記録ID: 4693221
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊山・大日岳/御沢野営場より
2022年09月11日(日) 〜
2022年09月13日(火)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 2,903m
- 下り
- 2,886m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 12:09
2日目
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 10:40
天候 | 3日間とも晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく手入れされた登山道です。剣ヶ峰、本山手前の岩稜は高度感あり。 |
その他周辺情報 | いいでの湯で3日間の汗を流しました。 露天風呂は程好い湯温でしたが、内湯は自分には熱すぎて瞬間的にしか浸かれませんでした。 |
写真
9月11日(日)1日目 写真は中十五里(930m)
前日深夜に到着。駐車場はほぼ満車状態で、所々空いてる程度でした。
沢のそばにあるからか、意外に冷える車中泊でした。
3:55 御沢野営場(540m)出発!
まだ暗いうちから出発します!最初のうちは緩やかな砂利道の林道歩き。
自分だけでなく数えきれないくらいの日帰り装備の方々が続々と追い抜いて行かれます。
たとえ軽装でも飯豊山を日帰りするのは自分にはハード過ぎる。
4:08 御沢小屋跡(570m)
ここから本格的な登山道へ。標高差約800m。その名も「長坂」の登りとなります。
4:58 下十五里(820m)
程好い間隔で小広い休憩スポットがあります。
5:25 中十五里(930m)※当写真
テントを数張り設営できそうな広さです。
前日深夜に到着。駐車場はほぼ満車状態で、所々空いてる程度でした。
沢のそばにあるからか、意外に冷える車中泊でした。
3:55 御沢野営場(540m)出発!
まだ暗いうちから出発します!最初のうちは緩やかな砂利道の林道歩き。
自分だけでなく数えきれないくらいの日帰り装備の方々が続々と追い抜いて行かれます。
たとえ軽装でも飯豊山を日帰りするのは自分にはハード過ぎる。
4:08 御沢小屋跡(570m)
ここから本格的な登山道へ。標高差約800m。その名も「長坂」の登りとなります。
4:58 下十五里(820m)
程好い間隔で小広い休憩スポットがあります。
5:25 中十五里(930m)※当写真
テントを数張り設営できそうな広さです。
7:21 地蔵水場(1,380m)
山腹の途中にある地蔵水場。水量は少ないもののよく冷えて美味しい水!
一時の涼を得ました。
7:36 地蔵山下分岐(1,440m)
地蔵山を越えてくる登山道と合流し、ここからは三国岳へ真っすぐ突き上げていきます。
山腹の途中にある地蔵水場。水量は少ないもののよく冷えて美味しい水!
一時の涼を得ました。
7:36 地蔵山下分岐(1,440m)
地蔵山を越えてくる登山道と合流し、ここからは三国岳へ真っすぐ突き上げていきます。
三国小屋を北側へ回り込むと、正面奥には飯豊山本山も見えています!
ここからだと感動的な眺望ですが、飯豊山は草原の稜線というイメージが大きく変わる区間が待っていました。
三国岳直下の岩稜でかなり疲れてましたが、この先は嫌というほどアップダウンが連続する区間となります。
標準CTだと切合小屋に昼前到着は確実。予定では切合小屋まででしたが、初日で本山小屋まで行けるのではと感じました。
切合小屋に辿り着くまでに決めておくことにしました。
9:08 三国岳・三国小屋出発
ここからだと感動的な眺望ですが、飯豊山は草原の稜線というイメージが大きく変わる区間が待っていました。
三国岳直下の岩稜でかなり疲れてましたが、この先は嫌というほどアップダウンが連続する区間となります。
標準CTだと切合小屋に昼前到着は確実。予定では切合小屋まででしたが、初日で本山小屋まで行けるのではと感じました。
切合小屋に辿り着くまでに決めておくことにしました。
9:08 三国岳・三国小屋出発
行く手にひと際大きくそびえるのは種蒔山でしょうか。
小刻みなアップダウンで脚力をだいぶ削られると共に、この日は殆ど風もなくアルプスよりだいぶ標高が低いので暑さも大変。
手製のアブ除け(消毒用エタノール+ハッカ油)が冷却スプレーとして大活躍しました。
小刻みなアップダウンで脚力をだいぶ削られると共に、この日は殆ど風もなくアルプスよりだいぶ標高が低いので暑さも大変。
手製のアブ除け(消毒用エタノール+ハッカ油)が冷却スプレーとして大活躍しました。
10:44 切合小屋、そして飯豊山の全貌が見えてくる(1,760m)
三国小屋から標高差100mほどしか上げてないのにクタクタでしたが、ようやく落ち着いた場面になってきました!
そしてようやく切合小屋、そして飯豊山本山の全貌を捉えました。
まだまだ遠いな〜。
三国小屋から標高差100mほどしか上げてないのにクタクタでしたが、ようやく落ち着いた場面になってきました!
そしてようやく切合小屋、そして飯豊山本山の全貌を捉えました。
まだまだ遠いな〜。
11:10 切合小屋(1,740m)到着
種蒔山から少し下って切合小屋に到着!
4時の早発が効いて昼前に着きました。体力的にも大丈夫そうなので本山小屋まで上がることにします!
なお翌日の行程はここまで下りてきて幕営となります。
水の残量を確認のうえ、飯豊山本山までの行動時間分を補給させてもらいました。
切合小屋の水場は水量豊富で、シーズン中は使用可能です。
11:27 出発
標準CTで本山小屋まで2時間20分。気合を入れ直します。
切合小屋からしばらくは平らな稜線が続きますが…。
種蒔山から少し下って切合小屋に到着!
4時の早発が効いて昼前に着きました。体力的にも大丈夫そうなので本山小屋まで上がることにします!
なお翌日の行程はここまで下りてきて幕営となります。
水の残量を確認のうえ、飯豊山本山までの行動時間分を補給させてもらいました。
切合小屋の水場は水量豊富で、シーズン中は使用可能です。
11:27 出発
標準CTで本山小屋まで2時間20分。気合を入れ直します。
切合小屋からしばらくは平らな稜線が続きますが…。
せっかく登った標高をまた50mほど落としてから、じわじわと登り返していきます。
12:46 姥権現付近(1,810m)
12:52 御秘所(1,830m)
御秘所を過ぎると、もう一つの核心部である岩稜を越えていきます!
12:46 姥権現付近(1,810m)
12:52 御秘所(1,830m)
御秘所を過ぎると、もう一つの核心部である岩稜を越えていきます!
13:19 御前坂下(1,910m)
いよいよ飯豊山へ向けて最後の大登りへ!標高差は160mほど。一息入れてから登り始めます。
いつもやってることですが、地形図で等高線を数えるのも良い休憩になります。
いよいよ飯豊山へ向けて最後の大登りへ!標高差は160mほど。一息入れてから登り始めます。
いつもやってることですが、地形図で等高線を数えるのも良い休憩になります。
14:04 本山小屋キャンプ指定地(2,070m)
ゆったりした稜線上に広がる幕営地に辿り着き、最後の大登りを40分余りで終えました!
日曜なのでどこでも選び放題の状態。テント設営は後回しにして、とりあえず山頂を目指すしかないでしょう!
14:14 出発
14:22 本山小屋(2,100m)
テント設営の手続きも後回しにして、まずは山頂へ向かいます!
ゆったりした稜線上に広がる幕営地に辿り着き、最後の大登りを40分余りで終えました!
日曜なのでどこでも選び放題の状態。テント設営は後回しにして、とりあえず山頂を目指すしかないでしょう!
14:14 出発
14:22 本山小屋(2,100m)
テント設営の手続きも後回しにして、まずは山頂へ向かいます!
飯豊連峰の主稜線上の山々。烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳辺りが見えているようです。
近い将来に縦走したい思いが自然に湧く絶景でした。
北股岳直下に突き上げる石転び沢は山スキーで滑降したい目標の一つで、こちらも下調べは済ませています。
近い将来に縦走したい思いが自然に湧く絶景でした。
北股岳直下に突き上げる石転び沢は山スキーで滑降したい目標の一つで、こちらも下調べは済ませています。
明日ピストン予定の大日岳へ続く稜線。素晴らしい絶景です!
全般的にはなだらかな稜線ながら、やはり大日岳はかなり遠く感じます。
大日岳まで標準CTは行き3時間30分、帰り3時間20分。
往復とも殆ど変わらないところが、アップダウンがあることを物語ってます。
全般的にはなだらかな稜線ながら、やはり大日岳はかなり遠く感じます。
大日岳まで標準CTは行き3時間30分、帰り3時間20分。
往復とも殆ど変わらないところが、アップダウンがあることを物語ってます。
剣ヶ峰辺りから抜きつ抜かれつだった地元の方々と少し山談議してから出発します。
もうちょっと山頂でゆっくりしたかったけど、明るいうちにテント設営。水を確保して夕食の支度をしなくてはなりません。
15:24 飯豊山山頂出発
もうちょっと山頂でゆっくりしたかったけど、明るいうちにテント設営。水を確保して夕食の支度をしなくてはなりません。
15:24 飯豊山山頂出発
15:39 本山小屋(2,100m)到着
冬季小屋の2階入り口が積雪の多さを感じさせます。
本山小屋の管理人さんはすごく気さくでお話ししやすい方でした。
テント設営は1000円。今やどこも暴騰しているアルプスに比べて有難いです。
自分へのご褒美のコーラ(500円)も併せて購入しました。空きペットは自分で下界へ下ろすことになっています。
15:57 本山小屋出発
冬季小屋の2階入り口が積雪の多さを感じさせます。
本山小屋の管理人さんはすごく気さくでお話ししやすい方でした。
テント設営は1000円。今やどこも暴騰しているアルプスに比べて有難いです。
自分へのご褒美のコーラ(500円)も併せて購入しました。空きペットは自分で下界へ下ろすことになっています。
15:57 本山小屋出発
16:04 本山小屋キャンプ指定地(2,070m)到着!
明日に掛けても微風なので、遠慮なく大日岳好展望の稜線西側にテントを設営しました。
コーラをゆっくり飲みながら、できるだけ明日への英気を養います。
明日に掛けても微風なので、遠慮なく大日岳好展望の稜線西側にテントを設営しました。
コーラをゆっくり飲みながら、できるだけ明日への英気を養います。
9月12日(月) 写真は飯豊山山頂
2:00 起床
睡眠時間約7時間。目覚めの良い2日目でした!
今日も頑張っていこー!
大日岳ピストン後にできるだけ早く撤収できるよう、荷物はパッキングをほぼ済ませておきます。
3:18 本山小屋キャンプ指定地(2,070m)出発
ほぼ満月で明るい夜でした!月光に照らされた稜線を進みます。
3:44 飯豊山山頂(2105.2m)
飯豊山山頂で御来光の案もありましたが大日岳を優先します。
自分にとっては御来光は見れたら見る程度。適切な時間配分のほうが大事です。
飯豊山山頂を右手から回り込むように縦走路を西進。
部分的に岩がちなところもあるけど、前日に比べたら大した難所はありません。
2:00 起床
睡眠時間約7時間。目覚めの良い2日目でした!
今日も頑張っていこー!
大日岳ピストン後にできるだけ早く撤収できるよう、荷物はパッキングをほぼ済ませておきます。
3:18 本山小屋キャンプ指定地(2,070m)出発
ほぼ満月で明るい夜でした!月光に照らされた稜線を進みます。
3:44 飯豊山山頂(2105.2m)
飯豊山山頂で御来光の案もありましたが大日岳を優先します。
自分にとっては御来光は見れたら見る程度。適切な時間配分のほうが大事です。
飯豊山山頂を右手から回り込むように縦走路を西進。
部分的に岩がちなところもあるけど、前日に比べたら大した難所はありません。
7:00 大日岳山頂(2,128m)到着!!!
着きました!
少し先に山名標が見えていますが、地形図に2128m標高点表記があるこの辺りが最高地点でしょう。
山頂は細長い地形となっており、とりあえず山名標まで進みます。
着きました!
少し先に山名標が見えていますが、地形図に2128m標高点表記があるこの辺りが最高地点でしょう。
山頂は細長い地形となっており、とりあえず山名標まで進みます。
9:03 御西小屋キャンプ指定地(1,980m)
1時間20分で御西小屋まで戻ってきました。次第に離れゆく大日岳を見やりつつ小休止を入れます。
往路にあったテントはほぼ全て撤収されて人影はまばらでした。
1時間20分で御西小屋まで戻ってきました。次第に離れゆく大日岳を見やりつつ小休止を入れます。
往路にあったテントはほぼ全て撤収されて人影はまばらでした。
10:54 飯豊山山頂(2105.2m)到着!!
三度目の飯豊山山頂に着きました!
往復ともほぼ同じCT。やはり半日掛かりのピストンでした。
でも好天の下で大日岳に登れて良かったです!
飯豊山山頂はまだまだ雲も掛からず最高でした。
11:03 出発
ゆっくりしたいけど、切合小屋で早くテントを張りたいので、今度こそ最後となる飯豊山山頂を出発します。
また来る日まで!
11:19 本山小屋(2,100m)
本山小屋の管理人さんが居られたので、ご挨拶をして通過します。
三度目の飯豊山山頂に着きました!
往復ともほぼ同じCT。やはり半日掛かりのピストンでした。
でも好天の下で大日岳に登れて良かったです!
飯豊山山頂はまだまだ雲も掛からず最高でした。
11:03 出発
ゆっくりしたいけど、切合小屋で早くテントを張りたいので、今度こそ最後となる飯豊山山頂を出発します。
また来る日まで!
11:19 本山小屋(2,100m)
本山小屋の管理人さんが居られたので、ご挨拶をして通過します。
11:28 本山小屋キャンプ指定地(2,070m)到着!
狙いどおり昼前に我が家に戻ってきました。
雲が湧き始めた大日岳を見やりつつ、さっそくテントの撤収に掛かります。
12:01 出発
約30分で出発準備完了。切合小屋までの下り(登りもあり)を頑張ります。
狙いどおり昼前に我が家に戻ってきました。
雲が湧き始めた大日岳を見やりつつ、さっそくテントの撤収に掛かります。
12:01 出発
約30分で出発準備完了。切合小屋までの下り(登りもあり)を頑張ります。
13:18 草履塚(1,908m)
やっと登り返して草履塚に到着。
いつしか予報どおりに雲が上がってきたけど、いくらか暑さは和らぎました。
切合小屋まであとは下りのみ。息を整えてから出発します。
13:27 出発
やっと登り返して草履塚に到着。
いつしか予報どおりに雲が上がってきたけど、いくらか暑さは和らぎました。
切合小屋まであとは下りのみ。息を整えてから出発します。
13:27 出発
13:58 切合小屋(1,740m)
着きました…。標準CTは1時間半なのに2時間掛かりました。
疲れてきたところでの草履塚への登り返しが効いたかもしれません。
でもこれで今日はもう歩かなくていいんです!
さっそくテント泊(1,000円)を申し込み、ついでに飯豊山の山バッジ(800円)を購入。
但しコーラが売り切れていたのがショックでした…。
残ってるのはアルコール類のみで、全く酒が呑めない自分には悲報でした。コーラは下界に下りるまで我慢だ。
着きました…。標準CTは1時間半なのに2時間掛かりました。
疲れてきたところでの草履塚への登り返しが効いたかもしれません。
でもこれで今日はもう歩かなくていいんです!
さっそくテント泊(1,000円)を申し込み、ついでに飯豊山の山バッジ(800円)を購入。
但しコーラが売り切れていたのがショックでした…。
残ってるのはアルコール類のみで、全く酒が呑めない自分には悲報でした。コーラは下界に下りるまで我慢だ。
切合小屋キャンプ指定地でのあおいとひなた
テン場は稜線上に複数個所あり、自分は山小屋最寄りに設営しました。
この日は小屋泊十数人、テントは十張りくらいのようです。
時折薄日は射すものの概ね曇り。今日昼まで存分に景色を眺めたので充分に満足です。
よく眠れると思ったら、20時台くらいまで続いた山談議でなかなか寝付けませんでした。
暗くなったら眠るという本来のあるべき生活リズムに戻れるのがテン場の魅力の一つなんですが。
テン場は稜線上に複数個所あり、自分は山小屋最寄りに設営しました。
この日は小屋泊十数人、テントは十張りくらいのようです。
時折薄日は射すものの概ね曇り。今日昼まで存分に景色を眺めたので充分に満足です。
よく眠れると思ったら、20時台くらいまで続いた山談議でなかなか寝付けませんでした。
暗くなったら眠るという本来のあるべき生活リズムに戻れるのがテン場の魅力の一つなんですが。
9月13日(火) 夜明け直前の種蒔山付近
2:15 起床
睡眠時間は5〜6時間くらい。いつしか山談議も終わっていたようで熟睡できたようです。
今日は長大な下りが待ち受けています。最終日も頑張りましょう。
4:16 切合小屋(1,740m)出発
夜明けまであと少しのタイミングで出発します。
とにかく朝の涼しいうちに三国岳までのアップダウンを片付けたいのでした。
2:15 起床
睡眠時間は5〜6時間くらい。いつしか山談議も終わっていたようで熟睡できたようです。
今日は長大な下りが待ち受けています。最終日も頑張りましょう。
4:16 切合小屋(1,740m)出発
夜明けまであと少しのタイミングで出発します。
とにかく朝の涼しいうちに三国岳までのアップダウンを片付けたいのでした。
大日岳、飯豊山。
昨日歩いたところがあんなに遠くに。よく歩きました。
三国小屋の小屋番さんが出てこられて、少しお話ししました。
今はまだ暑くとも9月下旬にはミゾレが降るとのことで、さすが東北の山です。
季節が過ぎるのが本当に早いと感じます。
昨日歩いたところがあんなに遠くに。よく歩きました。
三国小屋の小屋番さんが出てこられて、少しお話ししました。
今はまだ暑くとも9月下旬にはミゾレが降るとのことで、さすが東北の山です。
季節が過ぎるのが本当に早いと感じます。
6:51 誤って水場へ下りかける
順調に下ってたのですが、たまたま目に入ったロープを下ってしまいました。
2〜30m下って水場へのルートだと気付きました!
ルートミスで余計な登り返し。まだしばらくは稜線上に進むのが正解。
順調に下ってたのですが、たまたま目に入ったロープを下ってしまいました。
2〜30m下って水場へのルートだと気付きました!
ルートミスで余計な登り返し。まだしばらくは稜線上に進むのが正解。
高所恐怖症だとなかなかの難所となりそうな岩稜帯です。
テント泊装備なので一歩一歩集中しました。
岩稜を抜けたところで再びポールと三脚を取り出して小休止。
核心は抜けたけど、今度は暑さと登り返しが待っていました。
7:51 地蔵山下分岐(1,440m)
地蔵山山腹は概ね下りながらも、地味な登り返しが点在。
テント泊装備なので一歩一歩集中しました。
岩稜を抜けたところで再びポールと三脚を取り出して小休止。
核心は抜けたけど、今度は暑さと登り返しが待っていました。
7:51 地蔵山下分岐(1,440m)
地蔵山山腹は概ね下りながらも、地味な登り返しが点在。
8:04 地蔵水場(1,380m) 山側に水場あり
登りよりもいろんな意味で余裕があったので、できるだけ涼をとりました。
冷水を持っていきたいけど、溜めるのはやはり時間がかかるので止めました。
暑い時期には本当においしく感じる湧き水です♪
登りよりもいろんな意味で余裕があったので、できるだけ涼をとりました。
冷水を持っていきたいけど、溜めるのはやはり時間がかかるので止めました。
暑い時期には本当においしく感じる湧き水です♪
8:34 横峰小屋跡(1,320m)
横峰小屋跡に着きました。ここからは最終局面となる長坂の下り。
歩き過ぎで痛みを感じていた右足親指に絆創膏で応急処置。長い下りの前にちょうど良い息抜きとなりました。
8:47 出発
横峰小屋跡に着きました。ここからは最終局面となる長坂の下り。
歩き過ぎで痛みを感じていた右足親指に絆創膏で応急処置。長い下りの前にちょうど良い息抜きとなりました。
8:47 出発
次第に遠ざかりつつある三国岳をふと見ると、早くも雲が湧いてきています。
基本的に下りは得意なので、登り返しのない長坂に入ってからは順調に感じました。
9:28 上十五里(1,070m)
9:45 中十五里(930m)
この残りの行程が少なくなっていく時間。
下山後のお楽しみ(温泉・コーラ・コーヒー牛乳)と、山行の終わりでちょっぴり寂しいのが混じる、
なんともいえない時間です。
基本的に下りは得意なので、登り返しのない長坂に入ってからは順調に感じました。
9:28 上十五里(1,070m)
9:45 中十五里(930m)
この残りの行程が少なくなっていく時間。
下山後のお楽しみ(温泉・コーラ・コーヒー牛乳)と、山行の終わりでちょっぴり寂しいのが混じる、
なんともいえない時間です。
10:43 御沢小屋跡(570m)
長坂をCTどおりの約2時間で下りきりました!
自分の場合はやはり登り返しがないとCTに近いペースとなるようです。
初めての明るい時間帯での御沢小屋跡。信仰の山である飯豊山の登山口らしい佇まいです。
ここから御沢野営場まで暫しの林道歩き。
長坂をCTどおりの約2時間で下りきりました!
自分の場合はやはり登り返しがないとCTに近いペースとなるようです。
初めての明るい時間帯での御沢小屋跡。信仰の山である飯豊山の登山口らしい佇まいです。
ここから御沢野営場まで暫しの林道歩き。
10:54 御沢野営場(540m)到着!!
着きました!!
切合小屋を出発してから約6時間半。
同区間の登りが7時間10分と大きく変わらないのが、中身の濃い下りを物語っています。
最終日まで本当に楽ではない下りでした。
着きました!!
切合小屋を出発してから約6時間半。
同区間の登りが7時間10分と大きく変わらないのが、中身の濃い下りを物語っています。
最終日まで本当に楽ではない下りでした。
御沢野営場の駐車場
日曜未明にはほぼ満車状態だったのがウソのようにガラガラです。
下山時は晴れていましたが、テントを干そうと思ったら曇ってきて乾かすのは断念しました。
仕方ないので帰宅後に風呂場で乾燥させることにします。
この登山口では自分のスマホ(AU)は圏外。
下山通知は温泉から発信したので、また実家の母に心配をかけてしまいました。
日曜未明にはほぼ満車状態だったのがウソのようにガラガラです。
下山時は晴れていましたが、テントを干そうと思ったら曇ってきて乾かすのは断念しました。
仕方ないので帰宅後に風呂場で乾燥させることにします。
この登山口では自分のスマホ(AU)は圏外。
下山通知は温泉から発信したので、また実家の母に心配をかけてしまいました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
三脚
熊鈴
折畳みイス
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
前々から惹かれていた飯豊山。
初めての福島遠征でもあり、事前の下調べを入念に行って臨みました。
アルプスに決して引けを取らない壮大な眺望、大きな標高差と長大な歩行距離。
本当に東北のアルプスと呼ぶに相応しいスケールの大きさで圧倒されました!
飯豊山を越えて最高峰大日岳を目指す長大なピストンですが、
自分の体力とペースだと最低でも3日は必要であり、今回は仕事を調整して何とか確保。
実現できて良かったです。
自分が垣間見たのはまだまだ飯豊連峰の一部であり、今後何度となく訪れたい山域の一つになりました。飯豊山は自分が選ぶにしても必ず百名山としたい山でしょう。
天候不順で殆ど計画どおりにいかなかった今夏。
長野のアルプスはずっと微妙な天候で消化不良感が募っていました。
飯豊山では久しぶりに好天に恵まれ、心ゆくまで快心の登山を楽しめました!
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入念な計画素晴らしいです。
私は車中泊でろくに眠れずヘロヘロなままスタートし、長坂と剣ヶ峰、草履塚、本山への登り辺りはもう心折れそうでした。
長い長い稜線、大日岳は無理でした。
(ヤマレコには大日岳日帰り勢も居るみたいですが信じられない…)
でもまたいつか飯豊連峰に来て大日岳まで行ってみたいですね
飯豊山本山への日帰りを実現されるのも充分すごいと思います。
大日岳まで日帰りされる方もいるのは見聞きしていますが、本当に次元が違い過ぎて信じられないですね。
長野のアルプスは基本的に天候不順で、なかなか休みと合わないし、思い切って飯豊山はどうかと計画しました。
今夏いろいろ予約しまくって、結局予定どおりに行けたのは母を連れて行った富士山だけです。
この3連休に元々は5年ぶりの荒川・赤石・聖周回を計画してましたが、台風を考慮して早々とキャンセル。
ちょうど週明けに休みが取れたので、下調べ済だった飯豊山にチェンジしました。
大日岳を目指されるのであれば、初日で本山小屋まで登っておくべきと思いました。
(事前の計画では初日は切合小屋までとして、2日目に頑張るつもりでした。)
テント泊装備で登りきるのは本当に大変でした。ここまでアップダウンが連続することはなかなかないですね。
歩きながらこれは日本三大アップダウン?だと自分で勝手に決めていました。
(他に思い当たるしんどい稜線は谷川連峰主脈、馬蹄形。アルプスは除く)
kukaminnさんはおそらく自分よりだいぶお若いのではと推察します。
脚力も充分ですし、次回はぜひ大日岳、もしくは飯豊連峰縦走をご計画くださいね!
思ってました。
waiwaiさん千代さんがでかけられ、
知ったのは15年以上前でしょうか。
分厚い、おおらかな 山容ですねー。
レポは 素晴らしい景色の連続でした。
ふんだんに自撮り 雄大な稜線
岩々の馬の背など
まめに写してくださいまして、
ありがとうございました。
御忙しい中、計画を立てられ
行かれる前は残業、後も残業と
なられたのでは?
お疲れさまでした。
長野から近いとはいえ
運転は何時間かかられたのでしょうね。
山深く 長大で ながーい行程になられましたね。
本山小屋で2泊され、
ピストンで 頑張られたんだ、。
まったく 行かずして 臨場感を味わうことができるなんて、
Happyな時代です。
3日間で40キロでしたかー。
すごいな、。
みなさん すごすぎですね。
焦ると転倒とか心配。
ルーンさんのように 山頂を40分楽しむ
心も養えないでしょう?
ただただピークハントかな。
人色々ですが
もったいない気がします。
6時間あるかれて、やっと飯豊が見えるんですね。
ほんとに「でっかい山」ですね。
スライドショーで 初めて拝見しました。
画面が大きくて臨場感ありました。
二日目は 切合小屋泊でしたね。
すみません。
沢山の 素晴らしい景色を
シェアー ありがとうございました。
(^▽^)/
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!
やっと飯豊山へ行くことができました。最近は東北のほうが好天であることが多かったです。
本当に壮大な山で感動しました。似たタイプの山としては谷川連峰があって、
こちらも壮大な規模の山塊で縦走したことがあるのですが、飯豊はより大らかというか優美さを感じました。
長野からだと高速を使えば4時間台、下道だと6時間くらいとなります。
殆ど田舎道を走るので苦にならないんですよ。
ピストンとはいえ3日間で40kmなので、もう縦走してるといっていいですね。
2000m級の山ですが登山口の標高が低いし、レポでも触れたアップダウンは激しいし、
累積標高差はすごいことになっていますね。初日で飯豊山本山まで登り切りましたが、
テント泊装備でかなりしんどかったです。登山の間隔が空き過ぎてたのもあるでしょう。
重装備でもペース配分でなんとかなるんですが、スピードを上げるというのは別問題です。
ヤマレコをみると本当に日帰りの方が多くて、自分なら軽装でも1日で登り降りするのはきついと感じます。
下りのほうが疲れが出やすいので、最後の樹林帯とかがきつそうと想像します。
自分の場合は写真とセットなので、時間に追われての登山はちょっとできそうにありません。
レポで伝わりにくくてすいません。初日が本山小屋、2日目は切合小屋でテント泊でした。
2日目で大日岳へのピストン後に切合小屋まで下りたのも、もちろん3日目の下りを考慮してのことです。
事前に飯豊山の情報を調べていく中で、今回のルートが最も登山者が多くて定番であると分かりました。
それでも決して楽というわけでなく、飯豊山の登山ルートの中では取りつきやすいのかなと感じます。
飯豊山は気合が要りますが、ぜひまた機会を設けたく思います。
mayasanpoさんにお楽しみいただけまして本当に嬉しいです。
こちらこそありがとうございました!
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