記録ID: 74171
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ハイキング
箱根・湯河原
十国峠(日金山ハイキングコース)~岩戸山
2010年08月15日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 779m
- 下り
- 806m
コースタイム
5:10横浜市内→7:03湯河原(バス10分)→7:20落合橋→7:25日金山ハイキングコース→9:23岩戸山分岐→9:46岩戸山→10:14岩戸山分岐→10:21日金山東寺→10:47十国峠→11:00車道を徒歩で下山(熱海街道(国道11)→12:30熱海市内(休憩)→12:40来宮神社→13:00来宮駅→15:00横浜市内
天候 | (山頂):濃霧・強風 (麓/湯河原・熱海):晴天猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
終点:JR東海道線 来宮駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この「日金山ハイキングコース」は、本来、真言宗日金山東寺の表参道となっております。登山口からお寺まで42個の地蔵様が置かれ標識となって道案内してくれます。 そして最後に、三途の川原を渡り、閻魔大王の洗礼を受けて極楽浄土(お寺)へ到達する段取りで構成されているのだそうです。 今回は、38丁目の分岐点で岩戸山へ寄り道し、最終的に十国峠へ向かいます。 コースは登山道入口は、落合橋バス停から車道を歩き「三井物産研修センタ」まで進みます(約30分)。その先に登山口の標識があるので、ここから入山します。 コースは、沢づたいの山道となっており、雰囲気的にジメジメしているところが高尾山の6号路に似ていると思いました。約3K程のコースです。 また山道は全体的に暗く、すぐに判断できない分岐が幾つもあり、標識の地蔵様も肝心な場所に無く、何回も道を引き返すことがありました。 やがて38丁目で岩戸山との分岐があります。今回は岩戸山に寄り道し、また戻ってきます。 最後に日金山東寺にお参りし、お寺を通り抜けて峠に向かいます。(徒歩15分) 日金山東寺を過ぎると霊園があり、これを越えて高原に出ます。 下山予定は、お寺まで戻り「石仏の道」を通って熱海まで下山するはずでした。 しかし、この日、峠付近は濃霧でホワイトアウト状態。「石仏の道」の下山もガスで困難となり、結局、車道を歩いての下山となりました。 十国峠は相模湾に面するため海風が立ち易いと思われ。麓は晴天であっても山が雲で覆われている時は注意が必要です。 |
写真
感想
この山(十国峠=日金山:ひがねさん)は古来から伊豆地方で亡くなられた方の霊が集まる場所とされ、彼岸やお盆(旧盆)の時期に訪れると、会いたい亡人に会えるという言い伝えがあり、参道を進むと前方を歩く人の後姿が亡人に見える云々...を聞き、興味本位だけで今回訪れることになりました。
ネットで簡単に地図を頭に入れた程度で湯河原へ電車で向かいました。当日は自分以外は登山者は見当たらず、蜘蛛の巣をかき分けて登るほどでした。
頂上まで着いたところで、今度は山頂は霧でホワイトアウト状態。とりあえず岩戸山との分岐から岩戸山ヘ向かい早い食事をすることにしました、でも岩戸山もガスで真っ白状態。そして最終目的点の十国峠も本来なら360度のパノラマ眺望のはずが、まさに一寸先も見えない状況でガッカリ。また、帰りは熱海まで石仏道コースを下る予定でしたが、霧で道がわからずコースの下山は困難。
でもバスだと早く着いてしまうので、危険ですが車道をゆっくり降りることにしました。 坂道のため車が飛ばして走る中、なんとか来宮駅まで到着。下界は頂上と打って変わって晴天猛暑でした。
気を取り直し、今回もうひとつ気になっていた来宮神社の大楠木にお参りしました。ここで本日はじめて感動して帰路へ着くことが出来ました。
結局、亡人も会えず、眺望も拝めず、温泉場に来ながら温泉にも入らずに帰宅。不思議な一日でした。
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