天川~広尾峠~逆川~湯ヶ野バス停


- GPS
- 02:51
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 307m
- 下り
- 319m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
20231123_河津バガテル公園前
https://youtube.com/shorts/4kdfLy-uowI
20231125_伊豆の踊子探求(湯ケ野~下田)①天川~広尾峠~逆川(横)
https://youtu.be/WaQNDbm-GRU
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木曜日 河津バガテル公園で、昭和8年のサイレント映画「伊豆の踊り子」を見る
金曜日 キャンセル待ちで申し込んだ湯ヶ野の福田屋のイベントの人からメールが来る。
土曜日 席を用意しているというメールを見て、今日は下田へは行かず、広尾峠を見て、逆川から414号で戻ることにする。
9時過ぎ出発
曇り空で富士山が見えず、道の駅富士はスルーする。
道の駅伊豆のへそに入ると、テントが張ってあり、猿回しのステージなどを用意している。ポスターを見ると5周年のイベントをやるようだ。開店の10時まで待って、直売所でまんじゅう2個とティーバッグ4g、イチゴ屋でパンケーキ1個をもらう。今日はなんだかついている。
天城トンネル付近の温度計は7℃。少し降りたところで9℃。先週より気温が低いが日が出ているので、あまり寒く感じない。
湯ケ野の町営駐車場に着き、急いで準備をして、下佐ヶ野のセブンイレブンでトイレを借り、414号の道に入っていく。途中、つるが2本垂れていて、それぞれに赤く熟れたカラスウリが数個ぶら下がっている。秋の終わりを感じる。
天川側の登り口に入ると、小屋の前までススキがきれいに刈られている。小屋の横には、トタンの屋根があり、その下でワラだろうかカヤだろうか、枯れた草が束ねて置いてある。その少し奥にピンクテープがあり、そこから入っていく。小屋の後ろを過ぎたらすぐに草ボーボーとなり、トゲトゲしたイバラのような植物が歩みを鈍らせる。以前熊笹の中に混じっていて、大変な目にあった。ひたいみ痛みが走ったがそれどころではなく、後でトゲがおでこに刺さったままになっていたことがわかった。あの時の植物はバラのトゲのように茎が太くて、トゲの根元が太く、トゲが剥がれるようになっていたが、今回のはトゲが針のようになっていて茎がそれほど太くはないので、上から踏みつけるようにして進むことができた。木陰になって植物が少なくなると、ちょろちょろ水が流れていて、「ろ過装置」だろうか、数段に分かれた何かの人工物が設置されている。石の道になり、しばらく歩きやすかったが、次第に土の道になり、上の方に大きな岩が出ているところあり、その下はあんまり土がなく急で登りにくいので、岩の左側から巻こうとする。少し上に登ったところで見下ろすと、おそらく正規のルートがあり、そこからそれていることが分かり、ヒヤヒヤしながら右へ移動する。この時、来た道を戻った方が危なくなかったかもしれない。急斜面で枝などは腐っていたりして支えにならず、根っこなどにしがみつきながら右へと移動する。一度大きく下まで滑ったが、本来の道が見えているので、このままずっと下に滑ってもいいかもと一瞬思うがなんだかシャクなので、極力下がらないように進む。なんとか正規のルートであろう道に到達すると、目の前にピンクリボンが枝に巻かれていてほっとする。上を見ると、石垣のような構造物があり、よく見ると石が撒かれたような痕跡があるので、その石を頼りにジグザグに進んでいく。先ほどのなかなか進めない状況から解放され、「うおーーー」だとか「よっしゃーーー」だとか声を出し、側から見ていたら思わず突っ込みたくなるようなテンションで登って行く。峠の少し手前で、右側に広いスペースを見つけ、これが「広尾峠」の所以かな?と思いながら峠にたどり着く。本来の道はもう少し左で、峠に入ってくる所にお地蔵様が数体あるので、そこから奥の祠までの動画を撮ることにする。「のっぽパン」の幻日のヨハネヴァージョンをザックから出そうとするが見当たらず、スクーターに忘れてきたことに気づく。おりんの映像は撮れているので、さほど気にせず、逆川の方の道を降りていく。こちらの道は整備されているのだろうか、道も広く荒れてもおらず、難なくふもとまで降りられる。
まっすぐ414号の方の道に進むと、こちらはほとんど使われていないようで草ボーボーだ。右側の「河津アルミ」の看板も時代を感じさせる。
左に少し進むと店があり、「ようこそ どいなかへ」という札が立てられているが、少し先に自販機があるので、それほど「どいなか」でもないかも…と思う。品物を見ていると、男性がだれかに声をかけていて、しばらくすると裏手から、お店の人がやって来る。自然薯の子供(球芽)は炒って食べるだとか、ハヤトウリ?はお浸しなどにするだとか、トンネルを降りたところに温泉スタンドがあり、7,80円で温泉が楽しめ、一升瓶?に入れて湯たんぽにもできると、いろいろと情報を提供してくれる。道について尋ねると、車道のすこし奥の方に細い道があって、そこが旧道で、この道を通って行けば、海の方に出られることを教えてもらう。わたしは山を越えて稲梓の方へと抜けられると踏んでいたが、違ったようだ。情報料として、私の基準ではかなり高い自然薯(800円)を購入し、旧道をチェックする。そこからトンネルの方を見ると、左側に4,50代のハイキングの格好をした男女がいて、道を探していて、車道ではなく、民家の方へと歩いていく。 トンネルをくぐり、バガテル公園の分岐を通り、防犯カメラが仕掛けられているみかんの無人販売所を通り、左側に真っ赤なカラスウリが垂れ下がっているのを見つけ、次第に視界が開ける。右側に民家が見える。登り口に戻り、コンビニのトイレで着替えをして、駐車場に戻って、スクーターに汗をかいた服などの荷物を置き福田屋へ行く。少し手前で女性がポスターを持っていて、階段の道を教えてもらう。橋を渡り、入り口で受付を済ませ、会場へつくと、ちょうど始まったみたいで、座布団の席が空いていると言われ最前列に座り、話を聞く。 話は共同湯の話で、共同湯が減っているという話、湯ケ野の共同湯は、隣の宿屋が廃業し、家を更地に戻る契約だったらしく、更地にしたら、共同湯の男湯側の屋根か壁が無くなってしまったらしく、青いビニールシートがかぶせられているそう。昔は男湯と女湯はつながっていて行き来で来ていたとのこと。休憩になり、ジュースやクリームサンドが振舞われる。後半はSPACの主演俳優と女将さんとのトークで、昔は今いる建物はなく、川からそのまま温泉に入れたとのこと。今は家を建ててしまって、それが出来なくなってしまったそう。質問コーナーで、先ほど広尾峠を歩いてきたのだけど、向こうに降りてからのルートは右の414号か左の旧道かという質問をして、おかみさんは知らなかったらしく、それは今度勉強してからお答えすると言われ、SPACは湯ヶ野から下田までをどういうイメージを持って作っているかという質問をして、特にどのルートとか、どんなイメージで演じているとかは答えてもらえず終わる。イベント終了後、有名らしいジオガイドの土屋光示さんが来て、左側の道は行き止まりで、バスの通りを歩いていけばいいと教えてもらえる。左の道に関しては、売店のおばあさんの話と食い違っているので、今度、確かめに行こうと思う。SPACの俳優さんとも話をして、伊豆箱根鉄道は19歳の時は大仁までしかなく、電化されていたのは大場辺りまでということを教えたりする。
その後、温泉に入り、すこしぬるめの露天風呂も堪能し、入り口付近で、スリッパの置き方を若い従業員がベテランの男性に注意されている姿を見て感心し、入り口付近や奥の部屋の資料を見て、写真の川端康成と写っている女性はだれかとベテランの男性に尋ねると、若いころのおかみさんだそうで、「そりゃ知らないわけだ」と、ニヤニヤしながら福田屋を出る。踊子の像の前に座るところがあり、SPACのスタッフの男女が座っている。会釈をして橋を渡り、青いビニールシートの共同湯を見たり、湯本楼の映画のロケの展示を見たりして、バス通りに出る。停留所の近くで、幻日のヨハネののぼり旗が立っていて、どういうことが聞きたかったが閉まっているので、スクーターに戻る。準備を済ませ帰ろうとすると、幻日のヨハネののぼり旗が立っている店のシャッターが空き、急いで向かうが、高齢のおばあさんはすぐに中に入ってしまい、介護施設の職員だろうか、シャッターを閉めた若い男性が、ここはタバコやで今日は店の人は出かけているみたいだと言う話をしてくれ、のぼり旗のことは店の人が帰って来てから聞いてくれと言われる。店の人を待っていたら日が暮れてしまうので、またの機会にするとして、三島の実家へ帰り、三島に着くころには暗くなってしまった。
日曜日は梨本の公民館でSPACのリーディングカフェをやるようだが、もう情報収集はできない気がするので、おとなしく静岡に帰って、ブログをまとめ、逆川からのルートの情報を収集しようと思う。
了
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