潟沼:鳴子温泉駅から周遊、半袖隊長、名残りの紅葉と滝の湯


- GPS
- 03:07
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 226m
- 下り
- 223m
コースタイム
- 山行
- 1:59
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 3:07
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【往路】仙台駅09:36 ![]() ![]() 【復路】鳴子温泉駅15:04 ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
●潟沼を一周する道以外は全て舗装路にて特に危険箇所はない。 潟沼に行くには以下の二通りの道がある (1)湯の街通りあるいは山道通りを経る時計回りの道 (2)鳴子小学校・上野々スキー場を経る反時計回りの道 上記(1)の方が潟沼には近いが通行止めの箇所があるので、観光協会では(2)を案内(推奨)している。 しかし(1)はクルマは通行止めだがハイカーが歩くには特に問題はない(by 潟沼湖畔の茶屋の主)とのこと(⇒写真参照)。 我が隊は、(2)で上がって(1)で下ったが、特に問題はなかった。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() 家族連れ3人、他にも夫婦連れがいらっしゃったようだ。 (→あくまで駅から歩くハイカーのみをカウント) |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★駐車場 ![]() ★トイレ ![]() ★コンビニ ![]() 【注】湖畔に「潟沼レストハウス」あり(営業は4月〜11月までのようです) ★携帯 ![]() ★温泉 ![]() ★足湯 ![]() http://www.naruko-onsen.jp/kiwameru/ashiyu.html ★飲食店 ![]() ★商店:お肉とお惣菜のしばさき(鳴子温泉駅の近く) ★酒屋:さとう酒や(鳴子温泉駅の近く) |
写真
感想
【しつこいようだが、プロローグ】
鳴子温泉は飯坂温泉、秋保温泉と共に奥州三名湯と言われるほど湯量・泉質ともに豊富な温泉である・・・らしい。
不老ふ死温泉と共に、1号隊員が行ってみたい東北の温泉地だと言うので、列車ダイヤの関係で宿泊は出来ないものの、仙台から秋田に向かう経由地として「ハイキング&日帰り温泉」を企てた。
温泉は観光案内等を見て、「滝の湯」に即決。なんたって150円なんだから。
内湯のみの共同浴場で、シャンプー類は置かれていないとあったが、安さには弱い半袖隊なので、迷いはなかった。
次に何処に行くか(何処を歩くか)である。
鳴子温泉駅に午前11時に到着し、秋田方面に向かう列車は午後3時に発車する。
この間の4時間でどこかに行って帰って来る必要がある。
数年前に、新庄駅から古川駅まで「リゾートみのり」に乗車したことがあるが、確か鳴子温泉駅付近の鳴子峡の橋上で、列車が徐行運転したことを思い出した。
するってぇ〜と、鳴子峡をハイキングすればいいのではないか?と考え、調べてみた。
鳴子温泉駅の隣(新庄側)に中山平温泉駅があり、両駅の間が鳴子峡の中心らしいことが分かった。
しかし、鳴子温泉観光協会のHPを見ても、鳴子峡ハイキングのお勧めなどないのである。
観光協会に電話して尋ねてみたところ「通行禁止箇所が多く、今はほとんどが国道47号線を歩くことになる」とのことで、あまりお勧めするような道ではないようだった。
代わりにHPで見つけたのが「おくのほそ道」(鳴子駅〜堺田駅の間=鉄道距離は11.4km)である。
堺田駅まで行かずとも、鳴子駅〜中山平温泉駅の間(鉄道距離は5.6km)であれば1時間半ぐらいで歩けそうだ。
それともう一つ興味を引いたのが潟沼と胡桃ヶ岳である。
レコチェックしてみると、さほど難しい山ではなさそうだったが、クルマ利用のレコばかりで、駅からハイキング派の拙者にとっては今一つイメージが湧かない。
前出の観光協会のお話では「駅から潟沼まで約4kmあるので、行きはタクシーを利用⇒湖畔を一周⇒帰路は歩く」ことを勧められた。
なんだ・・・4kmだけか・・・胡桃ヶ岳に登らなければ、駅⇒駅ハイキングが可能なのではないか・・・。
結局のところ、当日、鳴子温泉駅舎内にある観光協会に立寄り、あれこれ尋ねた結果、潟沼の紅葉がまだ残っているらしいと聞きいたのが決め手となって、「おくのほそ道」ではなく「潟沼」ハイキングを選んだ次第である。
【極上の青空の下の潟沼】
好い天気でした。
仙台を出発する時はやや曇り加減だったが、次第に青空が広がり、鳴子温泉駅に下りた時には快晴!
潟沼を一周する道以外は全て舗装路だったが、実に長閑な道だった。
行きは観光協会で教えられた通りの反時計(左)回りに歩いたが、道標に拠れば約3.5kmの行程。
最初の鳴子小学校付近までは急坂だったが、その後はなだらかな坂道が続き、紅葉の名残を楽しみながらテクテクと。
湖畔にあるレストハウスのご主人から、気さくにあれこれと教えて頂き、帰りは「通行禁止」となっている山道通りを下ることにした。
その前に湖畔を一周しようとしていたら、鳴子温泉駅で今から何処へ行こうか・・・と迷っていた双子姉妹と娘さん三人組が登場。
聞けば、我が隊が下ろうかと思っていた道を上がって来たのだそうだ。
「ちょっと坂がきつかったけど、思っていたより早く着いたわ〜」と、それはそれは元気な声。
仙台からいらっしゃったそうで、今夜は鳴子温泉にお泊りなのだと・・・いいなぁ。
我が隊は時間に限りがあるので先に失礼したが、いつまでも話は続くような気配であった。
湖畔を一周する道も良い。30分もあれば周回できる。なんてことはない道なのだが・・・。
時間があれば胡桃ヶ岳にも登ってみたかったが、ちょっと足りなかったなぁ。恐らく40〜50分もあれば往復できるように思うが、無理して列車に乗り遅れると拙いので自重。
温泉立寄りを楽しみにポクポクと下山した。
【熱いぞ!滝の湯】
いやぁ、熱かった、熱かった。
ホントに入浴するだけの小さな共同浴場だったが、白濁した湯はとひなびた風情の浴室は素晴らしい。
金曜の昼間にも関わらず、常に数人が入浴しており、やはり人気の温泉地なのだろう。
鳴子には他にも色んな泉質があるようで、また訪ねてみたい温泉地となった。
お疲れさんどしたm(__)m
隊長
コメント
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yamabeeryuさん、こんにちは。
東北の旅、食べ物、景色、とても楽しそうです。
上野々スキー場。全国スキー場巡りの途中で行ったことありますが、山の上に火口湖があるとは知りませんでした。火山なんですね。
スキー場は、休日でも一桁の人の入りで、存続を心配した記憶がありますが、まだ、残っていてくれて、よかったです。温泉街に近いので需要があるのかな。
上野々スキー場は「宮城県のスキー発祥の地」と言われているそうですね。
「気象が穏やかな割に雪質が良く、傾斜面のため初心者やファミリー、講習会に最適」なんだとか。
でもですねぇ・・・写真8番に写っているスキー関連ショップ(レンタル業者や食堂など)を見ると、「このスキー場は閉鎖されたのかな?」と思いました。
営業しているような雰囲気が感じられなかったのです。
でも大崎市HPや鳴子観光協会HPを見ると、営業してますね。
http://www.naruko.gr.jp/news/2014/11/26/000708.php
ところで・・・拙者は30年以上も前に、スキーから足を洗いました。
あまりに下手なので、自ら見切りを付けました。
のことと思います。天気は良かったり、そうでもなかったりのようでしたが、こればっかりは自然の采配で、仕方ないですね。鳴子は同級会や、歳祝いなどの行事でなんべんも泊まっていますが、鳴子峡の下の遊歩道が歩けないと聞いてから紅葉はずっとご無沙汰しています。今年は行くぞ、と思ったのでしたが、お山に気を取られているうちに紅葉シーズン終了していました。上野々スキー場は懐かしい、若いころ滑っていました。スキーも遥かに遠くなってしまいました
東北行脚、またきてけさいんね
当初は中山平温泉駅から鳴子温泉駅まで、鳴子峡を歩こうかと考えていました。
でも、遊歩道は各所で「×」印が付けられ通行禁止箇所ばかり。
今は大半が国道歩きになってしまうのですね。
もしくは「おくのほそ道」を歩くことも考えたのですが、観光協会にて、潟沼の方が紅葉の名残を楽しめると聞いて「変心」しました。
http://naruko.gr.jp/okunohosomichi/
「おくのほそ道」は、どうせなら、堺田駅から鳴子温泉まで(12kmぐらいでしょうか?)ポクポク歩いてみたいですね。
折角なので鳴子温泉郷に泊まって
また行きますけんね
源泉が多く共同浴場や宿ごとにお湯が違うので湯めぐりが楽しいんですよ。
なんたって隣の宿とお湯が全然違うんですから。
究極は鳴子の奥の中山平のウナギの湯。
名前通り超アルカリでお湯はにゅるにゅる、お肌すべすべ。
ここはきっと1号隊員さま喜ぶこと間違いなし。
ところで尿前(しとまえ)って地名に目がゆきました。
尿前といえば胆沢ダムに沈む前の焼石岳の登山口にあった集落。
変わった地名ですがこんなところにもあったのですね。
でも地形を見たら名前の由来はすぐにわかりました。
この場合のおしっこは男じゃなく女性のおしっこですね。
泉質と湯量が多いのが鳴子温泉の特長の一つなんですね。
川渡温泉、東鳴子温泉、中山平温泉など広範囲に渡っているので、全部入ろうとすると、それはそれは大作業になりますね。
「尿前」の文字には拙者も目を留めました。
あれ?焼石岳の林道が確か「尿前林道」だったなぁ・・・と。
変わった地名ですから、その由来には確固たるものがあるのでしょうね。
超アルカリ、にゅるにゅるですか
浴室で足を滑らせ、スッテンコロリンとならぬように気を付けないとダメですね。
鳴子を、潟沼を楽しんで頂きありがとうございました!
13番のカフェは、いいところです
今度はぜひ、深瀬で名物栗団子を召し上がってください。
ご来場いただき有難うございます。
13番カフェ、蛍光灯が燈っているのが見え、二台のクルマが止まっていたので、お客さんがいるのだろうな・・・と思いました。
とてもナチュラルな匂いがしましたよ
深瀬の栗団子・・・行きに店の前を通っていますね。
事前にチェックを入れていたのですが、下山後は
次は必ず
yamabeeryuさん、1号隊員さま
東北の温泉&ハイク お疲れ様です〜!
仙台に4年住んでおりまして・・・
(前レコの広瀬川〜にはコメント出遅れてしまって)
この鳴子温泉と鬼首にも行ったはずなものの
いったいどこでどう遊んだのか全く記憶にありません
が、温泉街の雰囲気とこけしのお出迎えは覚えています!
お二人はたった4時間でたっぷり鳴子温泉郷をお楽しみになるとは
そのプランニングはやはり素晴しいです
1号隊さま、鳴子のこけしに負けていません!!
潟沼も、その周辺も本当に長閑で良いところですね。
4年もいたのに、子どもがまだ小さかったこともあって
あまり遠出はできませんでしたが
東北はやはり広く、奥(北?)へ進めば進むほど
景色もなんとなく雄大になってきますよね。
またいずれゆっくり巡ってみたいです。
業務上でも飲んだくれておりまして、ご返事が遅れましたm(__)m
仙台にもお住まいでしたか・・・
鬼首も鳴子温泉郷の一角になるのですね。
拙者は神戸に住んでいたことがあるので、鬼首(おにこうべ)には何となく親近感が湧きます。
当日中に秋田に行くには、いったん、古川に戻って東北・秋田新幹線で行く手段もあります。
秋田に夜10時頃に着けばいいや・・・と考えると、夕方6時頃に発車する列車で盛岡経由でも構わないのですが、この時期は日の入り時刻も早いし、夕方は寒そうなので、坂田経由のローカル線旅を選びました。
今から思えば、胡桃ヶ岳にも登ればよかったかも・・・と思いますが、列車乗り遅れは致命傷にもなりかねませんから、無理せずのんびりハイクで好し好しと思うことにしました。
東北もあちこち行っているはずなのですが、まだまだ、見果てぬところばかりです。
yamabeeryuさん、おはようございます。
鳴子温泉、良いですね〜
旅行の時に朝風呂として滝の湯へ、その後隣の中山平温泉のしんとろの湯へハシゴしました。
2度とも同じ行程なので他の温泉宿のも行ってみたいと思っています。
滝の湯はピリピリするような酸性、しんとろの湯はヌルヌルするアルカリ性、面白いですね〜
潟沼を一周されるコースも素敵ですね!
次回は温泉神社のPに駐車して歩いてみようかしら?
旅番組等で好く目にする鳴子温泉ですが、紅葉がほぼ終了した時期でもあり、想像していたより静かな落ち着いた温泉街でした。
まず温泉ありき!で、潟沼巡りは後からくっつけただけなのですが、極上の天気に恵まれたこともあり、思いの外、好印象ばかりのお気楽ハイキングとなりました
しんとろの湯は相当にヌルヌルしているようですね。
川渡温泉駅から中山平温泉駅まで、共同浴場巡りも楽しいかも?
いや?身体がふやけて辛いでしょうか
潟沼に行くなら、是非、胡桃ヶ岳も
コメント遅くに申し訳ありません
鳴子温泉は、私の苗字が多いと聞いて一度行きました。
旅館名に私の苗字がなっている宿もあり、わざわざ見にいきました。
そんなわけでまだ
隊長の記録を読んで鳴子
宿はもちろん「旅館Y」です
hamburg
調べてみると、その昔には村長さんも輩出してますね
「旅館Y」は、ひなびた感じが宜しいですね
もちろん
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