富士山 須走口 2022年2回目 ちょっとトラブルあり


- GPS
- 11:19
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,005m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 4:45
- 合計
- 11:22
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・須走口五合目から六合目の森林地帯は足場が悪いので、特に下山時は疲労による転倒に注意。 ・須走口下山ルートは、八合目から七合目にかけて一部が登山道と共用になっており、分岐点や合流点を見逃さないように注意。また、ミドルカット以下の靴の場合は、ゲイター必須。 ・例年はこのルートで最も営業期間が長いはずの七合目の大陽館は、今年は休業中。ご主人の体調が良くないとか。 |
その他周辺情報 | 須走口五合目の菊屋にて、 こけももソフト400円、 きのこうどん1000円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
保険証
携帯
サングラス
カメラ
ライト
時計
予備電池
|
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備考 | 日焼け止めを持ってきていたのに、車に積んだままで登山時に持ち出すのを忘れていた。 |
感想
今年9回目の富士登山で、山開き期間の最終日。今回の富士登山そのもののコメントは割愛して、ちょっとトラブルのお話を。今回の山行記録の休憩時間が異様に長いのには訳がある。
先月から、某サイトで知り合った日本在住の米国人から、富士山に登りたいとの相談を受けた。そこで、いろいろと情報を提供し、難易度についても説明し、その後、彼から9月10日(土)に須走ルートで登ることに決定したとの連絡を受けた。私も、開山期間中にあと1回は登るつもりでいたので、彼に合わせて私も須走ルートから登る予定を立てた。
ただ、私は駐車場が満車になることを懸念して、5:30頃に現地入りする旨を伝えたところ、彼はそんなに早く行くのは困難のと返事。結果的に、彼は奥様(日本人?)の運転で須走口五合目に8:30に到着するとの連絡があった。互いに登山開始時刻が違うので、吉田口/須走口頂上で落ち合うということで予定は決まった。お互いの連絡は、スマホのメッセンジャーを使って行うことにした。もちろん英語。
そして、私と彼とで出発時間が異なるため、私はペースを落としたり休憩時間をかなり増やしたりしてなんとかコースタイムを調整したのだが、私が九合目を通過している頃に、彼から「もうすぐ六合目に着く」との連絡があった。しかも、「砂利だらけで大変だった」とのこと。ちょっとペースが遅すぎやしないか? もしかして間違って下山ルートに入ったのか?と心配になった。
私は吉田口/須走口頂上に先に着いたが、彼のペースだと頂上まで時間がかかると思ったので、私は先に急ぎ足でお鉢巡りを済ませた。ところが、剣ヶ峰登頂を終えた後に、彼から「七合目に到着した」との連絡があり、いくらなんでもペースが遅すぎると思い、不安になってきた。
お鉢巡りを終えて吉田口/須走口頂上に戻ったが、しばらく待った後、彼から「間もなく七合目を出発する」との連絡。時刻は午後2時16分。あまりにもペースが遅すぎると思い、私から、「私はこれから下山するので八合目で会わないか?」と連絡すると、彼からOKの返事。
ところが、吉田口/須走口八合目に着いても彼らしき姿がない。彼は「今、八合目にいる」という。私は、彼に「そこに何か(案内)標識が見えないか? 何か書いていないか?」と連絡したところ、送られてきた画像が、なんと「長田尾根登山路建設記念碑」だったのだ。私は「オーマイガッ!😲、そこは御殿場ルートだから、すぐ下山した方がいい。私が車で迎えに行くから」と連絡した。彼のペースが遅い理由がこの時に判明したのだ。
当の本人からは「ぜひ登頂したい。遅くなっても気にしないから。登頂した後、妻が迎えに来るのに一番近い駐車場はどこか?」と来た。なので、私は「富士宮口五合目」と答え、必ず「富士宮ルート」に下山するように念を押しておいた。が、よくよく考えたら今日は富士宮口のマイカー規制の最終日で、18時以降でないと一般車が入れないので、あとでそれも連絡した。
メッセンジャーのやり取りはもちろん英語。しかし、日本語でさえスマホで入力するのが苦手なのに、英語となるとさらにややこしい。それに、もし彼が遭難したら大変なことになるので、私はスマホにかじりついていろんな情報を英語で入力していた。今日の吉田口/須走口の下山道の八合目付近で、午後3時前後にスマホに噛り付いて一生懸命メッセージを入力していた男性を目撃した方が多いと思うが、それはたぶん私だ(笑)。
とにかく、お互いが登っていたルートが違ったことが判明してからは、本当に気が気ではなかった。というか、富士山の情報ぐらい自分でちゃんと調べとけよと言ってやりたいのが本音だ。私がある程度英語が分かる人間だったからよかったものの、もし相手が英語が理解できない人だったらどうするつもりだったんだろうと思う。今後、外国人からの相談には慎重に対処したい。観光気分で気軽に行ける山と思ってほしくないので。
(2022年9月11日加筆)
その後、彼が登るのが大変だったという砂地の画像が送られてきたが、なんと御殿場下りルートの大砂走りだった。初めての富士登山であそこを登るのはそりゃ大変だわ。それにしても、彼は須走口に行くはずが、どこをどう間違って御殿場口へ行ったのだろう。車は彼の奥様が運転していたらしいが、奥様がどこの国の人かは聞いていない。今回の顛末は、詳しく書くともっと長くなるので、後日、日記で紹介したいと思っている。
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