トムラウシ山


- GPS
- 05:03
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,543m
コースタイム
06:50 トムラウシ山
08:00 東大雪荘
ガッツギア2
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初の渡渉はスノーブリッジが見当たらなければ大人しく板を脱いで飛び石したほうが早い。 |
写真
感想
連休最終日はおトムへ。冬尾根は2019年以来の4年ぶりだった。東大雪荘に泊まるのが最も効率が良いが安くはないし、温泉宿でのんびりっていう旅じゃないので寝られればいい。なので音更の鳳乃舞温泉に泊まった。スーパー銭湯併設のビジホって感じ。鳳乃舞って芽室にもあって日高の帰りはメムディアンとセットでお世話になっていたが、芽室の鳳乃舞は2022年で閉業したらしい。マジか。ゆもーる川北。伊賀の湯。たまゆらの灯。井戸水が枯渇したとか燃料費高騰のためとか。スーパー銭湯が閉業したという話をよく聞く。悲しいね。音更の鳳乃舞はサウナに力を入れていて、熱くて広くて水風呂外気浴もキャパが大きくとても良かった。料金は驚異の420円。4月から480円に値上げするが回数券は価格据え置きで11枚4,000円とのこと。安すぎでしょ。みんなたくさん利用して救ってくれ頼む。また泊まりに来よう。
1時起床。2時間弱運転して3時出発。東大雪荘遠いわー。十勝ダム周辺は鹿の巣なので運転は疲れる。今日は立派なツノの雄鹿にぶつかりそうになった。堂々と向かってこないでください。板やカンジキのトレースがぼちぼちある。森で頭を使わなくていいので助かる。今日も雪はカチカチで板はよく滑る。せっせと快調に高度を上げたらカムイサンケナイを低く低く巻いていく。東面はパラッと新雪が乗っていて歩きやすかった。ここがカチカチなら爪でトラバースするか、シールを剥がして滑降モードで南面までトラバースしてもいい。前トム平で日の出になるように出てきたつもりだったが4年前より20分遅れだった。さすがに連戦4日目なので速度は落ちる。もう30分早起きすればよかった。
前トム平に出ると右手には太陽と東大雪、振り返れば十勝連峰、そして正面にトムラウシ。こっちから登ると急に出てくるので"あんなに遠くに見えるトムラウシまで、遥かなる道のりを歩いてきた感"が無い。天人峡にはそれがある。前トム平から先は板担いで爪。キラキラ輝いて硬そうな斜面を選んで歩く。最後の登りは空気が薄くて息が切れる。たかだか2,100mなのに。調べてみると緯度が高いと気圧が低くなるらしい。ホントか。山頂は360度どこを見ても絶景。雲一つ無い青空。風も無い。こんなに天気が良いならオプタテまで縦走したい気分だが帰りの飛行機があるので今日はもう帰る。シールを剥がしたら西斜面へ。カリカリでまあまあ良かった。南側へ回り込んだら前トム平までトラバース。カムイサンケナイも巻いていく。往路のトレースより下に行かなければok. 今年はこのエリアの雪が多くてヤブも石も少なくて快適だった。あとは冬尾根と森を落ちていくだけ。森の雪は緩む前なのでどこでも滑ってめちゃ楽しかった。僕は大斜面をターンするスキーより森を高速で駆けるスキーの方が好きです。東大雪荘は開いてない。ずっと行きたいと思っていた"しかめん"も開いてない。仕方ない。元気なうちに千歳まで戻ってIC下りてすぐの銭湯で汗を流した。東大雪荘から千歳ICまで3時間かからなかった。札幌からは遠いが千歳からだと東大雪荘はそんなに遠くはなかった。クルマを返したら空港で記録を書いたり来週の計画を立てたり。早く本州へ帰っても目と鼻がつらいだけなのでギリギリまで粘る。
北海道は涼しくて花粉も無くて、山にはまだ雪がたくさんあるので素晴らしかった。永住したい。来週末の本州は雨か。これはもう来週も北海道じゃないか。水木金働いたら週末じゃないか。テンション上がってきた。
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