【屋久島周遊山歩】白谷雲水峡〜太鼓岩【丁17.1】


- GPS
- 03:17
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 644m
- 下り
- 646m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入場500円。縄文杉まで行く場合はさらに1000円。 おおむねどのコースもよく整備されているが、沢水があふれて濡れている箇所多い。 沢の渡渉が何か所かあるが、いずれも増水時は要注意とのこと。 なお、観光地とはいえ、売店、飲食店、自販機の類は一切ないので、飲食料は街中で調達の上で訪れる必要がある。 |
写真
感想
今回屋久島を訪れたのは、もちろん宮之浦岳を歩くため。
雨の多いと言われる屋久島でも梅雨明け10日と言われる梅雨明け直後であれば晴れるのではないか。そう思って天気予報をチェックしていたところ、まだ梅雨明けはしていないものの、土日ともに晴れが期待できる週末が!早速航空便を確認したところ、若干ではあるが座席が空いていたので、即座に予約。
行動は迅速に、決然と。金は使うべき時に惜しみなく使うべき。
飛行機での到着は再早で9:30となるので、宮之浦岳は2日目とし、1日目は縄文杉など屋久杉の森を楽しんだ後、島内をあちこち巡ることにした。
肝心の縄文杉は、飲料調達のミスによりまた今度となったが、白谷雲水峡単独でも十分楽しめた。何より空港に降り立った瞬間に感じたギラギラした陽射し、肌に突き刺すような熱射に、こんな中、外を歩き回れるのだろうかという疑問も生じたが、峡谷、森の中は水と緑に包まれ、日射も穏やかになって湿度は高いものの過ごしやすかった。私が3時間近く、ほとんど水分補給なしで歩き回れたのもそのおかげ。それが無かったらもっと端折って楽しさが半減していたところだ。
この教訓を踏まえ里に下りてからは翌日の本格参考に備え、飲食料の調達を入念に行った。
縄文杉まで行かないこととしたため、空いた時間で屋久島をぐるっと回る。
その中で非常に残念なことがあった。
屋久島の西側、永田岬から栗生までの間、西部林道という道路が走っている。道は狭く、木々が生い茂って暗い箇所もあり、そんな中をシカやサルが跳梁跋扈しているのでとても慎重に走らなければならない区間だ。
ここのシカやサル達はニンゲンを何とも思っていないらしく、道の真ん中に座りこんで車で近づいてもなかなか退かない。ソロソロと近づいていくと「チッ、しょうがねぇなあ」といった風にノッソリと動き出す。
そんなことが何度か続いた後に、サルが集団で道に座り込んでいる所があった。
これもまた全く動かないのでソロソロと接近して様子を覗ってみると、車に轢かれたばかりらしい家族の死骸にずっと寄り添って離れようとしないのだった。
こちらがなんとか道路の際に寄って、一番端に座っていた子ザルを轢かないよう最徐行して脇を通過する際に見た子ザルの途方に暮れた目。何とも不憫。
質の低いドライバーが加速して接近すればサルの方が退くだろうとオラオラ突進したのかもしれない。或いは、ただでさえ日差しの明と木陰の暗の差が激しくて前が見えづらい道なのにスピードを抑えず突っ走ったのだろう。
基本もできないドライバーのせいで命を落としてしまったサルとその家族。
実に可哀そうな話だ。深く哀悼の誠を捧げ、翌日の宮之浦岳山行は、まことに勝手なことながら、このサルたちに捧げることとした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する