記録ID: 6624844
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ハイキング
京都・北摂
八瀬 地蔵の林道から水井山 仰木の一本桜と大倉川桜並木で花見 比叡山地・仰木越・上仰木
2024年04月06日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:53
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:53
距離 18.8km
登り 1,254m
下り 1,223m
8:16
8分
登山口バス停 京都市左京区八瀬秋元町
8:24
1分
蛸谷橋 八瀬花尻町
8:25
139分
地蔵林道口 八瀬花尻町
11:22
1分
P588.7
11:47
8分
林道別れ
11:55
35分
531m
12:30
16分
作業道出合
12:46
13:01
41分
大倉川桜広場 仰木町平尾
13:42
13:45
39分
仰木の一本桜 仰木町平尾
14:24
22分
大津市道北3220号線(仰木越)起点
14:46
32分
滝壺神社
15:29
34分
京都市道大原4号線(仰木越)別れ
16:03
6分
大原戸寺町
16:09
花尻橋バス停 京都市左京区八瀬花尻町
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都バス 登山口 帰り 京都バス 花尻橋 *京都バス: https://www.kyotobus.jp *通常毎春(3月)時刻改定 |
コース状況/ 危険箇所等 |
満開の仰木の桜を見物に行った。 今日は特製サンドイッチを用意して物見遊山を楽しんだ。 ついでに水井山の西尾根ルートで、まだ記録してない取付からのルートを通って行った。 比叡山地 八瀬・仰木 登山口バス停→入口にお地蔵さんのいる林道→水井山→仰木峠→ TP531 →桜並木・桜広場→仰木の一本桜→上仰木→仰木峠→花尻橋バス停 所要時間目安 登山口BS→水井山 150(120)分 水井山→仰木峠 40分 仰木峠→桜広場(仰木町平尾) 80(90)分 桜広場→一本桜(仰木町平尾) 40分 一本桜→仰木越起点(仰木町上仰木)40分 仰木越起点→仰木峠 55分 仰木峠→花尻橋BS 50(55)分 ※ (括弧内)はゆっくり歩いた所と急いだ所の修正値 ーーーー 登山口BS→一本桜 310分 一本桜→花尻橋BS 145分 注意! この記録で「大倉川」と書いている川は現時点の地図では「天神川」と表示されているので注意。 ヤマレコにある山行記録でも、大津市の資料でもこの川(仰木町平尾)ではなく仰木越沿いの川(仰木町上仰木)を「天神川」と呼んでいるので、それに合せている。 こちらの川(仰木町平尾)は大津市の資料に「大倉川」とあるので、そう書いている。しかし古い橋の欄干には「天神川」の表示がある。 1. 入口にお地蔵さんのいる林道→水井山 水井山の西尾根を登る。 以前の記録ID: 5857651の山行の内の「水井山西尾根直登」の区間の、取付からしばらくを替えたもの。入口にお地蔵さんのいる林道からのルートは2つあり、今日はその内の最近整備された林道を通るルート。 初め3分の1位はほぼ地理院地図通りの道。最初の林道以外は荒れているが極端な所はない。 中程の3分の1位は地理院地図にない区間。やや坂がきつく、多少木をくぐったりする必要がある。 最後の3分の1位は地理院地図通りの道。尾根の傾斜がきつすぎる所が1箇所ある。木を掴まずに登るのは怖いので、中心から少し外れた、掴み易い木の生えている所からいつも上がっている。枯木でない事をいちいち確認しなければいけない。 全体として、わたしは毎日歩きたいとは思わない。まあ、たまになら通っても良い。 2. 水井山→仰木峠→林道前谷線多分起点 仰木の桜を見るのが主目的なので、仰木峠から林道前谷線多分起点(もしかすると終点)まで、林道で早道した。仰木峠からしばらく、地図にない所を通っているが、新しい作業道が出来ている。 3. 林道前谷線多分起点→ TP531 →作業道→星林院跡(大倉川上流の桜広場と桜並木) 林道前谷線多分起点から山道に入る。 TP531 までは良い道。 TP531 から作業道に出るまでは、こじんまりした酷い道。ネットの管理の為か、ネット沿いは木を切ってマーキングしてあるが、どこが道やねんと言う感じ。わたしは毎日歩いても良いが、イヤな人もあるだろう。ここまで尾根道。 その後、星林院跡までは舗装のない作業道と舗装道路(作業道か林道)。 4. 星林院跡(大倉川上流の桜広場と桜並木)→仰木の一本桜→上仰木 舗装道路の区間。 仰木町平尾の大倉川上流の山中に多くの桜が植えられている。一角に高日山星林院跡碑が建てられている。 見晴らし台になっている桜広場があり、付近は桜並木と書いてある事が多いが、線ではなく、面で桜が植栽されているので見事だ。その面の中をジグザクに道が通っている。 桜広場の入口右側に大仏座像の様に見える金色の仏像がある。虚空蔵菩薩のレプリカか、レプリカではないとしても虚空蔵菩薩の代わりに祀られているのだろう(推測)。広場には、数組の家族が車で訪れて花見をされていた。一人で単車の人や、徒歩の家族連れなどもあった。混雑すると言う心配はなさそう。ほかにも小さな広場や、緩い斜面になった広場の様な所もある。 写真の景色から推定すると、多分次のウエブページがこの桜広場だと思う。わたしの写真よりきれい。 https://miz.yu-yake.com/ougi/ouginosakura.html 仰木の一本桜は仰木町平尾の滋賀県道47号伊香立浜大津線から少し西にある。こちらにはお弁当に適したスペースはない。棚田桜とも言われる様に棚田のふちにあり、バックが森林ではないので、出来たら青空をバックにして眺めたい。平尾の棚田は馬蹄形をしている事で有名だ。 仰木の一本桜から上仰木は初めて歩いたが、ヤマレコアプリの威力でどうにか迷子にならずに済んだ。 ※ 高日山星林院跡の説明は「その他周辺情報」欄に。 5. 上仰木→仰木峠→大原戸寺町 仰木越。但し分岐して大原戸寺町に下山。八瀬の花尻橋の南側の花尻橋バス停まで歩いた。 橋の北側までは大原戸寺町。橋の北側に神社があり、江文神社御旅所の看板しかなかったと思うが、神社は小野源太夫社と言う。他の神社の末社ではない。春には梅之宮神社と江文神社の春季例祭の御輿が相次いて宮入する。 【参考ルート】 早く桜広場へ行きたい時や良い道で行きたい時は、1の区間を戸寺バス停から京都一周トレイルで仰木峠へ行くと2時間以上短縮出来る。 変な道を通りたくない場合は、3の区間を、そこまでの林道の続き(ここから林道前谷線に名前が変る)を進み、前谷線終点の林道上田上逢坂線(舗装道路)出合を右に進めば良い。距離は2倍程になると思うが歩く速度はかなり速くなる。 |
その他周辺情報 | 高日山星林院跡について 高日山星林院は788年に比叡山を開いた伝教大師がその前に修業した寺。その後、延暦寺中興の祖と言われる元三大師も、その前にこの寺で修業した。 後に廃寺となり、星林院の虚空蔵菩薩などは1624年に小椋神社の神宮寺に移された。 その後、明治政府の神仏分離令により、明治2年(1872年)に源満仲(みなもと の みつなか)の屋敷があった「御所の山」(仰木4丁目2-50太鼓会館の北西の御所の山公園に相当)に移された。 その老朽化に伴い、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ、こくぞうぼさつ)は仰木町平尾に、観音菩薩は仰木町下仰木に、地蔵菩薩(延命地蔵尊)は仰木町辻ケ下に、薬師像は仰木町上仰木に分散してお祀りされた。(仰木町はこの4地区からなる。) 現在、虚空蔵菩薩は仰木町平尾の華開寺飛び地境内に昭和になって建てられた虚空蔵堂に祀られている。 地蔵菩薩は仰木町辻ケ下、光明山眞迎寺(真迎寺)の飛地境内の地蔵堂に祀られる。 大倉川(現在の地図では天神川と表示)上流にある桜並木(桜広場)の路傍に石段と井戸が残っていて「高日山星林院跡碑」が建てられている。 源満仲は地域で人望が厚かった様である。小椋神社のウエブページには次の様にある。 『因に当社の例祭は毎年五月三日と定められ、例祭は午前中に行われ午後は古式祭として五基の神輿が御旅せられ、駈馬や馬止、酒盛など満仲公に別れを惜しむ行事があり、又旧暦閏年五月三日にも特殊閏祭典が斎行される。』 小椋神社の例祭は仰木祭と呼ばれる。本社と四つの末社の5社の神輿が巡行する(それぞれ仰木の4地区と大津市雄琴地区のうちの元雄琴千野町地域が運行する)。「芝座敷・千野座敷」「馬駆け」なども行われる。オフィシャルページ等に書かれている末社は4社だが、境内にはもっと多くの社がある様だ。 源満仲は清和源氏六孫王経基の嫡男。当初は都の武官貴族。清和源氏の発展に功があった。971年に仰木庄を領して御所の山に屋敷を構え、比叡山横川の元三大師の高弟源信に帰依した。転勤で仰木を離れる時は住民が阻止しようとした。これが仰木祭の「駒止めの儀式(駒止め行事)」になっている。御所の山は江若バス仰木小学校前から徒歩8分、太鼓会館の北西の丘に御所の山公園があり、源満仲祠跡碑(1693年、内親王の家臣小倉重庸(しげつね)が建立)がある。 満仲の弟・満快の末裔に夏目漱石がいる。 たんぽぽろぐ>小椋神社(大津市仰木) https://momijiaoi.net/ogura/#toc8 )には次のような記述がある。 『仰木太鼓(大津市無形民俗文化財) 例祭の進行役を担う太鼓。古来より四つのリズム「集来打ち」・「宮立ち」・「雨乞」・「大宮太鼓」が受け継がれています。平成三年、大津市無形民俗文化財に認定されました。』 仰木祭の日には太鼓が山中まで響き渡る。音がすごく大きいん。 2024/4/9 その他周辺情報に「高日山星林院跡について」を書き加えた。 あわせて、桜並木と仰木の一本桜について説明を書き直した。また、星林院跡を虚空蔵跡と書いていたので訂正した。 |
写真
08:16 今日は八瀬秋元町の京都バス登山口バス停からスタートする。はじめは左側に歩道がある。登山口はバス停の固有名前。
愛宕燈籠のお札入れに、八瀬でしか見た事のない独特の注連縄が付けてあった。
愛宕燈籠のお札入れに、八瀬でしか見た事のない独特の注連縄が付けてあった。
09:06 尾根の溝道に近い裾に近道ルートもあるが、今日は一旦稜線まで上がった。写真のペットはわたしがよく買うやつだが、わたしが捨てたんのではないよー。(下りは注意!稜線を下って来ると、ここで右に反れる可能性が大きい。)
09:58 左から来た地理院地図の破線の道と合流。左にマーキングが見えるが、わたしの歩ける様な道ではなさそう。
写真は破線の道の方向。太い樹の左側の木に赤いリボンがあったはずだが写真では判らない。
写真は破線の道の方向。太い樹の左側の木に赤いリボンがあったはずだが写真では判らない。
12:19 右手前から来た作業道の終点と合流してさらに下って行く。(ここより手前にも右手前から来た作業道の終点がある。現時点ではここが2つ目。最近新しい作業道が増えているので今後も変わるかも知れない。)
12:46〜13:01 大倉川上流の桜広場。
メインの広場。
これは虚空蔵菩薩(こくうどうぼさつ)かも知れない。大和郡山市にある額安寺(かくあんじ)の現存日本最古の虚空蔵菩薩像と手の配置が同じだ。
メインの広場。
これは虚空蔵菩薩(こくうどうぼさつ)かも知れない。大和郡山市にある額安寺(かくあんじ)の現存日本最古の虚空蔵菩薩像と手の配置が同じだ。
15:29 東海自然歩道で野村別れに出るとバス運賃が高くなる。京都一周トレイルの戸寺降りるボーイスカウト道は石ころが多い。結局、この尾根道になる。ボーイスカウト道の一つ手前の尾根道に入る。ここまでが京都市道。
装備
個人装備 |
財布(お金/保険証/回数券)
長袖シャツ
長ズボン
縫付(標準選択は貼付です)地下足袋12枚馳
御弁当(サーモンサンド/バタピー/ココアピー)
飲料(自家淹れ茶500ml)
腹掛(リュック)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(PVCリボン)
油性ペン等
サングラス等(紫外線防護眼鏡)
|
---|---|
備考 | DL済 |
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