北股岳、大日岳、飯豊山を丸森からダイクラで周回


- GPS
- 18:53
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 3,100m
- 下り
- 3,086m
コースタイム
- 山行
- 17:37
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 18:48
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜地神山北峰(丸森コース) 殆どは急登なのでしんどい程度ですが、ロープが張ってある1ケ所は落ちたら確実に昇天できそうな崖でした。 急登後半はガレ場の斜面です。 地神山北峰〜北股岳 ここから稜線歩きで視界が開けます。 笹は綺麗に刈られていて歩きやすいです。ここ以外も今回のコースは全てよく整備されていました。 危険な箇所は特には無かったです。 北股岳〜御西避難小屋 稜線歩きで景色が堪能でします。ただガレ石が結構ありますので、景色に見惚れてばかりしないで足元にも注意が必要です。 御西避難小屋〜大日岳 前半は勾配は緩いのですがところどころ石がゴロゴロしている箇所があり、躓かないように注意が必要です。 大日岳は山頂に近くなる程急登。 御西避難小屋〜飯豊山 比較的歩きやすい区間。 飯豊山〜飯豊山荘(ダイクラコース) 岩登り、花崗岩の滑りやすい砂、落ちたら確実に死ぬ崖、急勾配で落ち葉と動きやすい石のおまけ付き、等、危険な要素がたっぷり盛り込まれた難ルートです。経験者に同行するのでなければ初めて通る人は十分な下調べが必須です。 |
写真
ちなみに太陽の左側が朝日連峰、右側が蔵王連峰、手前の高い山のシルエットが飯豊山とそれに続くダイクラ尾根です。一枚の写真にこれだけ写せる北股岳山頂はいいポイントですね。
登山開始〜北股岳山頂5時間32分。山頂で休憩20分。
感想
昨年秋の飯豊山の山行では、山頂付近で爆風が吹いていたため登山は飯豊山までにして、予定していた大日岳は断念。
今年こそは大日岳まで行こうと計画を考えていたら、そのうちに北股岳を追加したらどうなるか等、夢(欲?)が膨らんでいきます。昨年使った御沢野営場からのルートだと40kmオーバーで日帰りではきつそうでしたが、色々考えると飯豊山荘からの周囲ルートにすれば30km台にできそうなことが判明。但しダイクラを通るので単純な距離と標高差の計算よりは厳しくなりますけど。
今回は、丸森コースで登って北股岳、大日岳、飯豊山を周り、ダイクラで下るというコースを設定。このコースだと飯豊連峰の稜線歩きもたっぷりできますし、運が良ければ北股岳山頂から朝日を見ることができます。
登山口までは普段なら自転車で移動するのですが、さすがに飯豊は遠いので車で移動。登山口に着いたのが23時45分頃で、今回の想定山行時間は18時間ですので、荷物の詰め込みをして0時に登山開始。
丸森コースは最初の約4kmで標高差1400mを登る急登。帰りのダイクラを安全に下り切る体力を残す必要がありますので、飯豊山までは足への負荷はなるべく少なくなるように登りました。それでも日頃の運動不足の影響が出て途中から足にきましたけど。
稜線に出たときはまだ夜中でしたが、新潟の夜景が綺麗でした。それとこの日は天気がよかったので、星が沢山見えていました。山の上から見る星は下界から見るのとは全く違いますね。
私の今回の山行では、北股岳からの眺めが最高でした。北股岳山頂からは360度何も遮るものがなくどちらに向いても感動できる景色でした。
大日岳に着いてスマホのカバーを開けるとポンという音がして異変が発生。今回のルートの登山計画の開始画面になっていて、この日のこれまでの記録が見えなくなっています。これで全て消えたかと落ち込んだのですが、数分時間が経つと10分毎に鳴らしていた音がしてまだ記録していそうな様子。登山開始の画面を消して、登山中の画面を出すことで何とか記録続行。しかし帰ってから記録を見ると途中のコースタイムが全て消えていて何もありません。という状況なので記録を残すために写真のコメントに今回の大まかな時間を書いています。
(2022.10.2 15:40追記)この記録を書いて数時間後にコースタイムが復活していました。ただ初期の記録された時刻よりも全て3分遅くなっています。
ダイクラは今回初めて通るコース。岩登り、滑りやすい花崗岩の砂、落ちたら確実にあの世に行ける崖等、事前にしっかり危険な状況を調べて認識していたので、本当にヤバいという感じではなかったです。勿論、危険のデパートのようなコースですのですので、コース状況を調べずに単独で歩くのは無謀行為以外何物でもなく絶対にしてはいけませんね。
今回は日帰りで周りましたが、飯豊連峰は魅力がたっぷりあるので、小屋か天幕泊で何日も過ごしたくなる気持ちがわかります。残念ながら諸般の事情で私は日帰りしかできませんけど。
今日はのんびりと里山でも歩いているのでしょうか。
akujikiturishiさんでも車を使うことがあるんですね、少し安心しました。(笑)
次回も楽しみにしています。
殆どは自転車で移動するのですが、さすがに飯豊登山は遠すぎでした。白川湖まで沈没林を見に行ったことまではありますが、その辺りが限界ですね。(笑)
人それぞれになるとは思いますが、ダイグラは登りだけで下ったことがないのですが、個人的にはこのコースは下りには使いたくないですね。最初に辛い所を終わらせた方がいいタイプなので
akujikiturishiさんのおっしゃる通り、飯豊はできればテントや小屋など一泊をしてゆっくりと山を味わいたいですね。
今度は飯豊全山縦走日帰りのレコを楽しみにしています!
当日同じルートを逆周りされている方がおられましたので、これからの標準コースになるかも知れません。(笑)
私も次に登ることがあれば、ダイクラは登りにしたいですね。下りは体力を消耗した身体にあの負荷は辛かったです。
心地よい響きです。
ついに変態3号に認定されたのでしょうか???
尊敬を込めて、ド変態❣️
ありがとうございます!
丸森の登山道の保全、ご苦労様でした。とても歩き易かったです。kamoshiquaさんのレコを見ると保全前はかなり荒れていたのがよく分かりました。
保全後の現場の写真をレコに追加しました。
普通は小屋かテン泊一択でしょ。私は小屋に泊まることやテントを買う余裕が無いので気力で日帰りなだけです(笑)。
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