唐松岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,825m
- 下り
- 2,825m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:10
八方池からは木道ルートで降りてきました。
天候 | 晴天、時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の危険箇所は特に無し。 |
その他周辺情報 | 白馬八方バスターミナル近くの八方の湯に立ち寄りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 持って上がった水の量が多かったです。帰りの飲料水は山荘で購入すればよかった。 |
感想
初の北アルプス、そして単独行デビュー戦でした。
行くと決めて、でももし何かトラブルや不安なことや、
悪天候になったら途中で帰ってこよう、綺麗な八方池が見られたら嬉しいなと思いながらの山行き。
新宿からのムーンライト信州に乗り込んで、白馬駅を目指します。
朝5:50、JR白馬駅着。
白馬駅からはバスで白馬八方バスターミナルへ。
バス待ちの列もかなり長くなり、ワクワク感が次第に増していきます。
白馬八方バスターミナルに着いてから、ゴンドラ乗り場の八方駅へ。
だいたい15分ほど歩きますがこの時点で既に陽射しが暑いくらい。
お天気にとっても恵まれました…!
ゴンドラを待っている間にザックの計量を。
山小屋泊できるように荷物を詰めてきましたが、約9.7Kg...
いったい何が重いんだ、絶対もっと軽量化できるはずだと思いながら
ゴンドラとリフトの往復券を購入。
三日間有効で2900円でした。翌日、復路で割引券を頂きます♪
ゴンドラに四人で乗り合わせ、どんどん高度を上げていきます。
発車の際はちょっと勢いよくびゅんっ!と出るので絶叫系苦手な方は辛いかも。。
ゴンドラリフトアダムの次は、うさぎ平よりアルペンクワッドリフトへ。
その後、もう一本のグラートクワッドリフトを乗り継けば八方池山荘。
あっという間に標高1830mです。
八方池山荘でお手洗いを済ませ、八方池を目指します。
このときはちょっと曇りだったかな。
木道は帰りに通ろうと思い、右側の道、登山道コースへ。
結構岩がゴロゴロしている道をどんどん登り、八方山ケルン、息ケルンを通過して…
八方池!!
……ガスってるーーーー( ;∀;)
粘っているうちになんとか晴れないかなぁと池の周りをぐるっと歩いてみたものの、
うーん、微妙。。
ここまでほぼ想定コースタイム通りに来れていたため、
八方池は帰りにリベンジしたいなぁと、唐松岳を目指すことにしたのでした。
……そして登山道を歩き始めてから、急な晴れ間が!!
青空と山の緑の対比のなんて綺麗なこと!
えーーー今なら八方池も絶対綺麗なはず…!!
と思いましたが引き返す気力はなく、山頂へ歩みを進めます…。
急に晴れてきた為か、暑かったですね。
ほんっとに暑かった。
背中に手ぬぐいを突っ込んでは換えての繰り返し、
汗が乾くスピードに若干追いついていない感じがあったので、
ベースウェアと下着の種類をちょっと見直したいなと思ったり。
ダケカンバ群に入った辺りでザックが急に重く感じてきたので、
休憩をこまめに、長めに取るようにしていました。
あーーーーザック投げ捨てたいなーーーと思ったら座ってザック降ろして、一息。
これだけでだいぶ回復。。
ダケカンバ群の辺りは道幅が狭い箇所と、急な登りが続いていました。
そこを抜けたら広がる雪渓!
扇雪渓だ…!
ついにここまで来れたーーーー.。゜+.(・∀・)゜+.゜
眩しいくらいの雪渓からの風がふわーーーっと涼しかったです。
雪渓の先はもう一度狭い道を抜け、そして稜線に出ます。
ああ、絶景…!
青空に映える白馬三山のなんて綺麗な……
丸山ケルンでも一休みをし、うつくしい景色を楽しみながら、
落石ネットと橋にこれが例の…と頷きながら目指した山頂。
もうね、見た瞬間感動ですよね…。
ずっと目指してきたあの山がいま目の前に。
唐松岳頂上山荘にチェックインし、お昼を山荘で食べ、
荷物を置いてから山頂を目指すことにしました。
20日の頂上山荘はとっても混み混み、一枚のお布団を三人でシェアする位でした。笑
山荘から頂上までは約20分くらい、花崗岩の白い道をゆっくりと進みます。
遠くまでよく見えたなーー
白馬岳方面、五竜岳方面への縦走路はとても細い道がずーっと続いているんですね。
五竜岳へは歩いて行かれる方が見えました。
もっと経験を積んだらいつかは縦走もしてみたいなぁ…。
山頂からは剱岳の姿も見ることができました。
山荘に戻ってしばらく休み、夕焼けを撮る為に外へ。
やはりこの時間になってくると段々と冷えてきますね。
18:00くらいかな、長袖シャツの上に1枚フリースを着ていました。
月と星の写真を撮ったのは19:00少し前くらいです。
9/21
朝4:00、ご来光を見るために起床。
4:30、まだ辺りは暗いです。
山荘裏手からご来光を見るつもりでしたが、暗さと強風のため一度中へ戻ります。
長袖インナー、長袖シャツ、フリース、ウィンブレ、ダウン、雨具、
ニット帽、手袋……持ってきた防寒具を全部着込み、
5:00、再び山荘裏手へ。
すっっごい風!!
暗さよりも強風が怖かったです。
立ってカメラを構えていられなかったので、
持ってきたマットの上に膝を付いた姿勢で待機。
夜明け前が一番冷え込みますが、強風のせいもありとんでもない寒さです。
体感的にはマイナス10〜15度くらいにはなったんじゃないかと思いますが、
実際の気温はどうだったんだろう…。
何回か心折れそうになりましたが、それでも明るくなりつつある空をみて、
広がるうつくしい景色に励まされ…
そうして迎えた5:30、9/21の日の出です。
来られてよかった……
夢中でシャッターを切ったものの、
とてつもない気温のせいかカメラの電池はあっという間に減りました。
昨日の夜に星を撮った後に新しい電池に入れ替えたんですが、
それだけ過酷な状況だったんだなーと。
朝ご飯をゆっくり食べた後、7:00、下山開始です。
景色を楽しみながらゆっくり降りて、下に着いたのは11時くらい。
八方温泉で疲れを流し、大満足で今回の山行きは終了です.。゜+.(・∀・)゜+.゜
トラブルも特になく、無事に下山できて本当によかったです。
山荘に泊まることで、時間に焦って慌てて下山することもなく、
ゆっくり余裕をもって行動できたのは大きかったかも。
また行きたいなーーーー!
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