千早古道ハイク:肩衝山・千早洞


- GPS
- 03:48
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 688m
- 下り
- 362m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
千早古道は道幅狭く、倒木あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|
感想
立山初滑りを予定していた週末だったが、雪がまだ少なく、滑れたとしても雪に埋まりきっていない岩で地雷だらけと思われる。板が傷つくのは避けたいこともあり、今回は諦めることにした。今シーズンは、立山初滑りなしにシーズンインとなりそうだ。
毎年10月〜11月は、立山初滑りを除くと、沢登りシーズンが終わり、スキーシーズンが始まるまでの閑散期となる。例年はクライミングをしたり、体力維持のために縦走などしていたが、近年は体力の衰えもあり、日帰りハイクをして過ごすことが多い。ハイクと言っても、一般ルートでは面白くないので、少々バリエーションチックなところを選んでいる。
この週末も少々バリエーションチックな所へ行きたいということで、先週に引き続き、マイナーピークのハントに行くことにした。先週は東條山というマイナーピークに登ったが、その時に千早古道という道のことを知った。千早古道とは大阪府の河内長野市から千早赤阪村を経て、千早峠を越えて、奈良県五條まで繋がる生活道だった道で、幕末期に天誅組が五條代官所に攻め入る時に通った道として知られている。東條山はその千早古道上にあった。今回は千早古道そのものと、その途中にあるマイナーピークの肩衝山へ行くことにした。
スタートは南海高野線の千早口駅からで、クヌギ峠を経て、310号線を横断して、太井集落に出る。今回はこの太井集落から千早古道に取り付いた。太井集落の中を進み、谷の手前から尾根に取り付き、急登を登る。しばらく進むと、西恩寺がある中津原からの千早古道と合流する。古道と言っても、ほとんど人は歩かないので、簡易な整備しかされていない感じで、倒木があったり、道幅の狭いところが多い。肩衝山の分岐からマイナーピークである肩衝山(かたつきやま)591mを往復し、千早大橋に下りる。全体的にスギ林で自然度は低かったが、古道らしさを感じることはできた。
千早大橋からは近くにある千早洞を見学しに行った。千早洞とは、大久保利通の三男である大久保利武が大阪府知事時代の1917年(大正6年)に竣工した延長88.0m、幅2.4mのトンネルのことで、珍しい煉瓦造りの車道トンネルである。素掘トンネルで楯状迫石、胸壁の煉瓦のポータルという構造であり、日本の近代土木遺産でCランクに認定されているらしい。現在は、トンネル内への立ち入りはできなくなっている。新千早トンネルができるまでは、このトンネルが河内長野の小深地区と千早赤坂村を結んでいたそうだ。
予定ではさらに金剛山を登る予定だったが、雨が降りそうだったので、千早の集落の散歩に切り替えた。千早川マス釣り場のルアー・フライ専用区を見学し、赤滝入口を偵察した。この辺りの木々の葉はちょうどよい色づきで、紅葉は標高の低いところへ下りてきていた。雨がパラつき始めたところで、金剛登山口バス停に出て、ハイクを終了した。
少々体力的には物足りなかったが、たまには歴史を感じるハイクもよいものである。
記録はブログにもアップしています。
http://mamezou.cocolog-nifty.com/mamezoudiary/2024/11/post-f2ea79.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する