【川と緑地と住宅街】町田市と神奈川県の境界を歩く #2(町田駅~はるひ野駅)


- GPS
- 09:05
- 距離
- 46.5km
- 登り
- 348m
- 下り
- 298m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:45
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
先週に引き続き、町田市と神奈川県の境界を歩いた。
前回は草戸山から境川沿いで町田駅まで歩いたので、今回は町田駅から県境に沿って、終点に近い小田急線はるひ野駅まで歩くことにした。
距離にしてなんと46km!!
正直ここまで長くなるとは思わなかった。
一日でここまで歩いたのは初めてかもしれない。
前回は境川沿いということもあり歩きやすかったが、今回はわかりやすい境目が少なく、歩けない場所がとりわけ多かった。だいぶ境界から外れてしまった箇所もあるためご了承いただきたい。
【鶴間】
町田駅を出発し、しばらくは境川沿いを歩く。
周りは住宅地が並んでいる。
遊歩道の周りにツツジなどの花が見られる。
境川で通行止めになっている箇所があるため、迂回路を行かざるを得なかった。
ここ最近は境川の至る所で工事がなされている。
途中で県境に至ったので境川を外れて左へターンする。
東名高速を横断し、さらに国道16号に沿って進むと、横浜町田インターチェンジを下から潜り抜けて北へと進む。
ここで町田市の最南端を折り返す形になる。
【つくし野】
鶴間から北へ進むと厚木街道に合流。しばらくはこの道を歩く。
厚木街道は比較的高い位置にあるため、町田市街を一望できた。
反対側には緑豊かな東京工業大学すずかけ台キャンパスがある。
途中、フィールドアスレチックというレジャー施設がある。実はこのエリアも県境が含まれているが、さすがに入場はせず迂回することにした。
【成瀬】
恩田川を越え大通りを抜けて北へと坂を登ると、閑静な住宅街に着く。結構高い位置にある場所だ。
住宅街をしばらく歩くと、遊歩道に入っていく。
ここは山吹緑地という尾根道で、町田と横浜のちょうど境目となっている。
開けた場所もあり、特にここからの眺めは良い。町田市街が望めるだけはなく大山や丹沢山がうっすらと見えた。
天気が良ければ富士山や南アルプスも見えるらしい。
遊歩道を抜けると、また住宅街に出る。横浜の奈良北団地のあたりをぐるっと回って北へ進むと玉川学園エリアに入る。
【玉川学園】
気づけば玉川大学の広大なキャンパス内に入る。
このまま県境に沿って歩くと農場に入ってしまい、行き詰まるため、西側に外れて金井ヶ丘を迂回する。
しばらくは横浜線の線路沿いを北へ向かって歩く。
鶴見川あたりで東側を渡るが、ここも境目が不明瞭だったため、わかりやすい道を歩くようにした。
【三輪緑山】
鶴見川付近からくるっと折り返し、しばらく南下していくと、緑豊かな場所に着く。
TBS緑山スタジオと書かれた場所は、TBSのロケ地で、風雲たけし城やSASUKEもここで撮影されていたらしい。
ロケ地を通り過ぎると、また緑地のような場所に着く。こどもの国という巨大なレジャー施設だ。
県境を沿っていくにはこの施設内に入らなければならないが、僕は子供ではないので、こどもの国入ることはできなかった。
仕方なく迂回していくが、施設が広すぎるため、かなり大きく迂回することになり浪費してしまった。
県境から少し離れた横浜美術大学沿いの道路を歩き、日本体育大学のある鴨志田町を北に進むとようやく県境に合流した。
合流地点は田園風景が広がっており、観光客がそこそこいた。そこから寺家ふるさとの森という緑地へと入る。久々の自然豊かな道で心地よかった。
緑地を抜けたあとは麻生川を沿って進むが、また行き詰まり、柿生駅へ迂回せざるを得なかった。
そこからはしばらく能ヶ谷の高級住宅街を縫うように歩いたあと、また長い長い緑地に入る。
【栗木・真光寺緑地】
この緑地からも町田市街をよく見渡せる。
気持ちの良い道だが、激しい掛け声とともに何かがぶつかる音が響いてくる。
遊歩道のすぐ脇には名門で知られる桐光学園があり、そこの学生が部活動に励んでいるようだ。
遊歩道を歩いていくと日は沈んでいき、街灯がつき始める。
送電線施設の脇を通っていくと、広大な田んぼと民家が立ち並ぶ場所へ着く。
後で知ったが、明治大学の黒川農場の辺りらしい。
この時点で18時を回り、暗くなっていたため視界が不明瞭だった。
ライトをつけ暗闇の中を歩くと、叫び声とぶつかる音が聞こえてきた。
国士舘大学だ。遊歩道から、剣道の鍛錬をする学生たちが見える。
ちなみにここが、町田市と神奈川県の境目の終点である。
ここから幹線道路をしばらく歩き、最寄りのはるひ野駅へと着く。
九時間超に渡る長いハイキングもこれで終わった。駅でゆっくりすると、足の痛みが急に伝わってくる。46kmも歩けばそりゃそうなる。
足跡を見てみると、ちゃんと町田市の形になっているものの、やはり、こどもの国の辺りで大きく逸れてしまっている。
街の形成の後に作られた施設なため致し方ないだろうが、もう少し県境寄りを歩けなかっただろうか。
また、後半は疲れが溜まっていておざなりになっているところもあり、結構雑な感じにもなっていた。
前回で南町田まで行かなかったのが効いた。
ともあれ、これで町田市と神奈川県の境界はすべて歩いたといって良いだろう。
川沿いだったり住宅街だったり緑地だったりと、少し歩けば様変わりするので楽しいハイキングだった。
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