福定から氷ノ山、三ノ丸、𣇃米へ

2024年06月10日(月) 〜 2024年06月11日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,114m
• 下り: 843m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 1:00
• 合計: 3:40

11:40 氷ノ山鉢伏口バス停
11:50 12:10 福定親水公園
12:20 布滝
12:50 13:00 地蔵堂
13:00 木地屋跡
13:00 一口水
13:50 14:10 氷ノ越
14:10 ヤキョウガ山
14:50 仙谷分岐
14:50 15:00 甑岩
15:20 氷ノ山
15:20 宿泊地

2日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:00

6:00 宿泊地
6:40 7:10 三ノ丸
8:00 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
8:40 仙谷コース登山口
9:00 響の森駐車場
9:00 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

大阪　　　　　8:14発　特急きのさき
八鹿　　　　　10:32着
　　　　　　　10:40発　全但バス
氷ノ山鉢伏口　11:34
帰りは途中下車や観光をしながら若狭町営バス、若桜鉄道、スーパーはくとで帰宅。

JR西日本　https://www.westjr.co.jp/
全但バス　https://www.zentanbus.co.jp/
若桜町営バス　https://www.town.wakasa.tottori.jp/soshikikarasagasu/kikakuseisakuka/1/jouhokoutuukakari/10/2/choueibasu/1038.html
若桜鉄道　https://wakatetsu.co.jp/

CO2排出による気候変動問題や公共交通の経営難、中心市街地の空洞化などの社会問題が深刻です。できる限り公共交通機関のご利用をお願いいたします。

コース状況／危険箇所等

よく整備された分かりやすい登山道。トイレは八鹿駅、福定親水公園、氷ノ山山頂、三ノ丸西方、響の森、若桜駅にあります。

その他周辺情報

氷ノ山自然ふれあい館響の森では氷ノ山の自然について分かりやすく展示されています。入館無料。
若狭町営バス上湯原バス停近くのふれあいの湯では400円で温泉に入れます。食堂等はありません。
若桜駅周辺には定食屋ジビエ料理を食べられる店、喫茶店やカフェなどが複数あります。駅前にはスーパーがあります。古い町並みが残り重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。駅前の観光案内所にはレンタサイクルがあり、若桜鉄道利用者は無料で借りられます。

写真

6/10 10:34

八鹿駅。お洒落な窓の付いた木造駅舎。

6/10 11:34

氷ノ山鉢伏口バス停

6/10 11:55

福定親水公園

6/10 12:13

クロアゲハですかね

6/10 12:24

布滝

6/10 12:32

6/10 12:36

不動滝は木の間にちらっと見えます

6/10 12:36

気持ちのいい初夏の夏緑樹林

6/10 12:44

イワカガミはもう終わり

6/10 12:46

色んな木が絡み合っておどろおどろしい感じになってます

6/10 12:53

フタリシズカ

6/10 12:54

加藤文太郎も泊まったという地蔵堂

6/10 12:55

木像のお地蔵様です

6/10 13:12

ミヤマキケマン

6/10 13:13

ミズタビラコですかね

6/10 13:29

タゴガエル？

6/10 13:35

弘法の水は枯れていました

6/10 13:48

一口水はちょろちょろ

6/10 13:55

山頂が見えたら氷ノ山越はもうすぐ

6/10 13:56

但馬と因幡の境です

6/10 13:57

避難小屋

6/10 13:57

ベンチを利用すれば泊まることもできそうです

6/10 14:24

山頂へ

6/10 14:28

チシマザサの筍が沢山出ています。北日本から日本海側多雪山地に分布する笹で、筍は山菜として根曲竹とか姫竹とかスス竹とか地方によっていろいろな呼び名がありますがこの辺ではスズコというそうです。バドジズデジドダ。

6/10 14:31

美しいブナ林。チシマザサが生える日本海型ブナ林です

6/10 14:45

ナナカマド

6/10 14:46

鉢伏山・蘇武岳方面

6/10 14:52

仙谷コースは通行止め

6/10 14:57

こしき岩

6/10 15:05

あたかも登れそうな小道がありますが

6/10 15:03

無理です

6/10 15:21

もうちょっと

6/10 15:24

ユキザサ。かわいい花ですね

6/10 15:25

山頂避難小屋

6/10 15:25

陣鉢山方面

6/10 15:26

三室山方面

6/10 15:29

三角点

6/10 15:30

小屋内部。一泊させていただきました

6/10 16:08

三ノ丸方面に少し下った所にトイレがあります。結構ハエとかいるので苦手な人は携帯トイレを持ってきた方がいいかも

6/10 16:12

トイレの辺りにはオオバコやセイヨウタンポポが侵入しています

6/10 16:17

古生沼を見に行きます

6/10 16:18

フェンスで囲まれていますが、フェンス外の地面も泥炭なのかブヨブヨしています

6/10 16:19

バイケイソウですよね？さすがにコバイケイソウはないでしょう

6/10 16:21

ツマトリソウ

6/10 18:43

日本海側多雪山地ではイヌツゲが雪の下で冬を越すよう適応したハイイヌツゲが見られるそうですがこれでしょうか。

6/11 5:30

一晩中風が強く朝まで吹いていました。雲海になっています。写真では分かりづらいですが、右奥に大山が見えていました。

6/11 5:30

扇ノ山・鳥取方面

6/11 5:30

扇ノ山とぶん回しの稜線

6/11 5:31

鉢伏山・蘇武岳・妙見山

6/11 5:31

但馬丹波方面

6/11 5:32

三ノ丸の向こうに三室山、その向こうに後山

6/11 5:32

後山の右方にくらます、東山

6/11 6:06

エゾユズリハと思われます。ユズリハは暖温帯の植物ですが、多雪に適応したものです

6/11 6:06

三ノ丸へ

6/11 6:09

千年キャラボク。障壁画のような迫力です

6/11 6:13

ここから三ノ丸にかけてキャラボクが散見されます

6/11 6:16

稜線を行きます

6/11 6:25

杉の茂る湿地帯

6/11 6:26

ミズゴケやスゲ類が見られます

6/11 6:50

三ノ丸

6/11 6:55

三ノ丸から氷ノ山と右に妙見山

6/11 6:55

陣鉢山と扇ノ山

6/11 6:55

段ヶ峰・千ヶ峰方面。山座同定は難しいですが絶景です

6/11 7:07

三室山・後山・くらます・東山方面。氷ノ山の時点ではこの方面の同定ができていなかったんですが、くらますが特定できたのでわかりました

6/11 7:17

三ノ丸避難小屋

6/11 7:18

内部。一人なら寝られそうです。

6/11 7:18

競馬でスッた人のお金で建ってます。ギャンブラーの皆さんありがとう。

6/11 7:21

すぐに分岐

6/11 7:25

少し行くとトイレのある展望台

6/11 7:26

キャラボクの向こうに三ノ丸と氷ノ山

6/11 7:32

天空の路

6/11 7:51

しばらく下ると広葉樹林に入ります。カラマツと思われる木が何本かありました。カラマツは自然分布では中部から東北南部の植物ですが、植林からの逸出でしょうか？

6/11 7:52

樹林を下る

6/11 7:57

スキー場に下り着きます

6/11 8:08

自然探勝路に入ります

6/11 8:12

多いのは杉の植林ですが

6/11 8:18

トチノキがよく目に付き、大木もあります

6/11 8:32

食料になるので残されてきたのでしょうか

6/11 8:40

陣鉢山は形が良いですね。登山道が無いのが勿体ない気がします

6/11 8:45

アルパインヒュッテに下山

6/11 9:05

響の森。見学後バスまで時間があるので𣇃米集落まで歩いてみることにしました

6/11 10:41

オタカラコウの葉かな？

6/11 10:45

氷ノ山越は因幡から伊勢参りに向かう街道でした

6/11 10:45

6/11 11:05

𣇃米神社

6/11 11:06

「𣇃」ってなかなか見ない漢字ですね。地形図では「舂」になっています。

6/11 11:27

バスでゆはら温泉へ

6/11 13:32

若桜駅。かわいらしい木造駅舎。観光案内所でレンタサイクルを借ります。

6/11 14:30

街並みを見学

6/11 14:36

若桜郷土文化の里

6/11 14:38

6/11 14:58

6/11 15:32

駅前にスーパーがあって便利。

6/11 15:38

若桜駅では機関車や転車台を見学できます

6/11 15:42

列車で帰ります

6/11 16:16

懐かしの硬券

6/11 16:22

さよなら氷ノ山

撮影機器：

SCV48 samsung

感想

山石

氷ノ山の山頂で1泊。初夏のブナ林と三ノ丸への広大な稜線が今回のテーマでした。日本海側ならではのみずみずしい森や植物を見ることができ、中国山地の広大な展望とともに楽しめました。若桜の温泉や街並み、ローカル線の旅も旅情があり心癒される旅となりました。。