谷川岳〜夜行バスで開山日に

2024年07月07日(日) [日帰り]

• GPS: 08:41
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,529m
• 下り: 954m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:23
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:42

距離 10.6km 登り 1,529m 下り 954m

4:11 スタート地点
4:13 4:14 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
4:18 4:27 西黒尾根登山口
6:29 ラクダの背(ラクダのコブ)
6:34 ラクダのコル
7:48 7:51 ザンゲ岩
8:05 8:07 谷川岳・肩の小屋
8:12 8:18 トマノ耳
8:35 谷川岳
8:42 8:47 富士浅間神社奥の院
9:13 9:45 ノゾキ
10:14 10:15 富士浅間神社奥の院
10:21 谷川岳
10:40 10:44 トマノ耳
10:48 10:59 谷川岳・肩の小屋
11:15 天神ザンゲ岩
11:41 11:44 天狗の留まり場
12:15 熊穴沢避難小屋
12:36 天神平・天神峠分岐点
12:42 12:44 天神尾根・田尻尾根分岐点
12:53 天神平
12:53 ゴール地点

天候

快晴、見晴らし良し

アクセス

利用交通機関：

バス

夜行バス「毎日あるぺん号」往復割引（￥11,900）を利用しました。

7月6日23:00新宿西口都庁下を出発して7月7日03:00頃に谷川岳インフォメーションセンター前駐車場に到着。

帰りは谷川岳RWベース前を15:30に発車し、沼田で温泉施設（￥700）に寄ってくれてサッパリし、新宿駅西口に20:20に着きました。

登山中、余計な荷物はバスに置いて行けるので、ザックに入れたくないもの（着替えなど）をズタ袋で持参できることがありがたかったです。

コース状況／危険箇所等

西黒尾根を登り、トマノ耳、オキノ耳を経て一ノ倉岳ピストンを目指しましたが、ノゾキ近辺で時間不足リスクありと判断して戻り、天神尾根を降りました。天神平からはロープウェイを利用しました。

西黒尾根は様々なメディアで紹介されていますので多くは割愛しますが、険しくも整備が行き届いていて、楽しく歩ける道でした。

一ノ倉岳への縦走路は険しくはありませんが、滑り易い岩の段差が続き、意外と難路でした。濡れていたら相当に注意を要すると思います。

天神尾根はロープウェイで楽できる印象が強いですが登山道はそれなりにタフで足腰にしっかり負荷がかかる道でした。

その他周辺情報

この日は谷川岳の山開きの日でした。

3:00に着くと写真に示すように無料の給水サービス、記念品（冊子、手拭い、バッチ）の提供、美味しい豚汁の提供、パンやおにぎりの露店販売、山の神様を祭る炬など、活況でした。

3:30にインフォメーションセンター開錠、5:00にロープウェイ運転開始でした。

写真

7/7 3:23

3:00過ぎにインフォメーションセンター前駐車場に到着しました。無料の給水サービスが迎えてくれました。

7/7 3:23

山開きの催しだと思いますが、美味しい豚汁の提供（無料）がありました。特製パンとおにぎりの露店もありました（こちらは有料）。

7/7 3:33

3:30に開錠したインフォメーションセンターと炬の火です。ハイカーが続々と到着します。

7/7 4:12

薄ら明るくなってきました。RWベース前です。既に登山開始しています。

7/7 4:14

まだ開館前ですが資料館です（下山後に少し時間があったので訪問すれば良かった）。

7/7 4:21

西黒尾根登山口の指導標です。ここは未だ暗いですね。

7/7 4:42

鉄塔の下に出ると少し視界が開けました。この時間は雲が目立ちました。

7/7 4:51

樹林下の急登を黙々と登ってゆきます。

7/7 5:12

7/7 5:14

遠くは天神平のRW駅ですね。

7/7 5:21

7/7 5:27

7/7 5:32

7/7 5:54

頭上が開けました。樹林帯はここまでです。

7/7 5:54

朝もやのパノラマが開けました。

7/7 5:55

7/7 6:13

こうやって見ると、RWの恩恵はここまで歩いた樹林下の急登が省けるということだとわかります。

7/7 6:04

7/7 6:05

鎖場が始まりました。足場もホールドも豊富です。

7/7 6:10

7/7 6:10

7/7 6:12

6時を過ぎてすっかり明るくなりました。あそこはまだ雪がある。

7/7 6:14

7/7 6:18

ここもまあまあ足場ありました。

7/7 6:21

ここだったかな、足場を探せなくて腕力でごまかしました。

7/7 6:32

谷川岳登山という感じがします。

7/7 6:39

7/7 6:40

素晴らしい。

7/7 6:45

ペンキ誘導が始まりました。

7/7 6:55

7:00前になると徐々に朝もやが薄まってゆきます。

7/7 6:58

7/7 7:04

7/7 7:06

ふう〜っ。やっぱり日本三大急登は違うなあ、と、こんなところで我に返ります。

7/7 7:22

7/7 7:30

7/7 7:31

この日は富士山がはっきり見えました。こんな好天に恵まれるのは山開きに携わるスタッフ皆さんの善行の賜物ですね。

7/7 7:40

7/7 7:43

7/7 7:45

7/7 7:46

7/7 7:49

7/7 7:51

7/7 7:59

ようやく天神尾根との合流が見えました。絶好調な人（h）と結構バテバテな人（U）。

7/7 8:02

7/7 8:02

7/7 8:04

7/7 8:09

7/7 8:10

7/7 8:18

7/7 8:19

7/7 8:26

オキノ耳の標柱です。

7/7 8:33

それほど混んではいませんでしたが、記念写真の行列は始まっていました。

7/7 8:34

7/7 8:43

写真で見ると落ちないのが不思議な岩。

7/7 8:47

7/7 8:57

一ノ倉岳ピストンに向かっています。そう言えば、この日は不快な羽虫は皆無でした。山域全体でトンボたちが制空権を握っているからです。

こんなに暑いのに雪がある不思議。

7/7 8:58

7/7 9:04

7/7 9:21

正面が目指していた一ノ倉岳です。この日のペース、意外と難路なこの縦走路、天神尾根の渋滞という不確定要素などを勘案すると、時間不足のリスクがあると判断し、途中で引き返すことにしました。

7/7 10:25

トマノ耳に戻っています。かなり賑わってきました。

7/7 10:37

この日2回目のトマノ耳。人が入らずに撮れた奇跡的写真です。

7/7 10:39

谷川連峰主脈と言われる尾根です。なんとも魅力的な尾根道ですが縦走は容易ではないことでしょう。

7/7 10:55

7/7 11:00

ヘリコプターだ。

7/7 11:02

長野県のヘリコプターが低空で旋回を続けていました。訓練？救難？天神尾根を登ってきたハイカーさんによると発病した方が下におられるとのことでした。

申し遅れましたが天神尾根を下山中です。滑り易い岩の露岩道が多く結構タフです。

7/7 11:37

7/7 11:59

7/7 12:20

こういう道になってからの2kmが長かったです。

7/7 12:49

やっと天神平のロープウェイ駅に着きました。

7/7 12:54

ここでゴールです。お天気に恵まれた最高の谷川岳でした。

撮影機器：

SH-01K SHARP

SH-M17 SHARP

感想

hayax

2度目の谷川岳は最高の天気、素晴らしい眺望に恵まれた幸せな山行になりました。一ノ倉の手前で引き返したのは残念でしたが、今の実力と危険な程の酷暑を考えると適切な判断だったと思います。初めて利用した毎日アルペン号も快適でしたし、帰りに連れて行ってくれた温泉も気持ちよく充実した１日になりました。ありがとうございました。

U_Yake44

夜行バス、谷川岳、西黒尾根、山開きと私には初めて尽くしでしたが、絶好のお天気に恵まれた最高の山行でした。

3:00に着くと山開きの催しが既に始まっていて、記念品や美味しい豚汁をいただき、なんという活気に溢れた山だろうと思いました。ここの露店で私は鮭おにぎりを購入しました。新潟（母方）と東京（父方）のハーフの私には、塩鮭と美味いお米はソウルフードのひとつですが、大切そうに並べられたおにぎりを見て絶対に美味いやつと確信していました。

6時間後、上越国境のパノラマを眺めながらそれを口にしたことは比べるものが無い贅沢でした。同じ機会は無いとは思いますが、また谷川岳へ行きたいと思います。

d5170610

初めての毎日アルペン号。新宿から谷川岳までわずか4時間(内，休憩時間が約1時間)。なんて便利なんだろう。車内は静かに過ごせるとはいえ，ほとんど眠れないまま谷川岳に到着。しかし，初めての谷川岳に気分も高揚し，睡眠不足を感じることはありませんでした。
昨日の雨から一転，最高の天候と眺望で，初めての西黒尾根は登りがいがあって楽しいルート。開山日で最高の天気とあってか大変な賑わいでしたが，終日，楽しく最高の山行でした。
帰りのバスは途中で温泉に寄って，山行の汗を流して着替えをして帰れるなんて，これまた最高。登山バスで連れてきてもらわなければ一生知らないであろう，素敵な日帰り温泉施設でした。
スタッフの方も気さくで親切丁寧。おかげさまで最高の谷川岳体験となりました。