記録ID: 5398600
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ハイキング
奥多摩・高尾
使えるバスは1日1本!矢平山
2023年04月23日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:14
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 914m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
天候 | 午前中は高曇りであまり気温も上がらず10℃ほどながら、昼前からは時折晴れ間が見えるようになり、気温も20℃くらいまで上がりました。風はあまりありませんでしたが、稜線では時折東寄りの微風または弱風。なお、当日の日没(東京)は1820でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富士急バス 上野原駅 0843発 浜沢 0925着 (ICカード 870円) ※赤線つなぎのため浜沢まで乗車 登山口は3つ手前の下尾崎バス停 (0924着/800円)前となります 復路:JR中央線 四方津駅 1606発 普通高尾行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆下尾崎バス停〜寺下峠登山口 下尾崎バス停前にある大地林道(林道富士東部(北)線)の始点から林道を遡っていきます。林道は舗装されており、道幅も広く歩きやすいです。 ※大地林道は予て延伸工事が進められていたもので、既に全線舗装で梁川まで完抜済み(ただし一部地図には未反映で、供用開始もされていない模様)ですが、大月側での法面崩落などの影響で大地峠トンネルの先から通行止めになっています。歩行者の通行には問題はありませんでしたが、落石の痕跡が各所に残っていたので注意が必要です。 ◆寺下峠登山口〜寺下峠 林道を始点から600m程進んだところの橋のたもとにトレイルヘッドがあるので林道から分かれ沢沿いに進みます(小さな道標あり)。特に危険なところはありません。通行量は少ないようで倒木などが時折出てきますが、トレイル下部は比較的整備されています。2回ほど徒渉すると沢から離れて斜面に取付きます。比較的歩きやすいトレイルですが、トレイル中段あたりでトレースの錯綜や落枝などで、登りでは正解が分かりづらい場所があります(寺下峠と丸ツヅク山の鞍部に直接上がるトレースの分岐らしきものもありましたがこの先のトレースの状況は不明です)。寺下峠から下降路にとる場合には問題ないと思います。赤テープは時折あります。最後は九十九折りに少しずつ高度をあげ、寺下峠に飛び出します。 ◆寺下峠〜丸ツヅク山(まき道)〜矢平山 この区間が本日の核心部となります。 寺下峠から丸ツヅク山直下までは、若干のアップダウンを伴うものの穏やかな尾根歩きですが、丸ツヅク山直下から滑りやすい急直登となります。途中でまき道の分岐があります。まき道分岐から丸ツヅク山にもトレースがありますが、滑りやすい急登が続くので、ピークを踏むなら一度まき道で矢平山側稜線に出てから戻る形でピークに向かう方が無難です。 まき道の終端から再びしばらく穏やかな尾根歩きとなりますが、矢平山直下(標高750mあたり)から急直登になります。核心区間で稼ぐ高度差は50m少々と思われますが、一部ですが滑りやすい急斜面で3点支持が必要な場所もあり、慎重な通過が必要なところがあります(下降路としてはあまり推奨できません)。トラロープが設置されている箇所もありますが、劣化して切れかかっているところがあるので、無条件で信頼できません。ここを登り切ると、再び穏やかな尾根となり、すぐに山頂に着きます。山頂自体は展望はありませんが、山頂東部の南側は一部伐採されており、獣害除けネット越しに道志の山並みが望めるポイントがあります。 ◆矢平山〜大地峠トンネル下降点〜新大地峠〜大地林道交点 山頂から先のトレイルは左右は切れ落ちた斜面ですが、ヤセ尾根という程でもなく、比較的穏やかなトレイルで高度を下げていきます。区間を通して特に危険なところはありません。なお、途中の大地峠トンネル下降点(道標あり)からは、急斜面につけられた九十九折りの細めのトレイルで高度差100m程度を下ると大地峠トンネル脇に出ることが出来ます。 さらに進んで小ピーク上で旧大地峠への分岐を分け、さらに進むと新大地峠で四方津駅方面、大丸・高柄山方面、金山方面への分岐を分けます。今回は金山方面へのトレイルで大地林道に合流し、林道沿いに大月側へ向かいました。なお、このあたりのトレイルは錯綜しており、2019年の台風被害で一部崩落して迂回路が設置されているところがあるため、正しいトレイルに乗っているか注意が必要です。 ◆大地林道交点〜御座敷の松〜瑞淵寺 大地林道交点で大地林道と四方津方面へのトレイルが分離します。林道とトレイルは途中まで並行気味に進みますが、相互の行き来は御座敷の松以外できません。 今回は大地林道交点から御座敷の松まではトレイルを進みましたが、ここから大地林道にシフトして下山しました。林道は数ヵ所でゲートやチェーンなどで車両通行止め処置がされていましたが、歩行者の通行には問題ありませんでした。林道は全線舗装されていますが、先行整備された一部箇所で舗装に劣化が見られる他、所々落石の痕跡があるため、通行には注意が必要です。林道沿いに下りてくると、通行止めゲート脇で林道下に見える集落(塩瀬集落)に下りていくトレースが出てくるので、林道からスイッチして下っていくと50mほどでお寺(瑞淵寺)の裏手に飛び出します。 ◆瑞淵寺〜川合登山口〜四方津駅 瑞淵寺からは、赤線つなぎを兼ねて、人家と畑の混在する道路(細いところもありますが車も通れる舗装路)を四方津方向に進んで、川合登山口を経由して四方津駅に出ました。特に危険なところはありません。 なお、瑞淵寺からJR中央線の最寄り駅は梁川駅なので、こちらに向かう場合は、瑞淵寺前から四方津駅とは反対方向の西側に向かいます。 |
その他周辺情報 | ◆富士急バスHP 時刻表(上野原・藤野地区 無生野行) https://www.fujikyubus.co.jp/regular/#section-3 ※無生野行バスは平日はオンシーズン(4〜7月と9月)のみ朝1往復、土日祝はオンシーズンは朝と午後各1往復、オフシーズンは朝1往復のみ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
この週末も天気がイマイチだったので、ちょっと近場で一回りしてこようと、矢平山をチョイス。最近完抜情報が出たものの、そのあと地図にも反映されず、少し気になっていた大地林道もちょっと覗いてくることして、旧秋山村側から山越えして、上野原側に出てくることにしました。
最初は林道は覗いてみるだけのつもりだったのですが、思ったより歩きやすそうだったので、途中から林道にシフトして下りて来ました。登路にとるのは時期によっては少しツラいかも知れませんが、使い方によっては良いアプローチになる気がします。
矢平山は東側からは割とスムースにアクセスできますが、西側(倉岳山方面)からだと、直下の登りが人によっては少しキツいかも知れません。
このところ、週末の天気予報がイマイチで菜種梅雨っぽくなっている上、何かとまとまった時間がとりにくい状況ですが機会を見つけて頑張っていきたいと思います。
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