巻機山【九合目付近で転倒】新潟県南魚沼市の巻機山で男性が遭難し、無事救助 by『にいがた経済新聞』
新潟県
クライムジャンキー
体力度について
- GPS
- 04:40
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 68m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは桜坂駐車場トイレ前、桜坂駐車場登山口にあり。 登山道に特に危険箇所はありません。 |
| その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は｢金城の里｣(450円)がお薦めです。月曜日が定休日です。肌がすべすべして気持ち良い・・・。美人の湯ですので、美人の方はもっと美人になりますし、それなりの方は美人になります・・・。 お土産には 高千代酒造株式会社「純米吟醸酒巻機」、八海醸造株式会社｢清酒坂戸山」を是非・・・「飲みやすくスッキリした味わい」ですよ！ そして お酒好きの方には❝雄々しくキリッと締まった原酒の味わい❞の八海醸造株式会社「清酒金城山」もお勧めです。 |
写真
避難小屋に向かいます。この場所から少し先（写真を撮りながらなので、10分後位）で、転倒して怪我・・・最終的に❝前十字靭帯不全損傷❞・・・。
1
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
備忘録の為、記録に残しておきます。レコの作成が遅くなったのは遭難救助され南魚沼市内の病院に11日間（7/13の土曜日に退院）入院していたのでこのタイミングになってしまいました。ご了承ください。
先ずは、ネットニュースから・・・
／／／／／≪登山中に転倒し足を負傷した60代男性を救助 新潟・南魚沼市≫
『7/3(水) 8:21 BSN新潟放送 BSN NEWS DIGS』
新潟県南魚沼市の巻機山で2日、登山中の60代男性が転倒した際に足をけがし、救助されました。男性は意識はあり命に別状はないということです。
警察によりますと2日の正午すぎ、南魚沼市の60代男性が巻機山（標高1,967m）を登山中に9合目付近で転倒しました。男性は転倒した際に左膝を負傷し、通りかかった別の登山者が119番通報しました。
連絡を受けた南魚沼市消防署員と警察署員が午後4時すぎに男性と接触し、その後担架で下山しました。けがをした男性は南魚沼市内の病院に搬送されましたが、意識はあり命に別状はないということです。／／／／／
／／／／／『にいがた経済新聞』≪【九合目付近で転倒】新潟県南魚沼市の巻機山で男性が遭難し、無事救助≫
南魚沼警察署によると、7月2日昼ころ、新潟県南魚沼市清水地内の巻機山で60歳代の男性が遭難し、その後救助された。
南魚沼市居住の60歳代の男性が巻機山を単独で登山中、九合目付近で転倒し、左膝を負傷。そして、負傷した男性を通りかかった他の登山者が発見し、7月2日12時15分に119番通報した。
連絡を受けた南魚沼市消防署員と南魚沼警察署員が同日16時9分に遭難した男性と接触、その後担架で搬送し、同日21時24分に下山した。
その後、遭難した男性は南魚沼市内の病院に搬送されたが、意識はあり命に別状はない。男性は左膝のじん帯を損傷した疑いがあるという。
当時、男性が遭難した巻機山は天候が悪い状態だった。／／／／／
予定通りにAM3:00に起床。朝ご飯を食べ、トイレも済ませ・・・準備をしてAM4:300自宅出発に十分間に合うAM4:00に全て整う。ここで、ソロの時の最近の状況と同じで猛烈な睡魔に襲われる・・・。しばらく横になって仮眠・・・。疲れているのか、目覚めたのがAM6:00少し前・・・。再び、トイレで用を足しAM6:00過ぎに予定より約1時間30分遅れで自宅を出発。桜坂駐車場にはAM6:30過ぎにやっと到着。身支度をして、登山届を提出してAM6:51に登山開始。
天気は曇り、てんくらは日中は全てA判定で山頂付近の気温は13度程で風速は8m位。※南魚沼市の天気も曇り、日中の最高気温は28度。連日暑い日が続く中、日差しも無いので、比較的涼しい・・・絶好の登山日和・・・。今月末に雲ノ平ツアーがある為に、年齢も考えずに・・・体力作りの為に少し無理をしていてのかも知れません・・・。中々、ペースが上がりません・・・。今日のミッションはニッコウキスゲの開花状況の確認と避難小屋前のハクサンコザクラの群生地の開花状況の確認・・・。牛ヶ岳まで行く予定でしたが、時間がかかるようでしたら朝日岳へ向かう縦走路少し先までで折り返す事も頭に入れて、ゆっくりと進みます。
四合目〜五合目・・・ガスっていて眺望はほぼゼロ・・・。ブナの森を抜け、六合目でも眺望はほぼゼロ・・・天狗岩さえ見えません。いつもの様に、少し先の休憩ポイントで小休止。手作りサンドウィッチを食べ、リスタート。七合目〜八合目・・・やはり眺望はほぼゼロ・・・。いつもは強風にさらされる八合目〜ニセ巻稜線間は、予報に反して風は強くありません。木段を上り、ニセ巻稜線に出るも眺望はほぼゼロ・・・。巻機山本峰ですら見えません・・・。真っ白けのニセ巻から避難小屋に向かう木道脇の草原にはワタスゲがスゲーッ・・・群生しています。トキソウを探しますが、本日は見つかりませんでした。避難小屋に近づいて緩斜面になって来た木道の滑り止めで躓いて・・・❝重大事故❞発生・・・。※避難小屋手前50m位の所・・・。前方に転んで、踏ん張れず・・・受け身も上手く取れずに左膝を木道に強打して体が一回転して草原に転がりました。
直ぐに、左膝頭を触ると少し痛い・・・でも左足の指は動く・・・打撲かな？って思い立ち上がろうとすると、右足は踏ん張れるんですが、左足が腰砕けの様に力が入らず再転倒・・・。もう一回チャレンジするも、やはり力が入らず再々転倒・・・。全く動けません。取り敢えず、木道に座り、119番通報するも・・・ここは鍋の底の様な場所・・・スマホの電波が届かない・・・。仕方がないので、先行している登山者が下山する時を待って、スマホの電波の届く所から119番通報をお願いする事とする。待っている時間は長い・・・。中々、下りて来ない・・・不安・・・。約30分後にソロの男性が下って来ました。事情を説明してスマホの電波の届く所から119番通報をお願いする。すると、もう一人のソロの男性が来ました。同じく事情を説明すると、避難小屋に地元の方らしき人がいるとの事・・・。（もしかしたら、僕の知っているK君か？と思いましたが、違いました）一人の男性が避難小屋の男性に事情を話しに行くと、その方も来てくれました。たまたま、この日に避難小屋の作業をしていた地元の山岳会所属で、尚且つ民間の山岳救助隊に所属しているIさんでした。Iさんの話だと、避難小屋裏からは電波が届く所があるので、119番通報してくれるとの事。助かりました・・・。ソロの男性二人は、そのまま下って貰いました。その後、二人組の女性・・・鳥の着ぐるみ？で走り回っている動画を見せてくれて、僕を励ましたくれました。※結構笑わしてくれて、こんな時でもバカ受けでした・・・。
暫くするとIさんが来てくれて、避難小屋まで移動しませんかと・・・。先ずは、左足と添え木で固定して貰い・・・木道をケツ滑りで進むも平らな所ではなかなか進みません。加えて、木道の棘が僕のケツに突き刺さります。そこで、Iさんの方を借りて、立ち上がってゆっくりと避難小屋に向かいます。程なく避難小屋に到着。この時点でPM0:30頃かと思われます。曇り空なので、県警のヘリ「はるかぜ」は飛べないらしい・・・致し方無い・・・。避難小屋で横になって4時間程立った時に地上部隊の南魚沼消防署と南魚沼警察署の方々8名程が到着。先ずは事情を聴取して頂き、ザックリと症状は靭帯に問題あり・・・との事。この時、隊員の方から「絶対助けますからね！」と強い言葉が・・・とても心強かったですし、有難かったです。
曇り空だった為、ヘリが飛べずに約7時間かけて、避難小屋から桜坂駐車場まで担架の様な物の乗せられて(引っ張られて)南魚沼消防署、六日町警察署の方々(途中から大和分署と湯沢消防署からも応援が来て、最終的には総勢20名程)に救助されました。池中玄太より重い体重になった僕を運ぶのは大変だったと思われます。大変、大変ありがとうございました。感謝感激です。※TJARでお馴染みのK君も湯沢消防署から応援に来てくれました。「迷惑かけて悪いね」って言ったら「仕方無いですよ」と言ってくれました。申し訳なくて、泣けてくる・・・。桜坂駐車場には救急車が待機していて、南魚沼市内の病院に搬送され緊急入院したのがPM11:30頃…長い一日でした。
緊急入院当初は左膝の膝蓋骨骨折の診断（深夜でしたのでエコー検査のみ）でしたが、最終的には左膝の前十字靭帯不全損傷と言う診断結果で、7/6(土)からリハビリが始まりました。※骨折や前十字靭帯断裂ではなくて、不幸中の幸いでした。順調に回復して7/13(土)に退院出来ました。まあ、不思議と最初から痛みはあまり感じませんでした。現在も痛みはほとんどありませんし、歩けます。装具（サポーター）も普段使い様と登山用の二つを誂えました。但し、まだ足を持ち上げたりする動作などが一部出来ません。
暫く大人しくしていますが、先ずは65歳になって❝初めての入院生活❞を満喫させて頂きました。※若い看護師さんもいるし…。大好きなビールも飲まず、量が少なく超薄味の病院食を食べ続けていると、何と5kg体重が減っていました。別人の様に痩せてるのは間違いないと思います。
残念ながら、本日は無事に楽しい山歩きが出来ませんでした。
教訓として、ソロの登山は出来るだけ避けた方が良い事。マイナーな山は特にそうです。スマホの電波が届かない場所がある事を十分理解する事。そして、いつも僕はザックに入れておきますが、防寒着は勿論・・・ツェルトetcの防寒対策。ギリギリでは無くて食糧や水分の余裕。今回も誰にも見つからなければ、一晩以上木道脇で過ごさなければならなかったかも？ですので・・・。
最後に、年齢を考えた行動（登山）・・・。今までは出来ていた事が、年齢を重ねると出来なくなる事を頭にしっかりと叩き込んで置く事。登山のペースも年々遅くなって来ている事。足が上がらず、躓く事が多くなって来ている事や疲れが中々抜けない事etcを十分理解して行動する事。
ではまた・・・そして、世界が平和になります様に・・・。
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24c さん
怪我はまだ痛みますよね、大丈夫ですか？
他の登山者の方がいらっしゃって本当に良かったですね。
Ｊさんのようなレジェンドでもこのようなことが起きるということ。
自分も一歩一歩を確実に歩かなければと身につまされる思いと再認識となりました。
数日は複雑な気持ちとの戦いだったかな？今はもう大丈夫でしょうか。
焦らずにゆっくりと治療されて、また魚沼の情報を 若造めに教えてやってくださいね！
お大事に。
ありがとうございました！
昨日退院して、装具(サポーター)を装着してリハビリに励んでいます。
痛みはほとんどありませんが、足の動きがまだまだ不十分ですので…回復までに時間がかりそうです。
まぁ、❝サンデー毎日❞ですので、時間はたっぷりありますので、ゆっくり治します。
ではまた〜
もうお怪我は大分良くなってきているでしょうね、
明日は我が身ですよ、最近はつまずきや滑ってこけることが多くなってきていますので、幸い大けがには鳴っていないだけです、ほんの些細な段差でも脇と気よりは足が上がっていないのだろうなと思っていましたけど、こうなると怪我とは隣り合わせだった、増々慎重に（昔のことは過信せず・・・と思っていても実行は難しいですね）
靭帯損傷は意外と膝の後遺症が残るのでリハビリしっかりとね、俺も両ひざやっていますので今はサプリメント服用中ですよ。
お大事にねリハビリガンバレ。
前期高齢者になったのに、今までと同じ様な行動はダメなんですよね。自分を過信していました。
今後は無理せずに、山歩きを楽しみたいと思います。
まぁ、暫くはリハビリを無理せず頑張り、ゆっくりと治して参ります。
ではまた〜
もしやと思いましたが、まさか入院されたとは知りませんでした。
音沙汰がないので心配していたのですよ。
前十字靭帯の損傷は無理しないことですよ。
リハビリは必要ですがねじらないのが重要です。
またひねったら今度は切れますよ。
坂戸山を歩いたようですが、山より自転車がしばらくは良いです(体験者談)
内出血していないようなので良かったですね。
ほんと無理せずですよ。
前十字靱帯の事に関しては❝大先輩❞の猫山歩さんの言葉は説得力があり、重みが感じられます。
山より自転車…う〜ん、山歩き以外のリハビリは考えて無かったです。早速、雨が止んだら自転車…実行致しますね。
また、何か良いリハビリ方法がありましたら、ご教授をお願い致します。
ではまた〜
新潟の山のレコでお花の名前を教えてもらったhapiraです
大きなケガをしてしまったんですね。
命があって良かったです
私も年々年かな〜なんてつまずく度に思います。焦らずしっかり治してくださいね。
お大事に〜
現在、絶賛リハビリ中ですが…時間がかかりそうです。
正直な所、後5年位は普通に登山をして…その後80歳位までは里山歩きを目指しています。
まあ、焦らずゆっくり治して行きます。
ではまた〜どこかのお山でお会いしましょう!
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