記録ID: 5332155
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
「 讓原」御嶽山 ゴ・ドーハンの山旅 神流川里山御嶽巡り
2023年04月02日(日) [日帰り]
群馬県
godohan
- GPS
- 03:16
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 451m
- 下り
- 323m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・下山ルートの終盤に太陽光発電所。そこを巻くのが核心部？他は急登はありますが、わかりやすい尾根。 ・途中、銃声が鳴り続けて「この時期に狩猟？」と思いましたが、発電所の近くに射撃場があるようです。 |
写真
まずは秩父市(旧吉田町)の白砂公園にカタクリの塩梅を確認に行きます。
諏訪神社は昨日、祭礼があったそうでその片づけをなさっていました。
3.12にアズマイチゲを見に来た時は、お花の気配もありませんでしたが、
こちらのWCが使用可になっていました。今はツツジが岩場を彩っていました。
所変わって、藤岡市譲原、国道462号沿い、焼まんじゅう屋さん前のスペースに駐車。
まずはマリンちゃんで道の駅上州おにしまで。殆ど重力で行けて楽ちんでした。逆コースは大変そう。
駐車場(WC有)の神社に安全祈願をしました。(譲原)天満宮ですが・・・
反対側の尾根から大神山が頭を出しています。何となくお社も見えます。
551峰は左のピーク。前回は真下城跡の尾根から歩いたので、山深く感じましたが、実は人里近い裏山だったようです。
前回降り立った切通し。その際後ろ髪を引かれながらスルーした左の尾根が551峰への尾根です。
いきなり状態に良い馬頭尊がお出迎えです。「明和三戌四ノ□日(1766) 讓原村講中」これは御嶽以前のもの。旧道はここを通っていたのですね。
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4/2 10:58
いきなり状態に良い馬頭尊がお出迎えです。「明和三戌四ノ□日(1766) 讓原村講中」これは御嶽以前のもの。旧道はここを通っていたのですね。
背面に「當社講元櫻井太吉翁ノ碑 大正二年三月(1913)長男丑五郎建之」
背面「大正十一年四月(1922)當村大先達大谷乙次郎翁 仝村社中一同建」
その下近くにもう一つ普明霊神碑、背面「木曽登山四十二回」。こちらは明治期のものかな。
「明治廿三年一月吉日(1890)埼玉縣賀美郡五明(村) 武野千代 讓原村社中立之」、ここの御嶽も“五明村”と関係があったようです。
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4/2 11:15
「明治廿三年一月吉日(1890)埼玉縣賀美郡五明(村) 武野千代 讓原村社中立之」、ここの御嶽も“五明村”と関係があったようです。
「清瀧辨財天」でした。「明治廿三年一月(1890)山田宗太郎敬立之」
そして真打登場、下から見えたのは「御山開闢 普寛霊神 社中」でした。背面「明治十八年(酉)二月吉日(1885)」
「天御中主尊/大名持尊 少彦名尊」がありました。「屋鋪講中」とあります。こちらの講名、この後に訪ねた五明(上里町)でも見かけました。
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4/2 11:43
「天御中主尊/大名持尊 少彦名尊」がありました。「屋鋪講中」とあります。こちらの講名、この後に訪ねた五明(上里町)でも見かけました。
背面「武州五明村先達大谷乙次郎 武埜暢郷 櫻井太吉 清三郎 マ政七郎 亀蔵 新三郎」
さらに足場の悪い所に「乗鞍神社猿田彦之尊/開闢普明光元」、これは珍しいですね。
背面「大正三年九月十六日(1914)神道修成派権少講義 俗名大谷乙次郎建之」
茅の輪がありました(笑)。ちょっと早いですが、くぐって行きましょう。
山頂直下、一番最上部にあったのが「三柱大神/社中」(明治二十年三月吉日、1887)。三柱とは？御嶽三座神？造化三神？竃？
小さな鞍部を経た峰に石祠(無銘)がありました。これは御嶽とは関係なさそうです。
尾根を下る途中の鉄塔から、神流湖(下久保ダム)越しの神山、そして城峯山。
さらに下ると大規模な太陽光発電所、元は採石場だったみたい。左に巻いたら、
右を巻いたほうが良かった感じかな。この後、フェンス沿いを辿って車道に出ました。
中央の塚にそびえ立つ「天御中主神/高皇産霊神 神皇産霊神 御嶽神社」、その両脇に木祠と石祠。
神社裏の古墳にいくつかの石造物や石祠がありました。馬頭尊「延享元子天□月(1744)帯刀村」
塚には出羽三山供養塔ありました。「月山羽黒山湯殿山」「明治廿八年九月登/�濃外妨渭� 于時七十二歳」
感想
・先日、真下城から塩沢城そして諸松城跡を歩いた時に、とても気になりながらもスルーしてしまった今回の551峰。後にYamaotoko7さんから御嶽の石造物があるレコの情報をいただき、その確認に行ってきました。期待以上の収穫で、何と瓦葺の社があった痕跡や此処も「五明村の先達」との関係があることがわかりました。
・下山後庚申山近くの『鶴商文庫』へ行ってみましたが、今回も振られてしまいました(笑)。すでに営業終了でした。
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いつもの御嶽山巡り、お疲れ様でした。神川町対岸の譲原にも御嶽山があるのですね。あの辺りの神流川流域は御嶽山が多いですが、地滑りや洪水などの災害が多くて特に譲原は以前「地滑り会館」なるものまであったくらいなので、こうした自然の怒りを鎮めるために御嶽が祀られたのでしょうか。
五明あたりも散策されたようで、私が歩いた２月と比べるとまた風景が違いますね。
こうしたひっそり地域に埋もれている史跡を訪ね歩くのも楽しいものですね。
ではまた〜(^o^)
やっと五明を訪ねることができました。歴史ある寺社や田園に点在する小さな古墳がとてもいい感じですね。用水もきれいに整備されていて気持ち良い散策ができました。
こちらの御嶽と神流川周辺の御嶽とが結びついて、益々興味深くなりました。タイムリーに良い所を教えていただき本当にありがとうございました。三波川、何しろ石は豊富ですので、まだまだありそうですね。また何か見つけたらヨロシクお願いします。それでは。 godohan
素晴らしいの一言(ひとこと)です
私の故郷である岐阜県中津川市には御嶽大神と乗鞍大神が祀ってある石碑は有りますが、
この『乗鞍神社猿田彦之尊』の石碑は珍しいです。乗鞍岳は御嶽山の影響を受けた山なので、
御嶽山の山神も祀られていますが、この石碑の乗鞍神社と猿田彦の関係が不思議です
ちなみに乗鞍大権現と乗鞍宝徳霊神の真言は『オン キリーク ギャクウン ソワカ』です。
これからもgodohanさんが多くの木曽御嶽系山神を発見できるよう期待しております
御嶽山・八海山・三笠山・上州武尊山・意波羅山・秩父御嶽山・恵那山・乗鞍岳・木曽駒ヶ岳
いつも情報いただきありがとうございます。
これまでいくつか御嶽信仰のあった里山を歩きましたが、なかなか「乗鞍」は見かけなかったので珍しいなとは思いましたが、やはりそうだったのですね。恵那山も関係あるんですね。ピークハントのピストンでしか登ったことないので、今度じっくり登りたいと思います。
また、いろいろ教えてくださいませ。今回もありがとうございました。 godohan
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