丹沢 広沢寺 弁天岩 フリークライミング



- GPS
- 03:45
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 232m
- 下り
- 261m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒル |
写真
感想
弟をクライミングに連れていくために丹沢の広沢寺へ。岩も硬いスラブでグレードもほとんどが5.10a以下くらいなので、初心者を楽しませるのにはちょうど良い。行く前から警戒はしていたが、やはりこの山域はヒルが多い。私は靴下にズボンの裾をインしたり、対ヒル用の防虫スプレーを靴に塗布したり、湿った落ち葉の上は歩かずできるだけ岩の上を歩くなど対策を十分に講じていたため、ヒルは1匹も付かなかったが、弟は岩の下に到着した時にチェックしたら5匹くらい付いていた。おそらく林道から川を渡って岩壁向かう踏み跡を歩いている時か、岩壁の下で登攀の準備をするために腰を下ろしたときにヒルが付いたのだろう。吸血前にすべて駆除したので被害には遭わずに済んだ。
さて、私は今回のクライミングで反省しなければならないことがある。この記録を書くまではそのことが心の中で引っ掛かり続け、胸がムカムカしていたが、文書でまとめることでようやく気持ちに整理がついてきている。なんと、私は懸垂下降の準備の時にカラビナを高所から落としてしまったのだ。後輩には登攀装備を落とさぬよう指導しているのに、自分でやってしまったのだ。まったく愚かでクライマーとして恥ずべきことだ。あっけにとられてしまい、下にいる人に落下物ありのコールをすることもできなかった。これも極めて良くないことだ。カラビナをハーネスのギアラックにかけたつもりだったのが、ゲートがギアラックに挟まっていたのが落下の原因だった。完全な注意不足だった。
今回は幸いにも私も弟も第三者も何事もなく済んだが、登山はこうした些細なミスで足元をすくわれてしまうのである。直近の山行が上手くいっていたので気持ちがよかったのだが、今回の件で私は襟を正されたのであった。襟を正されたし、私は自らでも襟を正さなければならない。このことを教訓にして、自分の登山をより安全なものにしていきたい。そして、仲間を事故に遭わせないようにしたい。
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