奥利根の沢でヨブスマソウ、うるい、ハリギリ、エノキタケ観察会
tanigawa
lizhijp
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 457m
- 下り
- 375m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
資源涵養のため、ルートは大まかな地域を示しています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
穏やかな渓流をじゃぶじゃぶ上がりながら、沢底から見上げる、残雪の斜面とブナの森の植物、花を観察しました。登山道を歩くのとは違った世界が開けました。 |
写真
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（ta）
・・・これもヨブスマソウの特徴あり（ta)
左、トリアシショウマ。
上、ヨブスマソウ。
右、うるい。
装備
| 個人装備 |
足固めは
特別長いゴムナガ（靴底ピン付き）
および渓流シューズ。
|
|---|
感想
奥利根の1300mあたりの沢筋も、ようやく花と山菜植物のシーズンに入りました。2000m級の山の中腹の森から流れ落ちる沢を使って、谷筋からの植物観察をしました。
沢は取り付きで大きく二股に分かれ、ナメ状の穏やかな流れが続きます。渓流シューズを使うのにゴム製断熱ソックスでなく、毛糸の通常ソックスを履いたら、雪解け水が冷たい！
右俣を遡上すると、さらに二股に分かれます。
私たちは、まだつめたことががない、右沢を上がりました。上部には、この沢を下降に使った2年前に、装備なしのため下降を阻まれた滝がある沢です。
階段状の段差やナメが続く右沢を上がると、沢の岸へ小尾根から落ち込む大きな斜面がずっと続く場所に出ました。残雪がまだ残るこの「かけあがり」には、オオバギボウシ、ハンゴンソウ、ウバユリ、エンゴサク、ウドなど、いろんな植物が育ちかけでした。
そして、階段状の沢床が屈曲して続く前方に、両岸がドーム状に切り立った場所が見えてきました。
2本に分かれ階段状の滝が姿をあらわしました。そして今度は前方右側の斜面に、ヨブスマソウやウドが自生する傾斜のある斜面が現われました。
この地域のヨブスマソウは、葉が茎を抱く部分が裂け目がなく丸みがあり、北日本の本来のヨブスマソウと異なり、通称イヌドウナの特徴があるものが数が多い。でもそんななかにも、本来のヨブスマソウの特徴（葉が茎を抱く部分に、裂け目が浅くあるタイプ）がときどき目に入ります。双方、味は同じ。
ヨブスマソウとイヌドウナの違い。雪国で親しまれてきた山菜
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-53655
多雪地帯の沢の駆け上がりの斜面は、ほんとに魅力的。一帯は、想像してきたよりもずっと奥行きがある、植物たちの楽園でした。
私たちは、滝の周辺で時間をすごしたあと、右沢を下降。
今度は右俣沢の左沢を、またナメの感触を楽しみながら登り上がり、山腹の作業道をへ到達。途中、ヌメリツバタケモドキと、エノキタケとに身をゆだねた2本のブナの倒木を見つけました。
そこから、さきほどの滝の上流にあたる右沢の上部を探索したあと、作業道を使って、本流まで下降しなした。水量のあるこの本流部のかけあがり斜面で、このエリアではもっとも大きなヨブスマソウの群落を見つけました。
入山起点に降りたって、ヨブスマソウ、ウド、トリアシショウマ、タラの芽、ハリギリ、コシアブラなどの味見会をしました。酢みそしかもってこなかったけど、湯がいてかけただけで、それぞれいけました。ヌメリツバタケモドキは、しょう油（登山者に分けていただく）を使って淡白な味。エノキタケは濃い出汁がさすがの味でした。
lizhijpさん、ちょっと変わった山での行動にご一緒していただいて、ありがとうございました。
tanigawaさん、こちらこそ同行させて頂いてありがとうございました。
お店で売られているエノキとはまったく別物の野生のエノキを初めて見て驚きました、ナラタケかと思いました。（キノコ初心者なので・・・）
隣のテントの方から分けて頂いた醤油を、ちょっと付けて食べたのですが採れたての新鮮なエノキ、凄く美味しかったです。
沢の動画！！
歩いてて気持がいい なめ。
右奥の滝��
右奥の滝��
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こんばんは！
野生のエノキタケ、美味しいですね〜！
何度か野生のエノキを子どもたちに食べさせたら、
スーパーのエノキにブーイングが
山菜も種類色々で、美味しそうですね。
酢味噌、合いますね。
味見会がまた楽しそうです！
mitugasiwaさん、野生的な食育、実践中ですね。
山の自然の中で出合うきのこは、エノキタケも、ブナシメジも、ナメコも、シイタケ（これもいまが盛期）も、市販のものとは、色、大きさ、まるで違いますからね。
太陽の光が差し込むなかで、子孫繁栄だけ考えて、のびのび生育してます。
ヌメリツバタケモドキの方は、コクでは劣りますが、やさしい味わいでした。
mitugasiwaさん、こんばんは。
やっぱり、野生のエノキは知ってたんですね。さすがです。
私は、今回初めて見ました。
スーパーで売ってるエノキとは、形も色も味もまったく違う別物ですね。
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