記録ID: 6672116
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アルパインクライミング
中央アルプス
宝剣岳中央稜
2024年04月18日(木) [日帰り]



体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 06:16
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 433m
- 下り
- 424m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
見上げれば緩やかなスラブの中に有名なオケラクラックが走っている。ところがここで大チョンボ。すぐに左に回り込めば簡単にクラックに入れたのに、右の草付きを登ったためにクラックに戻るのに四苦八苦する羽目に。
感想
昨年サギダル尾根を登ったときに横目で見て気になっていた宝剣岳中央稜に登ってきました。
まずそのアプローチは、千畳敷カールを乗越浄土方向に進んで宝剣岳東面を正面に見たら方向転換。顕著な尾根筋の末端から取り付きます。
1ピッチ目(私のリード。以下奇数ピッチは私、偶数ピッチは相方)は脆い岩壁から草付き混じりに左上する35m。土に打ち込むダブルアックスがずいぶん助けてくれました。
2ピッチ目はルート全体の核心部で、相方は粘ったもののフリーでは抜けられず無念のA0。
2ピッチ目を終えたところで先行していた親子パーティーが我々を先に行かせてくれることになり(ありがとうございます)、3ピッチ目は出だしアブミの後に広いスラブをすぱっと断ち割るオケラクラックをアイゼンでのフットジャムも交えて30m。
そしてフィナーレはやさしい岩〜雪稜登りで宝剣岳山頂に到着です。
ところどころ奮闘的な場面もありましたが、終わってみれば楽しいクライミングでした。ただ、我々が乗越浄土から下るときにルートを見ると親子パーティーの若い息子さん(たぶんハタチくらい?)の方はまだオケラクラックに乗るかどうかという進捗で、ガリガリ!うわー!テンション!という音声が何度も千畳敷カールに響き渡り、これには思わず遠くから「ガンバ!」と声援を送りました。やがてその姿はガスの中に消えてしまいましたが、二人が最終ロープウェイに間に合ったかどうかが心配です。
詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2024/20240418.html
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