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Yamareco

記録ID: 615401
全員に公開
山滑走
剱・立山

立山BC:真砂岳・・雪が少なく稜線登山道で断念

2015年04月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:20
距離
6.8km
登り
738m
下り
740m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:13
休憩
0:08
合計
3:21
距離 6.8km 登り 738m 下り 744m
10:01
8
スタート地点
10:09
10:10
109
11:59
12:01
28
稜線(2,812m)
12:29
12:34
39
雷鳥平(2,280m)
13:13
9
13:22
<註>()内は予定、BC外、標高、準備時間
( 6:17(6:20) 自宅 )
( 7:12-8:00(7:10-30) 扇沢 )
9:57-10:01(9:25-32) 室堂(2,425m) シール登行
10:10-12(2")(9:42-47(5")) 室堂山荘(2,450m) ドロップイン
10:16-25(9")(10:00-10(10")) 雷鳥平(2,280m) シール登行
11:59-12:01(2") 2,812mポイントで断念、スキーを脱ぐ
( 12:30-40(10") 真砂岳(2,861m) 内蔵助カールへドロップイン )
登り(前半):1'58"(3'00") 延標高差:727(771)m 
速度:370(257)m/h 準備:11(15)"
( <註>内蔵助カールへのドロップインは、13::00過ぎていた場合と天候に不安があった場合取りやめる )
( 12:45-55(10") 内蔵助カール(2,750mPまで) ハイクアップ )
( 13:20-30(10") 稜線(2,850m)に戻る )
12:02-12(10") 2,800mポイントでドロップイン
12:29-34(5")(14:10-20(10")) 雷鳥平(2,280m)
13:12 室堂山荘(2,450m)
13:22-45(15:30-45) 室堂(2,430m)
後半:1'10"(2'50") 延標高差:727(982)m 
速度:623(347)m/h 準備:5(30)"
BC:3'21"(6'00") 延標高差:1,454(1,753)m 距離:6.8km
速度:434(292)m/h 準備:29(55)" 最高速度:45.5km/h
( 15:21-30(17:21-35) 扇沢 )
( 16:16(18:30) 自宅 )
Door to Door:9'59"(11'40")
天候 晴れのち薄曇り(風は常時10m/s前後)
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢:朝一番では無料駐車場閉鎖、仕方なく洞門?下の路肩に駐車。(帰りには駐車場はオープンしており、路肩駐車は私のみ
コース状況/
危険箇所等
メールで富山県警に送っているが、更に室堂ターミナルで届を出す。
前の人が全く山スキーの準備がなくスキーに来たようで係員から色々指導されていた
扇沢ターミナル:7:30の始発は一杯で8:00発の切符売り場に並んでいる
2015年04月18日 07:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/18 7:25
扇沢ターミナル:7:30の始発は一杯で8:00発の切符売り場に並んでいる
黒部平では30分の待ち合わせ:タンボ平を滑って下りたかったが1泊する計画ではここを下る予定だったが
2015年04月18日 08:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 8:59
黒部平では30分の待ち合わせ:タンボ平を滑って下りたかったが1泊する計画ではここを下る予定だったが
見える奥は野口五郎岳か@黒部平
2015年04月18日 09:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 9:00
見える奥は野口五郎岳か@黒部平
左、スバリ岳、右奥が針ノ木岳:去年7月柏原新道から針ノ木まで周回したのを思い出す@黒部平
2015年04月18日 09:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 9:00
左、スバリ岳、右奥が針ノ木岳:去年7月柏原新道から針ノ木まで周回したのを思い出す@黒部平
室堂からいよいよ出発:室堂山荘に向かって歩く・・立派な道が出来ている
2015年04月18日 10:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
4/18 10:03
室堂からいよいよ出発:室堂山荘に向かって歩く・・立派な道が出来ている
今日登る真砂岳への尾根(右半分)と左、別山:しかし、稜線の雪は少ない
2015年04月18日 10:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/18 10:03
今日登る真砂岳への尾根(右半分)と左、別山:しかし、稜線の雪は少ない
立山連山
2015年04月18日 10:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 10:03
立山連山
室堂山荘裏のファーストトラック:一番右かな?
2015年04月18日 10:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
4/18 10:13
室堂山荘裏のファーストトラック:一番右かな?
真砂岳への尾根:左から回って尾根に取付く
2015年04月18日 10:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 10:22
真砂岳への尾根:左から回って尾根に取付く
立山連峰の主峰、雄山、大汝:山崎カールが正面に見える
2015年04月18日 10:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 10:22
立山連峰の主峰、雄山、大汝:山崎カールが正面に見える
浄土山
2015年04月18日 10:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 10:22
浄土山
1泊2日で計画した時は奥大日岳に行く予定だった
2015年04月18日 10:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 10:22
1泊2日で計画した時は奥大日岳に行く予定だった
稜線近くの登山道に:雪が少なくこの先で真砂岳を断念。この道もスキーを脱いで下る
2015年04月18日 11:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 11:55
稜線近くの登山道に:雪が少なくこの先で真砂岳を断念。この道もスキーを脱いで下る
2年前の11月に大雪崩が起きた沢:右側の沢は2011年初冬に滑っているが、今回は正面の沢にトライ・・雪崩のことが頭に浮かぶ、雪も凍れいるところクラスト気味のところと気が抜けなかった
2015年04月18日 12:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
4/18 12:17
2年前の11月に大雪崩が起きた沢:右側の沢は2011年初冬に滑っているが、今回は正面の沢にトライ・・雪崩のことが頭に浮かぶ、雪も凍れいるところクラスト気味のところと気が抜けなかった
右の沢をアップ
2015年04月18日 12:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/18 12:17
右の沢をアップ
左の沢を滑る
2015年04月18日 12:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 12:17
左の沢を滑る
沢を下りおり全体を撮る:右側の沢を滑ってきた
2015年04月18日 12:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 12:20
沢を下りおり全体を撮る:右側の沢を滑ってきた
行けなかった奥大日岳手前の最高点が見える
2015年04月18日 12:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 12:21
行けなかった奥大日岳手前の最高点が見える
室堂山荘の裏が大きく崩れている:奥は一ノ越
2015年04月18日 13:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/18 13:06
室堂山荘の裏が大きく崩れている:奥は一ノ越
改めて立山連峰:見る場所によって形が変わる
2015年04月18日 13:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
4/18 13:06
改めて立山連峰:見る場所によって形が変わる
大日岳と奥大日岳(最高点の左)
2015年04月18日 13:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/18 13:15
大日岳と奥大日岳(最高点の左)
室堂に帰ってきた:左、国見岳の斜面も気持ちいいんだよね。(数年前に雪崩もあったが)
2015年04月18日 13:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/18 13:15
室堂に帰ってきた:左、国見岳の斜面も気持ちいいんだよね。(数年前に雪崩もあったが)
撮影機器:

装備

個人装備
ミッドウエア(予備)
マムート
長袖インナー
スマートウール
アウター(上)(青)
マムート
タイツ
パタゴニア
アウター(下)(黒)
OR
靴下(ロング)
1対
スマートウール
グローブ(ウール厚手)
1対
ヘラス
アウター手袋(紺)
1対
パイネ
予備手袋(2種)(2重&薄手)
2対
ブラックダイヤモンド
防寒着(ダウン)(赤)
マムート
ネックウォーマー(黒)
スクリーマー
バラクラバ(薄手)(グレー)
ノースフェイス
毛帽子(茶)
南米産
ブーツ
1対
ガーモント
ザック(27L)エアーバッグ付
bca(フロート)
ビーコン
ピープス
スコップ
ブラックダイヤモンド
ゾンデ
ブラックダイヤモンド
地図(地形図)
各種
コンパス
シルバ
計画書
2通
提出用含む
ヘッドランプ
ブラックダイヤモンド
予備電池
各種
GPS
ガーミン
筆記用具
ボールペン
ファーストエイドキット
ドイター
針金
1巻
ガムテープ
1巻
保険証
携帯
au
サングラス
スミス
タオル
ツェルト
ヘリテイジ
ストック(2段伸縮)
1対
ナイフ
カメラ
オリンパス
ビンディング
1対
ディアミール
スキー板
1対
サロモン
シール
1対
ブラックダイヤモンド
ゴーグル
ジール
ヘルメット
ペツル
スキーアイゼン
1対
ディアミール

感想

初め1泊2日で計画していたが、日曜日の天気と北海道に移動した低気圧が発達しないか気になり、みくりが池温泉の予約を渋っていたら何と満室。水曜-木曜に替えようかと思ったが、先日の蓮華温泉のようにはいかないと日帰りに変更。
しかし、扇沢ターミナルに到着してびっくり。団体バスが次から次に。更に既に2階の改札口には人で満杯。7時半の始発の予定が完全に狂う。
団体は日本客のいたが圧倒的に中国が多かった(中国か台湾かは分からないが)。
黒部平では30分待ちで外に出てタンボ平を撮るがどうにも時間が潰せない。仕方なく蕎麦を食べていると改札。
結局、30分遅れで室堂に。
登山届を出す。稜線近くは雪が硬いので気を付けてくださいとアドバイスを受け、いよいよ出発。
自宅からシールを付けていたのですぐに出れる。天気予報通り風が強い(結局、10m/s前後の風が常に吹いていた)。
室堂山荘からの下りでシールをたすき掛けで巻きファーストラン。
雷鳥平で雪が硬そうなのでシールとスキーアイゼンを装着。
尾根に登る頃に下って来る人と会い、山頂まで行ってきました?と聞くが途中で降りてきたとのこと。今日も山頂まで無理か。
尾根を登ると3名(登山)が降りてくる。また、上の状況を聴く。尾根は硬いようでそうでもない。温度は低くないが風で薄手の手袋では手が冷たいためオーバー手袋と毛帽子をかぶる。
雪は結構パックされておりシール登行は順調。予定よりペースがよさそう(時間を見ていないので分からないが)。
以前滑った所を過ぎ尾根を行く。雪も硬くない。
しかし、稜線近くになると石が出てくる。どう見てもスキーで行くのは厳しい(特に下れない)。
稜線の向うに行けば内蔵助カールが待っていると思うも近場をクリアするのを断念(スキーをデポしてつぼ足で真砂岳に行くことも考えたがアイゼンなしでトラバースするのに躊躇)。
スキーを脱いで石が少ない所まで下る。
しかし、平の所はない。石が多めな上でスキーアイゼン、シールを取るが風が強くシールを飛ばされないように。ザックは足で流されないように。
スキーを履くにも気を使う。
急斜面でドロップインの準備をするのは何時も嫌だ。スキーを履いてしまえば一安心。
雪面は結構パックされているがそれ程嫌な雪ではない。
しかし、これから滑る斜面は大雪崩を起こした沢。やはり緊張する。
沢は雪が多少多く柔らかいかと思っていたが、硬かったり柔らかだったり小さな風紋があったりで結構難しい。慎重に滑るが、早く下りたい。
途中、写真を撮るに良い所があったので一時停止。
何とか下れてホッとする。
後は帰るのみ。ショートカットして室堂山荘に直接向かったが急登で生き絶え絶え。
予定より2時間強早く帰れた。
真砂岳山頂までは行けず、内蔵助カールを滑れなかったが満足な一日だった。

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