釈迦ヶ岳（前鬼〜小仲坊泊、奈良県）

2024年06月07日(金) 〜 2024年06月08日(土)

• GPS: 09:25
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,848m
• 下り: 1,881m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:56
• 合計: 7:38

距離 14.9km 登り 1,767m 下り 1,574m

8:59 前鬼林道ゲート
9:24 9:58 小仲坊
11:02 11:19 二ツ岩
12:01 12:03 水場
12:12 12:23 太古の辻
13:01 13:13 深仙ノ宿
13:53 14:09 釈迦ヶ岳
14:35 14:44 深仙ノ宿
15:07 大日岳
15:12 15:13 太古の辻
15:18 水場
15:44 15:58 二ツ岩
16:37 小仲坊

2日目

• 山行: 0:30
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:31

距離 2.8km 登り 80m 下り 306m

9:43 小仲坊
10:12 10:13 前鬼林道ゲート
10:14 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良、下北山村の前鬼までは、国道169号の前鬼口から、ダム湖沿いの舗装林道を9km弱、車止めのある所まで車で上がれます。すれ違いのできない細い所があって、崖からの落石も所々転がっていました。
車止めから、前鬼小仲坊までは、一般車通行止め。
舗装林道を約2km、徒歩で上がります。

国道から前鬼までの林道は、今年の9月30日まで、平日は道路工事中（土日祝は工事無し）で、8〜12時、13〜17時の間、通行不可でした。
http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/oshirase/road/

国道169号は、昨年末、土砂崩れがあって、6月時点でも、前鬼口から池原ダム方向は通行止め。
北側から前鬼口までは通行可能でした。（南側からのアクセスは不可）

コース状況／危険箇所等

前鬼からの登り、最初は緩やかな斜面を登りますが、下草も無く、どこでも歩ける感じで、ちょっとわかりにくい所が多かったです。ピンクテープや道標があったので、それを見落とさないように登りました。
途中の二つ岩からは、少し崩れぎみの斜面を横切る所が何箇所かあって、注意して歩きました。危険個所には、ロープや鎖が張ってありました。
奥駈道の尾根に出てからは、問題の無い道でした。

gpsのログが、計画よりも、なぜかかなり距離・高低差が大きくなってます。
ちょっといろいろ調べてみます。
（計画では距離11.3km、登り1305m→ログ距離17.6km、高低差1819m）

その他周辺情報

前鬼、小仲坊は土日のみ営業
食事つきの宿泊の場合は要予約で、料金は8000円
お風呂に入ることができます。
今回は、たまたま金曜日に来られていたので、金曜に宿泊させていただきました。
素泊まりは、別の小屋を開放されていて、平日でも可能でした。
素泊まり料金は4000円でした。

写真

6/7 7:25

下北山村、国道169号、前鬼口まで来ました
ここから南は、昨年末の土砂崩れにより通行止めのまま

6/7 7:24

前鬼方面、平日は8時〜12時までと、13時〜17時まで工事通行止め
8時に間に合うように急いできました

6/7 7:47

前鬼への林道途中より
不動七重の滝を見下ろす

6/7 8:57

林道の車止めの所まで来ました
手前の空きスペースに車を止めました
ここから前鬼小仲坊まで、約2kmの林道歩き

6/7 8:54

前鬼へ向かう山道もあったようですが、今は使用されてないようです
吊り橋も朽ちてました
25年前に来た時は、歩いたと思うのですが

6/7 9:07

センチコガネが飛んでました
大峰のセンチコガネは深い青色

6/7 9:12

林道途中の落石
後から五鬼助さんが来られるので、路肩によけておきました

6/7 9:19

石垣が見えてきました

6/7 9:28

小仲坊に到着

6/7 9:31

6/7 9:57

小仲坊脇から釈迦ヶ岳へ

6/7 9:58

小仲坊の上
石畳の道

6/7 9:59

かつての住居跡を通過

6/7 10:02

6/7 10:06

涸れた沢通過

6/7 10:14

道標あり

6/7 10:15

最初は広くて緩やかな斜面
どこでも歩ける感じですが、迷わないようピンクのテープを見ながら歩く

6/7 10:34

大きな岩
上に行くほど傾斜が急になります

6/7 10:37

立派な木の階段
全部で853段と書いてました

6/7 10:40

大日岳を登って来られた方と話しました

6/7 10:42

断続的に階段あり

6/7 11:03

6/7 11:04

6/7 11:07

二つ岩に到着
ひと休み

6/7 11:09

6/7 11:26

二つ岩から上、一部要注意箇所がありました

6/7 11:33

見上げると大日岳が見えました

6/7 11:40

6/7 11:43

6/7 12:00

釈迦ヶ岳の東側

6/7 12:00

五百羅漢の岩場かな

6/7 12:02

大日岳
まだまだ上に見えます

6/7 12:02

6/7 12:04

急に笹が増えてきました

6/7 12:09

やっと大峰奥駈道、太古ノ辻に出ました

6/7 12:21

大日岳

6/7 12:32

大峰奥駈道
ちょっとだけ岩場

6/7 12:35

大日岳分岐
大日岳に行くか、釈迦ヶ岳に行くかで迷いましたが、時間的に行けそうだったので、釈迦ヶ岳に行くことにしました
大日岳はまた今度

6/7 12:36

釈迦ヶ岳と右奥は孔雀岳かな

6/7 12:39

ちょっと細い所あり

6/7 12:48

釈迦ヶ岳の全体が見えてきました
下は深仙の宿
ちょっとだけ下り

6/7 13:09

深仙小屋に荷物を置いて釈迦ヶ岳へ
標高差300mほど登り
お堂にお参り

6/7 13:20

都津門の靡（なびき）

6/7 13:21

岩場に穴が開いてて、向こう側が見えてました

6/7 13:25

十津川、太尾登山口からの尾根道

6/7 13:25

6/7 13:34

向こうは笹原の広がる道

6/7 13:36

釈迦ヶ岳
もうちょっと登ります

6/7 13:51

6/7 13:53

釈迦ヶ岳に到着！

6/7 13:56

その先には八経ヶ岳が見えました

6/7 13:56

八経ヶ岳望遠

6/7 13:57

七面山

6/7 13:58

遠くに金剛山

6/7 13:59

6/7 14:00

6/7 14:01

6/7 14:08

南側、奥駈道
登ってきた方向

6/7 14:10

下山

6/7 14:34

深仙の宿に戻る

6/7 14:36

深仙小屋

6/7 14:45

台高山脈方向

6/7 14:45

大台ヶ原望遠

6/7 14:45

6/7 14:49

6/7 14:54

6/7 15:01

ブナかな

6/7 15:10

太古の辻

6/7 15:22

ここから急坂を下山

6/7 15:36

6/7 15:57

階段
疲れます

6/7 16:17

大木
この後、前鬼に無事に下山しました

6/8 7:02

翌朝、宿坊の縁側で朝ごはんをいただきました

6/8 9:45

下山
五鬼助さん、また来ます！

6/8 9:53

猿の群れ

6/8 10:10

林道を歩いて車止め
無事、下山
この後、不動七重の滝へ

撮影機器：

NIKON D7500 NIKON CORPORATION

SH-M19 SHARP

感想

めいろー

前から泊まってみたかった、前鬼の宿坊、小仲坊さんへ行ってみました。
今回、前鬼までの林道は、道路工事があったので、8時の工事開始の前に前鬼口に着かないと、工事が中断する12時まで通れないので、ちょっと急いで向かいましたが、
なんとか時間前に到着しました。
通るつもりの京奈和高速道が平日夜間工事通行止めだったので、かなり焦りましたが・・

今回、せっかくなんで、前鬼から釈迦ヶ岳まで登山。
がんばったら夕方まで下りてこられるだろうと思って向かいました。
釈迦ヶ岳に来るのは3年ぶり。今までは全て西の十津川側から登ってましたが、前鬼側からは初めて。
登ってみて、全体的に整備されていて問題ありませんでしたが、たまに普通の登山とは違う、険しい所が少しだけありました。
下からの山頂までの標高差は1300mあって、往復はさすがに疲れましたが、いい運動になったと思います。

下ってから、小仲坊さんに宿泊
前鬼の末裔、61代目の住職の五鬼助さん夫婦に迎えて頂いて、お風呂と食事。
今回は私ともう一人しかいなかったので、4人で酒を飲みながら、夜遅くまで色々なお話を伺うことができました。
一千年以上、代々続いてきた山奥の宿坊を守り続けるというお気持ちを聞いて、ただただ感銘を受けました。

今回、翌日に前鬼から三重（みかさね）の滝の行場まで、行こうと思ってましたが、
また今度、前鬼に来るためにとっておこうと思いました。
近いうちに、必ずまた来なければ、と思っています。