1/25 17:37
湯気でレンズが曇って良く撮れなかったのですが、当日男性に割り当てられた小さい方の風呂は、4人くらいは入れる湯舟でした。排水が川に直接流れるので、環境保護の観点から石鹼やシャンプーの類は利用禁止でした。
テント場には丸太を加工した手作りのテーブルや椅子もあり、食事の際には便利です。
三条の湯から三条ダルミまでの間も、何カ所か崩壊地があり、特にテント装備など荷物が重い場合は注意が必要です。朝のうちは少し土砂も凍って締まっていますので、少し歩きやすかったかもしれません。
1
1/26 7:38
三条の湯から三条ダルミまでの間も、何カ所か崩壊地があり、特にテント装備など荷物が重い場合は注意が必要です。朝のうちは少し土砂も凍って締まっていますので、少し歩きやすかったかもしれません。
こういう凍った斜面もあったので、チェーンスパイクがあると安心です。
三条ダルミが近づくと、尾根を吹き抜ける風の音が大きく聞こえてきたので、少し手前で休憩を取ったのですが、三条ダルミの南側の斜面は風も弱く景色もいいので、ここで休憩しても良かったと思います。
1
1/26 10:10
三条ダルミが近づくと、尾根を吹き抜ける風の音が大きく聞こえてきたので、少し手前で休憩を取ったのですが、三条ダルミの南側の斜面は風も弱く景色もいいので、ここで休憩しても良かったと思います。
三条ダルミから間違えて雲取山を巻いて小雲取山に向かう道に入ってしまい、戻るのに苦労したりしましたが、無事雲取山に到着です。こちらは埼玉県側山頂。
2
1/26 10:57
三条ダルミから間違えて雲取山を巻いて小雲取山に向かう道に入ってしまい、戻るのに苦労したりしましたが、無事雲取山に到着です。こちらは埼玉県側山頂。
避難小屋の中で休憩している人もいました。下山はこの鴨沢方向です。
東京都と山梨県側の山頂はこちらで、標高はこちらの方が高く本当の山頂です。
新しい方の三角点。標高にちなんだ2017年に再測量のプロジェクトがあったとかで、三条の湯の食堂にパネルがありました。
来シーズンには山小屋とテント場が新たにオープンするようです。鹿対策のゲートもありました。
七ツ石山に到着です。この手前の登りはこの日最後の難所で、凍っている場所もあったりして、疲れました。こちらが七ツ石山の三角点。
2
1/26 13:07
七ツ石山に到着です。この手前の登りはこの日最後の難所で、凍っている場所もあったりして、疲れました。こちらが七ツ石山の三角点。
七ツ石山は鷹ノ巣山への分岐でもありますが、そちらはまたの機会に。
神社から巨岩がいくつも並んでいるのが見えました。七ツ石の由来の石？
七ツ石小屋。奥にテント場とトイレがありました。この日は小屋は営業していました。
マムシ岩。雲取山からの下山コースもあと半分。ここからの下りは足場もよく、ストックを使いながら軽快に早足で下って行けました。調子よく駆け下りすぎて、途中で給水する予定の水場を「何か道が濡れてるな」と思っただけで通り過ぎてしまい、失敗しました。
2
1/26 13:53
マムシ岩。雲取山からの下山コースもあと半分。ここからの下りは足場もよく、ストックを使いながら軽快に早足で下って行けました。調子よく駆け下りすぎて、途中で給水する予定の水場を「何か道が濡れてるな」と思っただけで通り過ぎてしまい、失敗しました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
エアマット
シェラフ
ヘルメット
|
|---|---|
| 備考 | スマホをリュックの肩ひもに装着するためのホルダーは、買って正解だった。 |
感想
久しぶりのテント泊山行の場所として、雪の少ない雲取山を選びました。道中、斜面が崩壊していたり凍ってたりして通過に気を使う箇所がところどころありましたが、天気にも恵まれて、富士山を眺めながらの楽しい山行となりました。
三条の湯の鹿肉ジャーキーやカレーは美味しく、また温泉もほのかに硫黄の香りがするいいお湯でした。今回はテント泊でしたが、山小屋に泊まってゆっくりしてみるのもいいと思いました。
前回のテント泊の反省から食料も含めて荷物の無駄を省き、ルートも無理のない範囲にしたので、足の痛み等もなく、自分のテント泊の基準みたいなものを作ることが出来たのが収穫です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：404人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
雲取山の最新記録
念願の雲取山！
2025年04月28日 (日帰り) [B]
雲取山
2025年04月28日 (日帰り) [B]
雲取山
2025年04月28日 (日帰り) [C]
雲取山 (石尾根→三峯神社)
2025年04月27日 [A]
雲取山（鴨沢～三峯神社）
2025年04月27日 (日帰り) [A]
七ツ石山の最新記録
雲取山
2025年04月28日 (日帰り) [B]
七ツ石山〜鷹ノ巣山〜六ッ石山
2025年04月28日 [B]
雲取山
2025年04月28日 (日帰り) [C]
雲取山 (石尾根→三峯神社)
2025年04月27日 [A]
雲取山（鴨沢～三峯神社）
2025年04月27日 (日帰り) [A]
丹波天平の最新記録
飛龍山 ⬆️三条の湯♨️⬇️たばでんでえろ
2025年04月25日 [A]
雲取山（鴨沢-道の駅たばやま）
2025年04月19日 [B]
飛竜山 三条の湯テン泊で
2025年04月18日 [C]
飛龍山
2025年04月15日 (日帰り) [B]
雲取山 三条の湯♨️ ハイキング同好会 下見
2025年04月10日 [C]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する