【散策】桃園川緑道・【街道歩き】青梅街道��(阿佐ヶ谷から田無)
東京都
kumiyan
その他1人 - GPS
- 04:20
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 20m
- 下り
- 2m
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| 天候 | 晴れ(快晴だが日差しが強く暑い) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2009年09月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
阿佐ヶ谷駅から荻窪駅までは街道ではないが、せっかくなので桃園川緑道を経由して歩いてみた。 |
写真
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感想
写真は井草八幡の写真しか撮っていない。それだけ井草八幡が際立って良いスポットだった訳だが、他の写真も色々撮れば良かったと後悔しきり。
阿佐谷駅前、「タパスタパス」でランチ、そのあとコーヒーをカフェサンマルクでさっと飲んでから出発。
阿佐谷駅北口から線路ぞいに中野方面に歩き、舗装されていない小道に突き当たるので、そこを進むと、欅屋敷である。映画となりのトトロのモデルになったといわれるが、確かにこの都心では珍しくうっそうとした木々が生い茂る。屋敷には人は住んでいないようである。
因みに、駅南口パールセンターは七夕祭りで有名だが、阿佐ヶ谷神明宮は残念ながら工事中。世尊院は工事中ではなかったが、門が閉じており入れなかった。ここから商店街を通り、桃園川緑道まで歩く。緑道といっても暗渠で、このみちは天沼八幡までは、民間信仰石以外は住宅地で、あまり見るものがない。
天沼八幡で軽くお参りし、荻窪駅そばで明治天皇休憩所跡を見学し、漸く青梅街道3回目スタートである。国道沿いに歩くが、荻窪八幡まではそれほどみるべきものはない。四面道や桃井という番地に思いをはせていると、荻窪八幡に到着。荻窪八幡は太田道灌が豊島氏石神井城攻めの際、戦勝祈願したところだ。道灌槇もある。静寂で気持ちの良い場所だった。
先に進むとじきに井草八幡宮に着く。ここも広い。荻窪八幡よりずっと広い。23区内でこのような長い砂利道の参道は明治神宮を除くと思い当たらない。周塗の門と鳥居が非常に立派だ。なんでも井草八幡は頼朝が奥州藤原泰衡征伐の折、戦勝祈願に立ち寄った神社で、戦勝後に松を手植されたところらしい。残念ながら、その松は既に枯れてしまったようだが・・。流鏑馬も数年に一度やるそうだ。遅野井と呼ばれたこの一帯では、縄文時代の土器も見つかっている。昔からひとが住みやすい土地だったのだろう。
井草八幡を過ぎるとすぐに練馬区に入る。ここでいったん休憩。休憩後、ウォーキングを再開してすぐ、千川上水に突き当たる。千川上水は玉川上水の枝になった上水だ。またしても道を進むと、「関のかんかん地蔵」がある。足元を石でたたくと願い事が叶うそうだが、足元ばかり叩かれたせいで足が細くなり、最近補修したらしい。
歩き続け、気づくと右手に石神井川が見えている。ブタクサが川底から生え水量はかなり少ないが自然のままの川がそこにあった。練馬区生まれの当方が見知った石神井川は汚いドブ川でヘドロが浮かんでいたが・・。暫く川を見つめていると近所のご老人が「今日はねえ、残念だけどカモはいないよ〜」そんなにカモが有名だったのか?別にカモ目当てではないのだが。
暫く行くと、右手に保谷という表札の立派な家が現れる。保谷市という市が市町村合併以前にはあったわけだから、恐らく地主の方だろう。
西武新宿線ガードをくぐり、富士街道分岐で弘法大師供養塔を発見する。しかし特に説明書きはない。更に進むと、所沢道との分岐となる。かなり立派な庚申塔があり、このあたりの資産家が費用を負担しあって建立したそうだ。資産家のひとつ、田丸屋は江戸時代は旅館だったらしいが、現在では酒屋である。
この先、右手が田無神社で、横綱大鵬の碑があるが、神社の歴史はかなり古い。谷戸から強制移住させられた神社だと由緒にあったが、階段や拝殿は壮麗である。江戸時代の名工がつくったとのことだ。向いの総持寺にも寄る。不動明王が安置される真言宗のお寺である。田無用水の跡もある。もう5時も近くなってきたので、本日街道ウォークはここで終わり。
西武新宿駅まで電車に乗り、コマ劇場跡地を確認してから伊勢丹に向い、酒肴を買って帰宅する。
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