ブリエンツァー・ロートホルン〜シェーンビュール(ブリエンツ/スイス)

2004年08月10日(火) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 7.1km
• 登り: 354m
• 下り: 567m

コースタイム

ロートホルン・クルム9:30→14:00シェーンビュール・・・リフト+ロープウェイ+徒歩20分→ルンゲルン駅

※ガイドブックでは所要時間 2時間30分

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

・花の多いコースです。
・ヤセ尾根もありますが、気をつければ特に問題ありません。
・山頂近くにある山岳ホテル「ロートホルン・クルム」に一泊すればご来光を見ることもできます。
　http://brienz-rothorn-bahn.ch/berghaus-alpine-lodge/?lang=en
・この日は日本人に全く会いませんでしたが、最近ではこのコースも日本のガイドブックに紹介されてきたようです。
　(地球の歩き方にも掲載されてます)
　　http://www.arukikata.co.jp/guidebook/book/A18.html

・ルンゲルン駅周辺には店らしきものもなく、電車も1時間に1本ほどなので、時刻表の下調べをしておいた方が無難です。
　我々は下調べをしなかったおかげで、50分ほど駅で待つこととなり、スズメと遊んで時間をつぶしていました。

写真

1/1 18:02

ブリエンツ駅よりロートホルン山岳鉄道の蒸気機関車に乗ります。

1/1 18:29

ブリエンツ湖とブリエンツの街並みが見えてきました。

1/1 18:56

進行方向左側の席の方がGood!

1/1 18:59

上部は牛の放牧地帯です。

10/8 11:00

終点、ロートホルン・クルム駅。

1/1 20:43

山岳ホテルの夕食。
寒いのでホテル内で景色を見ながら楽しみました。

1/2 8:45

ヒュッテの飼い猫。

10/25 10:51

シュタインボック現る
(ピンボケです)

1/1 21:38

食事が終わるとねぐらに戻っていくようです。

10/14 11:48

山岳ホテルよりご来光
右のピークはロートホルン

1/2 8:26

ヴェッターホルンとシュレックホルン方面をバックに

1/2 11:21

ブリエンツ湖。

1/2 11:25

一番列車が登ってきます。
(これもピンボケ)

2/10 19:24

部屋の窓からベルナーオーバーラント3山

10/8 11:05

ロートホルン山頂よりブリエンツ湖

8/10 9:55

マーガレットが沢山咲いていました。

8/10 10:05

一旦下り、登り返します。

8/10 10:28

花が豊富。

8/10 10:35

ポリゴヌム・ビストルタ(タデ)の群落

8/10 10:41

アイゼーのあるコルまで下りてきました。

8/10 10:58

2番目のピーク、アルニハーゲン(中奥)を目指します。

8/10 11:04

ロートホルンを振り返る。

8/10 11:12

小さな湖・アイゼーを左に見ながら登ります。

10/8 10:58

再び振り返るとロートホルンがひときわ大きく見えます。

8/10 11:10

アルニハーゲンへ登る道は楽しそうな道。

3/25 18:34

歩いていて楽しくなる道。

8/10 11:34

山頂に到着。
気分いい。

8/10 11:36

次に登るピーク、ホーホ・ゲンミです。

8/10 11:57

ホーホ・ゲンミへの道

10/8 11:00

高山植物の多さには驚きます。

8/10 12:03

次の山頂にてランチタイム

10/8 10:59

百花繚乱

10/14 11:30

この辺り一面のお花畑

8/10 12:08

お花畑の散歩道です。

8/10 12:15

お花畑の向こうにはヴェッターホルンと右端にアイガーが見えます。

8/10 12:29

ホーホ・ゲンミへの登路分岐点付近よりより振り返る。
ここから急登です。

8/10 12:34

ホーホ・ゲンミ登りからブリエンツ湖

8/10 12:46

歩いてきた稜線。

8/10 13:36

ホーホ・ゲンミより歩いてきた道を振り返る

10/8 11:02

この辺り牛の放牧地

8/10 13:46

ここは牛さんの縄張り。

8/10 14:36

終点にもネコさんいました。

撮影機器：

Finecam S3L KYOCERA

MP630 series Canon

感想

Akaneko

(2011年2月10日 修正)

このコースはブリエンツ駅よりロートホルン登山鉄道に乗換え、
終点のロートホルン・クルムまで1時間近くかけて上がります。
この鉄道はかわいらしい蒸気機関車が押して走る人気の路線ですが、
ディーゼル機関車も走っていますので、これに当るとハズレです。
平均時速が8kmほどなので、ゆっくり景色を堪能できますが、
座る席はブリエンツ湖が見える進行方向に向って左側を選ぶのがコツです。

だんだん高度を上げていくとブリエンツ湖が見え始め、徐々にアルプ(牧草地)になり、
牛の放牧地帯を上がっていきます。
スピードは本当にゆっくりなのですが、景色が素晴らしいため、いつの間にか終点に着いてしまう感じでした。

我々はこの山頂駅にある山岳ホテルに前泊しましたが、宿泊客の2/3は日本人でした。
ここのレストランはアラカルトでオーダーできるので、好きな料理を楽しめます。
ベルナーオーバーラントの山々を眺めながらのディナーは最高でした。
またこのホテルではシュタインボックの餌付けもしているので、
夕食後の散歩でその姿を観ることができます。

翌朝はモーニングをゆっくり摂り、9:30頃スタートしました。
ホテルからロートホルンの山頂は近く、最初のピークでブリエンツ湖とアルプスの山々の絶景を楽しんだ後、
アイゼーという小さな湖のある鞍部まで一旦かなり下ります。

このコースは終始遮るもののない展望のコースです。
またお花畑もすばらしく、足元も見逃せません。

この鞍部からロートホルンの山頂近くまでリフトもあるので、
これに乗って戻ることもできます。

アイゼーはパスし、次のピーク「アルニハーゲン」に向います。
この登路はヤセ尾根ですが、道にはロープもついており、整備されているので安心です。
この道は高度感もあり、楽しい道のりでした。

着いたアルニハーゲンのピークは、このコースで最も素晴らしい景色を提供してくれました。
それまで登ってきたヤセ尾根の続きにロートホルンの雄姿とその左下に見える青いブリエンツ湖、
そしてその上にユングフラウを中心としたベルナーアルプスの山並み・・・

ここで小休止したら、最後のピーク「ホーホ・ゲンミ」に向います。
ここも一部ヤセ尾根がありますが、問題ありません。
この尾根道もすばらしいお花畑が広がり、まさに百花繚乱です。

ホーホ・ゲンミの山頂へはトラバース気味に進み、途中で左にジグザグに登る道を選択します。
ここを真っ直ぐに進めば山頂を通らずに、終点のシェーンビュールに行けますので、
疲れたら、或いは急いでいたらこちらを進めばいいでしょう。

最後の登りを耐えると再び尾根に出て、あとは緩やかに登れば最後のピークに到着します。
ここで大休止。
歩いてきた道のりを目で追いながら、定番のカップめんを食べました。

終点のシェーンビュールまでは20分ほど。
ここではビールで締め、リフトに乗ることにしました。
が、動いていません。
昼休みは疾うに終わっているはずなのですが、乗るハイカーがいないため停めていたのでしょうか?
チケット売り場で動かしてもらうよう催促し、途中でロープウェイに乗り継ぎ、下駅に到着。

ここからルンゲルン駅までは緩やかに登りますが、20分ほど歩きます。
ここは1時間に1本しか列車がなく、駅周辺は何もないので、
前もって調べてから駅に向った方がいいでしょう。