裏銀座 大雨の三俣山荘テント泊と癒しの野口五郎小屋 新穂高in 七倉山荘out

2024年09月14日(土) 〜 2024年09月17日(火)

• GPS: 21:17
• 距離: 46.3km
• 登り: 4,411m
• 下り: 4,230m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:01
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:06

距離 4.7km 登り 376m 下り 74m

12:42 新穂高温泉駅
12:48 12:53 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:11 13:11 お助け風穴
13:27 13:27 中崎橋
13:37 13:38 笠新道登山口
13:49 わさび平小屋

2日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:07

距離 13.7km 登り 1,607m 下り 463m

13:49 わさび平小屋
5:56 5:57 小池新道入口
6:45 6:47 秩父沢出合
7:05 7:06 チボ岩
7:27 7:28 イタドリが原
7:59 8:02 シシウドヶ原
8:49 8:49 鏡池
8:57 8:59 鏡平山荘
9:51 10:00 弓折乗越
10:13 10:13 花見平
10:30 10:30 くろゆりベンチ
11:00 11:00 双六池
11:04 11:13 双六小屋
11:33 11:33 双六岳巻道分岐
11:36 双六岳中道分岐
13:09 13:09 三俣峠
13:44 三俣山荘

3日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:15

距離 12.6km 登り 1,218m 下り 888m

13:44 三俣山荘
7:11 7:27 鷲羽岳
7:57 8:01 ワリモ岳
8:13 8:19 ワリモ北分岐
8:55 9:12 水晶小屋
9:51 9:53 東沢乗越
11:00 11:13 真砂岳分岐
11:17 11:18 真砂岳
11:53 11:58 野口五郎岳
12:08 野口五郎小屋

4日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:39

距離 15.4km 登り 1,210m 下り 2,804m

12:08 野口五郎小屋
7:50 7:50 烏帽子ひょうたん池
7:56 8:06 烏帽子小屋
8:48 8:59 三角点
10:07 10:09 権太落し
10:33 10:37 ブナ立尾根取付
11:05 11:08 高瀬ダム テント場
11:18 11:19 高瀬ダム濁沢登山口
11:22 ゴール地点

天候

1日目晴れ、2日目雨〜大雨、3日目早朝晴れ〜ガス、4日目早朝晴れ〜ガス〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

飯豊山に行く予定だったが雨風強い予報のため裏銀座へ
雨は限定的だと思った裏銀座、三俣山荘のテント場で過去一の豪雨を経験
ソロテント泊するのであれば、もう少し天気の勉強しないと
最近はずっと天気を見てから直前に行く山を決めていたため、雨は久しぶり、しかも豪雨、装備確認が出来ていい勉強になりました

全体を通してやはり北アルプスは登山道は整備されていて、標識多く、ペンキのマーキングもしっかりしている。
水晶小屋から七倉登山口は初めて歩いたが急に登山者が少なくなった

Day1（9/14、3連休初日）晴れて暑い
新穂高ロープウェイ→わさび平小屋
大勢下山してきてわさび平小屋で休憩する人多かった
天気最高だったらしく、三俣山荘のテント場は大混雑だったそう
わさび平小屋のテント場は到着時は数張程度だったが、夕方は7割程度の混雑

Day2（9/15）夜は雨が降ったがテント撤収時はほぼ止んでいた
わさび平小屋→三俣山荘テント場
天気予報は1日中雨、弱い風だった
下ってくる人多数ですれ違いが多かった
鏡平小屋までは雨が降ったり止んだり、風がなく湿度が高く暑い
だんだんと雨が強くなる
双六小屋で急に冷たい風が強く吹いて寒い
風雨のため巻道を行くが、大雨（風は5m程度か？）で登山道が沢のようになって、これは登山道？沢？と考える場所が数ヶ所あった
レインウェアの耐風耐水が頑張れず水がしみて全身ずぶ濡れ、風が吹いているので止まると寒くなると思いひたすら歩く
双六から三俣までコースタイム2時間程度だが、30分以上時間がかかった
途中すれ違う人が意外に多かったが震えている人が数人いた
テント場を通過して小屋に行くがその間も沢のような登山道
こんな天気なのに伊藤新道歩いてきたという人たちが小屋に到着して驚いた
テント場は意外に混雑、こんな天気なのに、と自分もそうだった（翌日は晴れ予報だったから）
いったん雨は小降りになって景色がうっすら見えたけれど、16時過ぎから途切れることがない大雨、テントから外に出ることが出来ずトイレも行けず
ダブルウォールテントだが、深夜に冷たいなと思ったらうっすら水が沁みていた。結露？なのかテントの内側の壁や天井も濡れていた
いつもは眠れないテント泊なのに、なぜか眠れた（2時間毎に目が覚めたけど）
朝の天気予報に反した大雨で、天気予報が全くわからなく不安だったが、夜中を過ぎた頃には止んで星が見えた

Day3（9/16）朝は晴れその後霧の予報、弱い風
早朝起きたら晴れていて一安心
水浸しだったテント内を拭いたりして時間がかかり6時ごろ出発
水を吸ったテントが重く鷲羽岳の登りが辛かったが、晴れて景色が見えるので気持ちはいい、前回の鷲羽岳はガスで白い世界だったが今回は槍ヶ岳も見えてよかった
水晶小屋から先はガスが出て白い世界になったけれど、雨よりましと思えた
トラバースがあったり、稜線歩きがあったり、岩場を通過したり（ペンキマークがよく分からずコース取りに苦労した箇所があった）、晴れていたら最高の景色だったろうと思う
12時過ぎに野口五郎小屋に到着しのんびり、本当気持ちのいい小屋だった
夕日は見えなかったけれど、大天井岳はよく見えた

Day4（9/17）朝は晴れその後は霧の予報、弱い風
早朝は星が綺麗に見えた、朝日を見に野口五郎岳山頂へ
昨日は見ることが出来なかった山頂からの槍ヶ岳を見る
このまま晴れるといいのに、と思ったら出発時には白い世界
稜線歩きは残念ながら景色に恵まれず
三ツ岳から烏帽子小屋へ下る尾根も晴れていれば最高だったと思う
急に樹林帯になったと思ったら烏帽子小屋のテント場到着、小屋へは少し登る
小屋からずっと急な下りが続くブナ立尾根、さすが噂の急登、下りも急で時間がかかった。そして樹林帯は湿度が高く滝汗（下りなのに）
意外にも平日なのに登ってくる人が多かった
最後関門、濁沢。
前日の野口五郎小屋の小屋番さんから橋が土砂で埋まったと聞いていたが初見で橋のないあの川を渡るのはなかなかの経験だった
大雨は日曜日だったが、月曜日朝は水はちょろちょろ橋は無事だったそうだが、その夕方烏帽子に到着した人は橋がなかったとのこと。大雨が降っても川の水位が上がるのは時差があるのか？
川の流れが変わったらしく、ピンクテーブあるが全くあてにならず。濁流で石がゴロゴロ流れる音がするほど流れが速く、出来るだけ渡れそうな場所を探して下流へ。川底がまるで流したてのコンクリートのようにずぶずぶ靴が埋まり恐々歩く（靴は白いドロドロになりました）
こういう時に相談できないソロは困る
なんとか川を渡ったが道を見つけるのに一苦労していたら下山してきた男性がいて一緒に行動できて本当に有難かった。
吊橋の先にタクシーが待っていて、すぐに乗車できた（最初は乗らずに歩けるかと思ったが乗って正解）
1300円と1000円の2区間、一人1300円かと思っていたら、1台の料金とのことで、乗車人数で割り勘できる。一緒に行動した男性と割り勘できて感謝。
タクシー乗換えの間は1.5kmほど歩いて、その間にあるヘルメット区間は50mほどだった（ヘルメットは貸してくれます）


【トイレ、水場】
新穂高登山口　ロープウェイ乗場で飲食可能、自販機あり、トイレあり
わさび平小屋　飲食可能、水場あり、外トイレ洋式水洗200円
鏡平小屋　飲食可能、水場未確認、外トイレ（料金未確認）
双六小屋　飲食可能、水場あり、外トイレ洋式200円
三俣山荘　飲食可能、水場テント場のみ、トイレ小屋内和式（料金未確認）
水晶小屋　飲食は未確認、水場未確認、外トイレ洋式200円
野口五郎小屋　飲食可能（インスタントラーメンなど）、水場なし、外トイレ和式200円
烏帽子小屋　飲食は未確認、水場未確認、外トイレ和式200円
七倉登山口　洋式水洗トイレ、自販機あり

【テント場、小屋】
●わさび平小屋　テント（30張） 2,000円 予約不要
外トイレ（洋式、水洗）1回につき200円！
ドコモ電波入らない（山小屋wifiあるが2時間300円、小屋至近でないと利用できない）
小屋外のテーブルベンチを利用可能

●三俣山荘　テント（80張）2,000円 予約不要
小屋内のトイレ利用（和式）
外にトイレがなく、小屋からテント場が遠い
水場はテント場のみ、大雨時に茶色く濁るが煮沸すれば飲めるらしい
ドコモ電波入らない（小屋内でも入らず）
大雨でずぶ濡れだったが、喫茶室のストーブ前で食事後も温まることができて感謝
従業員のみなさんが笑顔で非常に親切（以前来た時も同様に感じた）
大雨の場合、小屋とテント場の間の登山道は濁流、沢になるため、トイレに行くのも勇気が必要、ただし、雨が上がると水はけがよいためかドロドロにはならない

●野口五郎小屋　1泊夕のみ12,000円
トイレは小屋内に洋式1，和式1，小屋外に和式2
自炊室は小屋内だが入口は外にあるので一度外に出る必要あり
ドコモ電波入る
夕食は17:00
朝食はおにぎり2個と紙パックのお茶が前日夕飯後に渡される
朝5時におみそ汁と温かいお茶が出る（朝食注文した人のみ）
消灯20:00
雨水のため煮沸した方がよい、500ml100円、ペットボトル水1本700円
インスタントラーメン600円
家族経営だと思うが、みなさん本当に親切で温かい対応、翌朝出発時に見えなくなるまで手を振ってくれた（知り合いみんなが素晴らしい小屋というのがよくわかった）

【日帰り温泉】
七倉山荘　680円
リンスインシャンプー、ボディーソープあり、ドライヤーは1つ
洗い場は5つ、内湯と外湯（それぞれ6〜7人程度）
食事可能、外バルコニーのテーブル椅子でバス待ち可能

【アクセス】
●往路
あずさ71号　松本9:38着（混んでいたため大月から乗車）
バス 松本BT9:55→平湯温泉11:23（要予約事前に支払必要）混んでいたためか到着が20分ほど遅れた
乗換（松本からのバス到着が20分ほど遅れたが、乗換えバスも到着が遅れたため乗車できた）
平湯温泉11:40→新穂高ロープウェイ12:25（チケットは平湯BTで購入可能）
3連休初日、特急電車もバスも混んでいた
●復路
裏銀座登山バス　予約不要（小型バスで乗客3人のみ）
七倉山荘14:40→信濃大町駅15:15（最終バス16:30発）
あずさ46号　信濃大町駅15:43発

写真

9/14 14:35

わさび平小屋
初日は最高の天気だった
テント場は建物の右側

9/15 7:12

降ったり止んだりを繰り返す、風がなく樹林帯は暑い

9/15 8:55

鏡平小屋
この辺まではまだまだ弱い雨、風もない

9/15 9:55

弓折岳分岐

9/15 9:55

弓折岳分岐
なーんにも見えない

9/15 13:05

途中の双六小屋で風が強く抜けて急に寒くなる
双六岳は行かず、巻道で行ったが登山道が沢になっていた。
三俣山荘近くになって雷鳥に会う

9/16 5:52

豪雨の翌朝、三俣山荘

9/16 6:18

鷲羽岳に登る

9/16 6:28

槍ヶ岳が見えた

9/16 6:28

振り返って三俣山荘

9/16 7:12

鷲羽岳からの槍ヶ岳

9/16 8:31

水晶小屋へ向かう

9/16 8:52

9/16 8:56

水晶小屋

9/16 8:57

これから向かう稜線

9/16 9:27

ガスが出てきた

9/16 9:27

たぶん水晶岳から黒部湖へ向かう稜線

9/16 9:59

9/16 10:26

9/16 11:10

竹村新道との分岐

9/16 11:40

野口五郎岳への登り

9/16 11:41

9/16 11:55

ガスで白くて残念

9/16 11:55

小屋へ向かう

9/16 12:11

ガスでよく分からなかった野口五郎小屋

9/16 14:32

外のベンチでのんびり

9/17 5:04

朝の雲海

9/17 5:14

野口五郎山頂から
中央に野口五郎小屋

9/17 5:15

槍ヶ岳が見えた

9/17 5:21

9/17 5:21

燕岳は雲の中

9/17 5:24

山頂の奥に槍ヶ岳、前日歩いた稜線

9/17 5:31

9/17 6:07

早朝だけ晴れて稜線歩きは白い世界

9/17 6:07

9/17 6:13

9/17 6:17

晴れたら最高だろうな

9/17 7:06

高瀬ダム

9/17 7:06

9/17 7:06

9/17 7:07

9/17 7:09

9/17 7:12

三ツ岳から烏帽子小屋へ下る

9/17 7:12

9/17 7:12

9/17 7:20

9/17 7:21

9/17 7:24

この辺りは風が少々強く軽く雨が降った

9/17 7:49

樹林帯になったと思ったら池が出てきて烏帽子小屋のテント場になった

9/17 7:50

小屋から遠いけれど平らでペグも刺さりそうで静かでいいテント場でした

9/17 7:57

烏帽子小屋

9/17 8:34

もう秋の気配

9/17 8:51

三角点
とにかく急な下り

9/17 9:26

中休み

9/17 10:04

権太落とし
落石注意、休憩場所ではない

9/17 10:42

登山口到着
金属の階段が出てきたら下りは終了

9/17 10:42

9/17 10:44

ピンクテープはあるけれど絶対ここじゃない渡渉個所

9/17 10:52

上流方向

9/17 10:51

橋は土砂で埋もれたらしくどこから渡るのか？
しばらく悩んで下流でなんとか渡渉、白い個所は固くなく、ずぶずぶ埋まりドロドロです

濁沢の埋まった小屋（以前から埋まっている？）
この後吊橋を渡る

吊橋を渡ってダムを通過、その先にタクシーが待っている

七倉山荘で牛丼

七倉山荘バス停前にあったタクシー料金表

撮影機器：

SH-M24 SHARP