アコンカグア(単独)前半1-8日目

- GPS
- 48:34
- 距離
- 90.5km
- 登り
- 13,171m
- 下り
- 10,490m
コースタイム
- 山行
- 20:39
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 20:39
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 23:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 23:41
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | ほぼ晴れ ■BCまで 真夏のアルプス(早朝〜夕方/無風〜爆風) 砂対策も必要、みんなバフしてる 今回は渡渉は問題無し ■BC以降 C1から雪あったがアイゼン不要 荷揚げ時は暑かったり 寒暖差が更にひどくなる 夕方吹雪いた時は凍えながら下山 上下ハードシェルが良い わたしはずっとサングラス ゴーグルの方がメジャー 日焼け対策絶対に必須 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■1日目 メンドーサ発10時ペニテンテス下車ムーラ荷物を預け、車で登山口へ コンフルエンシアへ移動 LANKO社のWC水などサービスあり ■2日目 プラザ フランシアへ往復 頭痛と、間違えようが無い道を間違えたので延泊することにする 夕方メディカルチェック ■3日目 ミラドール往復 夕方メディカルチェック 午後はLANKO社の大テントで過ごす ■4日目 BCへ移動 朝の日陰の時間になるべく進みたい 通常より1日遅れなので、逆に元気にBCへ到着 ■5日目 C2ニドへ空荷で往復 トレース多いので緩やかに登れるルートを探す C1から雪ありアイゼンは下山も不要 太陽出てくると雪の反射きつい 13日目下山時にはだいぶ雪なくなってた ■6日目 C2ニドへ荷揚げ 正直きついがなんとかなる 夕方メディカルチェック 天気予報はLANKO社にきく ■7日目 C2ニドへ移動 頭痛あるため水分をとる Kindle本で暇潰し ■8日目 昼まで頭痛あるためレストデイ レンジャーに天気予報確認 強風続く 水場を教えてもらう ■C2ニド 結構広く高低差もある ムーラ手配会社からはなにもサービス無いので、どこに張っても良い BCから登ってきて右奥はC3コレラへ近い わたしは離れてるが、左手前に張った 理由はLANKO社が張ってるため、BCまでで出来た知人もいるから ここから5分程さらに左へ行くと、池から水汲める(ナルゲンボトルと防水手袋テムレス等あるとよし) WCは適当、暗幕の了解で少し離れたとこで微妙にみえないとこ(男性はわりとその辺…) レンジャー小屋はわりと親切 夕方吹雪く |
写真
感想
アコンカグア登山における大切なこと3つ
1)天気
真夏のハイシーズン。
基本は晴れてるけど、山頂風速予報が80-90だとレンジャーに止められる。
今回は3日間止められて40-60の日にサミットアタック。それでも大トラバースが爆風で生きた心地がしなかった。
日数に余裕を持たせたけど、季節外れの大雪直後でラッセル、とかになったら無理ですね。
2)体力
BCから上部campへの荷揚げが特に大変
サミットアタックでわたしは軽量化し過ぎて寒かった
ムーラ復路は別料金だが、あまり背負えない人には辛い(わたしは1週間筋肉痛になった)
3)基本技術
ガイド有パーティでは、アイゼンピッケルを初めて使う人もいる(上部campで練習してる)
そして登頂成功してる。
ガイドとサポートがあるから、本人の頑張りも実を結ぶのだとおもう。
アコンカグアは特別な技術はもちろん要らないけど、登山における基本的なことをしっかり出来ないと、楽しくはない山になってしまいます。
装備について
■往路ムーラ預け
ダッフルバッグ(友人に借りたNORTH FACE)
BC以降利用の装備と食料
BCから下山時はゴミ(と余った食料)は全て手配会社が処理してくれる…!!!
※LANKO社だけじゃないはず
■ギア関連
バックパック
GREGORYのDIVA70
普段はしないけど、下山時の外付けがめちゃくちゃ出来てびっくりした
靴
C2の荷揚げまではMAMMUTのケント
ハイカット好きなので
砂あるけどローカット派もいる
サミットアタック
G5
みんなお揃い(笑)他みんなもダブルブーツ
サンダルは無しで良かった
ストック LEKI
スノーバケット使用せず
ピッケル GRIVELの短いやつ
サミットアタック時のみ使用
ストレートが主流(ガイドも)
カナレータは傾斜かなりありで、わたしはかなり打ち込むだ
アイゼン PETZLの10本爪
サミットアタック時はC3コレラから
わたしは下見してたのでインディペンデンシア小屋から
ここから爆風なので必須
効かない箇所は無かった
■シェルター関連
ステラリッジ2
海外だと目立って嬉しくなる(笑)
しっかり張れば爆風にも耐える
C3まで石あるのでペグは無しで良かった
C2でペグ凍ってお湯で溶かした
上部campも基本雪が無い箇所あるのでスコップ無しにした
100均銀マット
NEMO テンサーアルパインショート
※R値もっと欲しいけど120cmサイズはこれが精一杯…ダウンマットとか良いでしょう…
カモシカ×NANGAシュラフ700UDDショート
素晴らしい!
適当なシュラフカバー
■食事
行動食含めて日本の山で普段から食べているものが良い、と思っていますが、初歩的なことで下記反省点
↓
乾燥してるので汗をかかない!
夏山縦走の朝食の棒ラーメンが、アコンカグアでは美味しくない!
大正解だった点
◎バラエティ豊かなアルファ米にしたこと
上部campはほぼこれ
◎サミットアタック時にポカリ1リットル(濃さ2倍)と羊羹
山でも食欲あるタイプだけど、さすがこの日はカロリー摂取考えた
◎スープと大豆ミート
プロテインと食物繊維を摂取!
◎コーヒーと甘酒
趣向品も必要…!
わたしみたいにBC滞在短ければジェットボイルが良さげでしょう
BCまでは大テントもあるので、生野菜等の調理に凝るのも良し
■薬
サミットアタック時の下山夕方から、頭痛薬を服用
手指のごく軽い凍傷(でも痛い!)と、足指の水ぶくれ(特に最終日の激重荷物)
C2滞在中は起床後頭痛あり、そのうち治る
そんなことより乾燥と日焼け対策
■サミットアタックの服装
上
MILLETあみあみ
mont-bellウール中厚手
PATAGONIA R1
PATAGONIA ナノエア
PATAGONIA ガルヴァナイズトジャケット
ME SIGMAダウン
下
mont-bellウール中厚手
MILLETパワータイツ
MAMMUTアウター
寒かったので改善するなら
↓
上下ウールを極厚手にする
上ミドルを薄めダウンにする
休憩時に上下さらにダウン
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する