残雪初心者 上高地〜涸沢カール（涸沢ヒュッテ泊）

2015年05月02日(土) 〜 2015年05月03日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 31.4km
• 登り: 1,035m
• 下り: 1,025m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:43

5:42 上高地バスターミナル
6:09 6:27 河童橋
8:59 明神
8:59 徳沢
8:59 9:35 横尾 (横尾山荘)
10:37 10:44 本谷橋
12:25 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:47

6:48 涸沢ヒュッテ
7:38 本谷橋
8:38 横尾 (横尾山荘)
9:36 10:15 徳沢
11:35 河童橋

コースは編集中！！

天候

2日 快晴 ほぼ無風
3日 晴れ 微風

アクセス

利用交通機関：

バス

さわやか信州号 新宿ー上高地線

コース状況／危険箇所等

残雪経験浅い方のために、残雪状況記します。
日々状況が変わると思うのでご参考程度に。

◼︎上高地〜明神〜徳沢〜横尾
→危険箇所なし GW中のクマ目撃情報がありました。
（帰りのインフォメーションセンターで掲示あり）
◼︎横尾〜本谷橋
→雪道が半分くらい、途切れ途切れ交互に出現。本谷橋近くに3箇所くらい10mほどの雪斜面を横切るところあり。譲り合っての交互通行。スリップ注意。
行き帰りも8時〜9時くらいに通過。雪緩め。アイゼン未使用。
◼︎本谷橋〜涸沢
本谷橋から全面雪。ストック、軽アイゼン10本爪montbell使用。見かけたほとんどの方は、ストック&アイゼン装備。（もちろん、涸沢以上行かれる方はザックにとりつけてピッケルを携行していらしゃいました）本谷橋付近、沢が流れ始めて雪が陥没しているところあり。トレースに沿って歩行。できれば前爪ある方がいいかと思われる。
行き11時台、晴れの時は全面日なたとなり雪は緩め。斜度は緩急あり。トレースをキックステップで登る。
帰り7時台、登山者にトレースを譲るときは大きく外れずにすぐ脇を通って下った。日陰箇所は固めで歩きやすいが、日なた箇所の下山は富士山の砂走りの感覚。

その他周辺情報

上高地温泉ホテル 日帰り入浴　大人800円

写真

5/2 5:25

5:30予定通りにバスが到着、すでにすごい人です！

5/2 5:48

雲ひとつない快晴！

5/2 5:57

インフォメーションセンターで最新の状況を確認。
涸沢までは軽アイゼンとストックで通行可能との情報。
今日の行き先は涸沢に決定！！

5/2 6:29

小梨平キャンプ場でサル。

5/2 6:59

明神通過。

5/2 7:12

すばらしい山容を左手に見ながら進みます。

5/2 7:33

川沿いを歩く。

5/2 7:42

徳沢キャンプ場。

5/2 7:44

ソフトクリームが有名な徳沢。
カフェインを求めて、朝のコーヒーを。
ここで今日の宿予定の涸沢ヒュッテに電話予約。

5/2 8:57

横尾。こいのぼりが気持ちよさそうに泳いでます。

5/2 10:10

横尾からはこのような雪道と普通の道が交互に現れます。

5/2 10:27

5/2 10:38

本谷橋、まだ橋はかかっていません。

5/2 10:39

ここで休憩＆アイゼン装着。

5/2 11:03

さあ、雪の中を歩きましょう！！
初アイゼンですが、好調。
トレースあり、キックステップで上がって行きます。

5/2 11:27

わくわく。

5/2 11:28

夏道よりも楽しい！

5/2 12:15

あっという間に涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐点。

5/2 12:27

涸沢ヒュッテ！！

5/2 12:28

ついたー！！

5/2 12:31

5/2 12:59

まずは荷物を部屋におき。

5/2 13:11

お待ちかねの生ビールセット！！（生＆おでん）
テラスは超満員！

5/2 13:56

きもちいいーー！！

5/2 18:23

夕暮れ

5/2 20:01

夜八時。月夜が明るく、あまりきれいに星は見えなかったなぁ。

5/3 4:48

朝4:48、モルゲンロートは4:55の予定だけどどうかな？

5/3 4:56

残念ながら、あんまり赤くなかったね。

テントの様子。

5/3 6:48

朝食を食べてから下っていきます！

5/3 6:51

振り返り。

5/3 6:53

分岐地点を振り返り。

5/3 7:02

今日もいい天気。
ザクザクと下ります。

5/3 7:25

本谷橋手前。
雪崩跡と見られる木々が散乱。

5/3 7:31

本谷橋手前。
昨日よりはちょっと曇が出てるかな。

5/3 8:16

横尾に向かいます。

5/3 8:16

屏風岩。

5/3 9:29

徳沢まで戻ってきました。9:29。

5/3 9:46

ちょっと早いけど、カレーとビールで昼食です！

5/3 10:34

徳沢から明神に向かって歩いている途中に出会った、春を感じて出てきたっぽいカエル。

5/3 10:40

行きは雪道のことが気になって急ぐことばかり考えてたけど、帰りは足元を見ながらゆっくり戻ってきました。
お花がいっぱい咲いているところもありました。

5/3 10:43

あとは、河童橋に向かうのみ。

5/3 11:33

河童橋手前。小梨平キャンプ場より。
最高の山行をすばらしい景色で締めくくり。

この後は上高地温泉ホテルで湯浴み＆帝国ホテルのラウンジでケーキをいただき、バスターミナルへ。渋滞で新宿まで2h余計にかかりました。。。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPad mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ アウター手袋 予備手袋 ゲイター ネックウォーマー 軽アイゼン（10本爪）

感想

jungfrau

初のアイゼン、残雪をいく山登りとなった今回のソロ山行。

GW、天気も良いし山に行きたいけど直前までどこに行くのがよいか迷っていました。この時期の涸沢にも憧れていましたが、残雪経験がないのが不安材料でした。

とりあえず上高地行きの夜行バスがとれたので、そこに行ってから無雪の横尾まで行って終わりにするか、別の山にするか（新穂高のロープウェイ&温泉）、行きたい涸沢まで挑戦するか考えることに。

ビジターインフォメーションセンターの掲示で「軽アイゼンとストックで通行可」とあったのが決め手となり、急遽涸沢泊まりの一泊二日としました。
入山届けを出す際も、係りの方が私の用紙を見て「涸沢までね？その上行かないね？楽しんでね。」とおっしゃっていたので、「涸沢までなら大丈夫なんだな」と感じました。心配な方はこの辺りで上の状況を聞いておくといいと思います。

横尾まではなんら問題ない夏道です。
横尾から本谷橋までは残雪があります。道程の6割くらいは雪のような感じです。
周りの方の様子を見ていましたが、ここでアイゼンをつけている人はいませんでした。
本谷橋からは雪となりますので、アイゼン装着します。
トレースがはっきりあるのと、時期的に人が多いのでルートがわからないことはないです。
雪は、往路昼前でグズグズになっていました。キックステップしながら進みます。重心が後ろよりになると、ずるっと後ろへすべりバランスを崩すので、前のめりくらいでザクッザクッとテンポよく行くほうが楽かと思います。前爪のあるほうがいいです。前の人にあまり近づいていると前の人が滑って後ろに来た時に危ないので少し間隔をあけた方がいいです。
夏道に比べ、均一の歩幅でいけるのと、前が見渡せるのとで、今回の雪道のほうが断然楽でした。あっという間に涸沢ヒュッテという感じがあります。

帰路は、朝6:40ごろ出発。日陰となるところはまだしまって歩きやすいですが、ひなたのところは、グズッてます。富士登山の大砂走りの感覚を思い出しました。

毎年この時期上記のような状態だとはいえませんが、アイゼン初心者で近々行かれる方の参考になればと思います。

今回、小屋泊と割り切って装備が軽かったため、非常に楽でした。でもあのテント村をみると次はテントで挑戦したくなりますね(^-^)
あと未経験の秋の紅葉、奥穂高までの挑戦と何度でも登りたいです。

これを機に、来年からは残雪に徐々に慣れていきたいです。

コメント

sagamihammar

うらめしや〜ぢゃなくてうらやましぃ
いいですね〜！
日雇い専門、ぢゃなくて日帰り専門のわたくしとしては、山の上で迎える夕焼けも朝焼けもうらやましい限りです！！
また山のハナシ、聞かせてください。

jungfrau

雪はまりそう
アイゼン買っちゃいましたよ！
天気と雪の状態次第ですが、またどこか行きたいなあと思います。
やまの話したいです！！
GWはもう一ついい山に登ったのであとでそれもUPします。そちらは日帰り可能です。