記録ID: 6987008
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山
大雪山旭岳からトムラウシ山縦走
2024年07月03日(水) 〜
2024年07月05日(金)



体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 28:04
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 2,268m
- 下り
- 3,072m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:56
距離 10.3km
登り 968m
下り 580m
2日目
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 10:01
距離 16.5km
登り 579m
下り 880m
3日目
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:06
距離 17.5km
登り 722m
下り 1,613m
15:17
林道途中(東大雪荘まで徒歩50分地点)
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
旭岳ロープウェイ上駅から登山、 トムラウシ短縮路登山口に下山 下山 下山前日の昼頃に稜線から携帯電話でタクシーを予約しました。トムラウシ温泉東大雪荘から新得駅までです。 新得ハイヤー、清水の昭和タクシーとも予約はいっぱいとの事で⚠️断られました。鹿追ハイヤーが遅れた場合の実車料金支払いと乗らない場合の料金補償を条件にやっとの思いで予約できました。 下山には予想外に時間がかかり、途中から電話をかけて30分待たせることになりました。 なお3社とも東大雪荘までしか行かない(短縮路登山口には行けない)とのことで、東大雪荘への予約になりました。 この日下った他の縦走パーティは2組でしたが、2組とも東大雪荘への宿泊でした。 下山日にタクシーバス列車で札幌旭川へ下るのは、私達には相当思い切った早立ちが必要でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年よりも残雪が少ないと思います。 クマがこわいので叫びながら歩きました。 幸い数百メートル離れたクマを見ただけでした。 数回の雪渓歩きのうち4回アイゼンを付けて歩きました。1日目旭岳の下り、2日目ひさご沼の手前の下り、3日目朝ひさご沼畔トラバース、コマドリ沢上部の下りは装着すぐ外しました。 コマドリ沢上部の雪渓は雪が少なくなり、穴だらけで歩けません。左岸の夏道を歩けました。 3日目のひさご沼からトムラウシ山を越えてトムラウシ温泉に下る1日は時間的にコタえました。昭文社の山と高原地図のコースタイムをあてにしてきた私たちですが、この日はコースタイムではとても歩ききれませんでした。必死に歩いても2〜3時間の上乗せが必要でした。 短縮路登山口に下ってから、東大雪荘まで林道を歩こうとしましたが、これは大失敗。最後をショートカットしても6.6km、途中標高差100m近くの登りもあります。登り以外を時速5kmで頑張っても1時間半かかります。 短縮路を下りずに山道を下った方がずっと早いと思います。(私は途中で下山者の車に乗せてもらえました) |
その他周辺情報 | ドコモの電波について 白雲岳避難小屋は特定の窓に近づくと(あるいは外)ドコモの電波がなんとか捉えられました。3G3本、時々4G1本。メール、LINE、天気予報webページ閲覧ができました。 ひさご沼避難小屋は電波なし。 化雲岳からの下りで、小屋まであと30分地点(雪渓上部)まではドコモ電波が取れました。 稜線は3日間のうち機内モードを解除した回数のうち5割程度で3Gまたは4G1〜2本の電波が取れました。 カムイ天井の尾根、短縮路登山口からもタクシー会社に電話できました。 以上はすべてドコモについてです。 同行者のソフトバンクはトムラウシ山頂以外はほとんど繋がらないと言っていました。ソフトバンクについては詳細は分かりませんが、ドコモよりもかなり厳しいです。 |
写真
撮影機器:
感想
いつか登りたいと思っていたトムラウシ山ですがついに実現。大雪山旭岳からの縦走に行ってきました。
予備日を含んで8日間の予定をとり、そのうちの天気が良い2泊3日に縦走するというヒマ人特権的なスケジュールを確保。
7月3日からの好天予報を得て出発することになりました。前後は雨というスキマの晴天でした。花々の開花にもタイミングが合いました。
とは言っても歳も歳なので、テントを含む14キロの荷物を背負っての目一杯な3日間でした。
それでも花が咲き乱れる道は、来て良かったと思える素晴らしいコースでした。
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近々、同じルートを予定してますが水場の様子はいかがでしたか?
白雲、ひさご沼とも雪渓からの透明な流水が充分に流れていましたよ。
白雲は小屋のすぐ下(1〜2分)でひしゃくとジョウロがありました。ひさご沼は皆さん小屋5分のT字路で汲みました。ここは自然のままでした。
今回は濾過器などは必要なく、どちらもに沸かすだけで飲みました。
良い山行になりますように!
ありがとうございます。参考になりました!楽しんできます。
いつかは、歩いてみたい憧憬のルート!ワクワクしながら拝見させていただきました。
7/3~4は爆風予報でしたが、(小屋以外は)問題なかったようですね。
私も水場の状況が気になりますが、同時に、2~3週間は早いと言われている今夏の開花状況も気になります。
主に稜線上のチングルマたちは「ピーク前」「ピーク過ぎ」で言えばどちらでしたでしょうか?
7月3日の午前中は稜線では10〜15mの暴風でした。西風に押されて登りも楽チンに登れましたが、突風に体を突き飛ばされる危険を感じた人もいたようです。小屋に着く頃には少し弱まりました。
チングルマはややピーク前だと思いましたが、充分に咲き乱れている所も随所にありました。なかなか写真をうまく撮れませんでした。
水場は↑のとおりです。
花々に囲まれてこのルートを歩けますように!
水場情報参考になります。今夏は残雪少ないですからね..もって今月になるのかも。
もう1つ伺ってもよいでしょうか?
忠別岳避難小屋の雪渓も水場箇所ですが、こちらは立ち寄られましたか?
ちょっと天気が変動してきて心境芳しくない状態ですが..
なんとかやり遂げたいと思っています。
私達も天気予報には悩まされました。雨予報なのに歩くと晴れる、の繰り返しで、ラッキーでしたが危ない橋でした。
好天の縦走になりますように!
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