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Yamareco

記録ID: 5533770
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

尾鈴山(宮崎にある二百名山、なにより名瀑の宝庫)

2023年05月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:36
距離
17.1km
登り
1,991m
下り
1,985m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
0:35
合計
5:32
距離 17.1km 登り 1,991m 下り 1,992m
9:23
9:27
62
10:29
10:34
7
10:41
10:42
39
11:21
11:22
10
11:32
10
11:42
11:51
37
12:28
15
12:43
12:52
29
13:21
13:24
35
14:06
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
阿蘇山周遊の翌日、今日は夕方の飛行機で関西へ帰る日です。
宮崎空港からそう遠くない山で、半日ぐらいで登れる山、ということでこちら尾鈴山を選びました。
前泊の宿は児湯郡川南町。尾鈴山の山麓です。
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阿蘇山周遊の翌日、今日は夕方の飛行機で関西へ帰る日です。
宮崎空港からそう遠くない山で、半日ぐらいで登れる山、ということでこちら尾鈴山を選びました。
前泊の宿は児湯郡川南町。尾鈴山の山麓です。
いこいの滝をすぎたあたりから登山道が始まります。
設置して年月浅そうな看板が立っていました。
山頂は私有地で立入禁止という張り紙もみましたがなにかチグハグです。
個人の登山者は気にしませんが、禁止とあれば、クラブや営業的ツアーでは登山企画を組めなくなります。
組織だと全方向からのツッコミを警戒しないといけませんので。
旅行支援で観光資源は大切にしたい時期。行政は早々に諸問題の整理に努めてほしいですね。
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いこいの滝をすぎたあたりから登山道が始まります。
設置して年月浅そうな看板が立っていました。
山頂は私有地で立入禁止という張り紙もみましたがなにかチグハグです。
個人の登山者は気にしませんが、禁止とあれば、クラブや営業的ツアーでは登山企画を組めなくなります。
組織だと全方向からのツッコミを警戒しないといけませんので。
旅行支援で観光資源は大切にしたい時期。行政は早々に諸問題の整理に努めてほしいですね。
登山口から山頂10合目まで、均等ピッチで設定された看板をみながら登っていきます。とてもよい目安になりました。
6合目あたりでバテてきましたが、8合目まで頑張ろう。
そして次の9合目までは惰性でいって、最後9から先は山頂到達への期待感で行けるだろう、と。
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登山口から山頂10合目まで、均等ピッチで設定された看板をみながら登っていきます。とてもよい目安になりました。
6合目あたりでバテてきましたが、8合目まで頑張ろう。
そして次の9合目までは惰性でいって、最後9から先は山頂到達への期待感で行けるだろう、と。
9合目では日向灘を遠くに見て。
汗だく。1.7Lの水と0.3Lパウチで計2Lの水を持ってました。
登り始め、後半は瀧巡りだし非常用は大丈夫、ならばこんなに水分は要らないかなと思いつつ、まぁボッカトレってことで、と登りましたが、ここの急登は水分が必要です。持ってきてよかった、と思いました。
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9合目では日向灘を遠くに見て。
汗だく。1.7Lの水と0.3Lパウチで計2Lの水を持ってました。
登り始め、後半は瀧巡りだし非常用は大丈夫、ならばこんなに水分は要らないかなと思いつつ、まぁボッカトレってことで、と登りましたが、ここの急登は水分が必要です。持ってきてよかった、と思いました。
山頂神社に到着。
三角点にタッチして周回コースへと向かう。
疑似ヤンマを帽子につけていましたが、ここらの羽虫はアマゾンや百均で「おにやんま君」が売られていることを知っているようです。効き目なし。
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山頂神社に到着。
三角点にタッチして周回コースへと向かう。
疑似ヤンマを帽子につけていましたが、ここらの羽虫はアマゾンや百均で「おにやんま君」が売られていることを知っているようです。効き目なし。
ヒメシャラの綺麗な道をゆく。ところどころでタイガースカラーの毛虫がぶらさがって、ヒッチハイクを望んでいるようです。
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ヒメシャラの綺麗な道をゆく。ところどころでタイガースカラーの毛虫がぶらさがって、ヒッチハイクを望んでいるようです。
長崎尾まで気持ちのよい縦走路かな、と勝手に想像していたけど、激下りで?。地図で等高線を確かめました。けっこうアップダウンあるんですね。尾鈴山から先は下り基調と思っていたので倍こたえました。
30番からカウントダウンの看板あり。でも途中から見なくなりました。
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長崎尾まで気持ちのよい縦走路かな、と勝手に想像していたけど、激下りで?。地図で等高線を確かめました。けっこうアップダウンあるんですね。尾鈴山から先は下り基調と思っていたので倍こたえました。
30番からカウントダウンの看板あり。でも途中から見なくなりました。
長崎尾に到着。
ここから「駐車場」を示す標識。
今、駐車場から一番遠いところにいるような気がしますけど。
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長崎尾に到着。
ここから「駐車場」を示す標識。
今、駐車場から一番遠いところにいるような気がしますけど。
矢筈岳。木に巻いた山頂カードの少し奥にこの金属プレートがありました。ここからも日向灘が望めました。
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矢筈岳。木に巻いた山頂カードの少し奥にこの金属プレートがありました。ここからも日向灘が望めました。
乗り越すのも、くぐるのも、どちらもやっかいな大木の倒木があったりします。木一本で人間はこうも進みあぐねるのか、と思うと、人間はもう自然の一員ではないなと感じます。
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乗り越すのも、くぐるのも、どちらもやっかいな大木の倒木があったりします。木一本で人間はこうも進みあぐねるのか、と思うと、人間はもう自然の一員ではないなと感じます。
林道をまたいで白滝のほうへ。しかし中途半端な感じで林道がくねくね通ってますね、このお山は。
この林道を活かして、瀑布巡りのトロッコ鉄道敷いたら、日本有数の観光地になると思います。
川南町に油屋熊八は現れないのでしょうか。
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林道をまたいで白滝のほうへ。しかし中途半端な感じで林道がくねくね通ってますね、このお山は。
この林道を活かして、瀑布巡りのトロッコ鉄道敷いたら、日本有数の観光地になると思います。
川南町に油屋熊八は現れないのでしょうか。
ようやく白滝が見えました。落口がやや人工的なつくりに見えますが気のせいでしょう。滝の音を消すように戦闘機が3機上空をかっ飛んで行きました。
森の動物はあの音をなんだと解釈しているのでしょうね。
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ようやく白滝が見えました。落口がやや人工的なつくりに見えますが気のせいでしょう。滝の音を消すように戦闘機が3機上空をかっ飛んで行きました。
森の動物はあの音をなんだと解釈しているのでしょうね。
そして白滝。
「はぁー、これぞ滝」
矢研の滝が百選なのになぜこっちが選ばれていないのか、察するに、尾鈴山瀑布郡を代表して一番アクセスの良い矢研の滝が選ばれているのでしょう。たぶん。
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そして白滝。
「はぁー、これぞ滝」
矢研の滝が百選なのになぜこっちが選ばれていないのか、察するに、尾鈴山瀑布郡を代表して一番アクセスの良い矢研の滝が選ばれているのでしょう。たぶん。
苔厚盛の岩がごろごろ。西大台で見るような。
この山の中にあっては目立たないなんでもない一画だけど、もし金剛山のなかにこの一画だけが丸々どこかにあったら、金剛ヘブンと名付けられて崇め奉られるでしょう。
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苔厚盛の岩がごろごろ。西大台で見るような。
この山の中にあっては目立たないなんでもない一画だけど、もし金剛山のなかにこの一画だけが丸々どこかにあったら、金剛ヘブンと名付けられて崇め奉られるでしょう。
だいぶ降りてきました。渡渉を何箇所かで。
ここは足場板をワイヤーでとめてあるという、いわば最小構成で究極の流れ橋。
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だいぶ降りてきました。渡渉を何箇所かで。
ここは足場板をワイヤーでとめてあるという、いわば最小構成で究極の流れ橋。
手掘りトンネルも味わい深い。
沢筋の湿地帯でヤマビルに一匹、靴に食いつかれました。まだ少なめで、これからかな。6月以降は完全対策して山へ入ったほうがよいでしょう。
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手掘りトンネルも味わい深い。
沢筋の湿地帯でヤマビルに一匹、靴に食いつかれました。まだ少なめで、これからかな。6月以降は完全対策して山へ入ったほうがよいでしょう。
終盤は林道の崩れのつづら折れ。ショートカットが早い。しかし卵大の玉乗りしやすい石が多くて捻挫しやすい道。
下りで単調でゴール近くて、まさに怪我する転びはこんなとき。要注意です。
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終盤は林道の崩れのつづら折れ。ショートカットが早い。しかし卵大の玉乗りしやすい石が多くて捻挫しやすい道。
下りで単調でゴール近くて、まさに怪我する転びはこんなとき。要注意です。
車の道まで降りてきました。
尾鈴山に登頂しなくても、白滝までを往復するだけでお値打ちあり、という気がしましたが、白滝を見ての感動は、尾鈴山を巡ってきたからこそ倍加されているのかもしれません。
生態系や植生がそこだけを切り出して維持できないように、瀑布の良さも至る道中の諸々と切り離しては成立しえないもの、かもしれませんね。
しかし尾鈴山瀑布群、大杉谷や宮の谷渓谷に勝るとも劣らない渓谷美を備えているなと感じました。
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車の道まで降りてきました。
尾鈴山に登頂しなくても、白滝までを往復するだけでお値打ちあり、という気がしましたが、白滝を見ての感動は、尾鈴山を巡ってきたからこそ倍加されているのかもしれません。
生態系や植生がそこだけを切り出して維持できないように、瀑布の良さも至る道中の諸々と切り離しては成立しえないもの、かもしれませんね。
しかし尾鈴山瀑布群、大杉谷や宮の谷渓谷に勝るとも劣らない渓谷美を備えているなと感じました。

感想

夕方の飛行機で関西へ帰る日。宮崎空港からそう遠くない山で、半日ぐらいで登れる山、ということでこちら尾鈴山を選びました。
……けれど、同じような狙いで登ることはおすすめしません。コース図でみる以上に歩きごたえのあるタフな山でした。
私は、このあと高速で順調に空港へ帰って、ガソリン満タンにしてレンタカー返して、空港まで送ってもらって、搭乗手続きにジャストタイムでした。
余裕をみていたつもりが、結果、余裕ゼロです。
ビハインドでなくてよかった、という感じ

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