まるでもの◯け姫の世界？大若沢（奥の二股まで）

2023年08月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 6.6km
• 登り: 479m
• 下り: 487m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:00

距離 6.6km 登り 487m 下り 487m

7:54 スタート地点
8:09 勘兵衛の滝
8:21 8:28 不動滝
12:32 12:36 不動滝
12:40 勘兵衛の滝
12:54 ゴール地点

天候

晴れ後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

8月3日、大若沢休憩所の駐車場までは落石のため車では行けなくなっています。
林道から川を渡る橋の脇のスペースに駐車しました。（詰めても3台ほど）

コース状況／危険箇所等

令和元年の台風で大規模に崩壊した遊歩道ですが、木橋と砂利の敷き直しがされています。
勘兵衛の滝の先は相変わらず廃道に近い状態です。
沢は易しいと思いますが、結構ヌメリがあるので変なところで転んでぶつけないよう注意です。
初心者はお助け紐があると安心でしょう。

その他周辺情報

秩父方面から向うとラストコンビニは道の駅大滝温泉併設のファミマ（24時間営業ではない）
大若沢てまえのこまどり荘は営業していて、軽食や飲み物は買えそうです。週末のみ日帰り温泉もやってるようです（このときは温泉施設の不調で沸かし湯でした）

写真

8/5 7:26

令和4年9月の大規模な土砂崩れで通行止めになった県道210号線は、8月1日から片側交互通行で通行できるようになりました。

8/5 7:55

ということで10年ぶりの大若沢へ。
令和元年の台風で流された遊歩道の立派な木橋がようやくかかったと聞いています。
が、何やら怪しいバリケードが・・・

8/5 7:55

なんと、8月3日に大規模落石があり通行止め！
直しても直しても新たな障害が発生する、なんとも厳しい山域です。

8/5 8:02

通行止めになっている橋の脇のスペースに駐車し、大若沢休憩所までは5分ほどの登り坂。
四阿のトイレはこの猛暑でも冬季封鎖中です。

8/5 8:04

取水場前後の歩道はきれいな砂利が敷き直されていました。

8/5 8:09

立派になった第1木橋。車も入らない狭い歩道の先、資材を持ってくるだけでも大変そう。
手前の古い橋の残骸もきれいに片付けられていました。

8/5 8:14

F1、勘兵衛の滝。
左から簡単に登れます。前回はそれでは面白くないと右から登ろうとして落口でヌメり落ちした苦い記憶が…
すぐ後ろにF2の不動滝が見えてます。

8/5 8:23

不動滝はつるつるで難しそうなので、すぐ左を通る遊歩道に上がって簡単に巻きました。
踏み跡も多数。

8/5 8:26

深い釜を持ったF3。
左からへつれば泳がずに越えられます。
泳げばどこからでも。
後ろにF4の2条の滝。

8/5 8:33

2条の滝はどこからでも。簡単なシャワークライム。

8/5 8:37

滝・ゴルジュの間に訪れる癒しの実物大コケリウム。

8/5 8:38

ほっとする時間もつかの間、すぐに現れるF5、2段の滝。

8/5 8:40

ここも左から行けば泳がずに取り付けます。
取り付いたあとはヌメりとの戦い。初心者はロープ欲しいかもしれません。

8/5 8:57

二股にF6。進路は右の滝です。

8/5 8:59

水芯シャワークライムに挑むも冷たくて撤退。右壁の水のないところから簡単に登れます。

8/5 9:02

F6の先で沢はすぐに右に折れて、隠れるようにF7樋状滝。
下部は左手からリッジを簡単に登れます。

8/5 9:05

上部は狭くなったところを突っ張りで。
ウォータースライダーはちょっと痛そう。

8/5 9:08

きれいな釜に吸い込まれるように泳ぎの取り付き。
もちろん泳ぐ必要はありません。

8/5 9:23

日が差して一層もののけ感ある渓相。簡単な沢ですがとても雰囲気があります。

8/5 9:28

あれは！もののけのヒメか！？

8/5 9:35

小さな滝と釜のセットがいくつも。

8/5 9:39

河原歩きで暑くなってきたら即クールダウン。

8/5 9:54

壊れたコンクリートと石の護岸が出てきたら小屋跡。こんなところによく…
右手の斜面には遊歩道があり県有林の看板が目印になっています。

8/5 9:58

F8、2段の滝。斜めに横切る部分が誘ってきます。

誘われるままにどっかぶりのシャワーで！
なるべく壁に寄って滝裏に入るようにするのがコツ。

8/5 10:13

F9は緩やかな斜瀑。右手の水のないところから簡単に登れます。
ヌメリ注意。

8/5 10:17

F10大きめの直瀑。とても行ける気がしません。
直前の右岸側にある枝沢から簡単に巻けます。

8/5 10:26

F10を越えて滝らしい滝は無し。穏やかな淵。

8/5 10:29

長滑沢の二股です。遊歩道はここまで。
今回は少し時間もあるので、120沢の奥の二股まで行ってみます。進行方向は右俣。

8/5 10:29

朽ちかけた通行止め看板。この遊歩道でいくつの通行止標識があることやら。

8/5 10:41

二股から先はゴーロ色が強くなります。
ほとんど人も入っていないのか、クモの巣にかかるかかる。

8/5 10:46

あまり滝らしい滝は出てきません。
ゴーロの処理のほうが大変です。

8/5 10:51

きれいなところはまだまだ出てくる。
あまり登られてないのが少しもったいないくらい。

8/5 10:58

コケボールがゴロゴロと。
あまり他で見慣れないようなコケもいくつがありました。

8/5 11:05

奥の二股です。1：1でまだまだ先に続きそうですが、だんだん雲行きが怪しくなってきました。
そろそろ飽きてきたので予定どおりこれで引き返します。

8/5 11:44

巨石だけでなく巨木も行く手を塞ぐ。
あれは、豊かな森の証拠！？

8/5 11:51

完全に雷鳴が轟いています。
長滑沢の二股まで戻って鎖を目印に遊歩道へ。初っ端から崩壊気味です。

8/5 11:52

朽ち果てた木橋。これが復旧されることは最早無さそうです。

8/5 11:57

春先はシャクナゲがきれいなところだったそうな。
平成26年の大雨で遊歩道がダメになり、その後も直しては流されの繰り返しのようです。
誰でも簡単に来られるようにするには、難しい山なのでしょう。

8/5 12:20

比較的新しそうな樹名板が。
危険な遊歩道と温かみのある手書きの文字にギャップを感じます。

8/5 12:22

遊歩道分岐の合流点。
逆にこの遊歩道、前線踏破してみたくなります。管理人には怒られそうですが…

8/5 12:23

ここにも。樹名板だけ更新されてる？
この後、雷鳴轟く中上がってきた釣り師の方がいたので、邪魔しないように離れて歩くようにしたら遊歩道を外れて崖に追い込まれました…

8/5 12:50

大若沢休憩所に戻るころにはすっかり雨。
大規模崩落というのはおそらくこれのことで、しょっちゅう崩れるので危なくて一般車両は通行止にしているとのことでした。自然は厳しい。

8/5 13:53

土砂降りの中、林間学校の子どもたちで賑わうこまどり荘で日帰り入浴。
温泉の供給設備が使えず、沸かし湯なので割引してくれました。
写真は併設する森林科学館です。

8/5 15:42

林道金山志賀坂線は1日の県道開通に合わせて通行止になっています。
そのまま小鹿野には抜けられないので、秩父の安田屋で締めのわらじカツをいただきました。
気合を入れて、本日の核心帰宅ドライブ開始です。

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

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