北八ヶ岳プチ縦走回顧録【24.03.14作成】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 926m
天候 | 【1日目】曇り時々雪 【2日目】晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
2010年03月21日(日) [2日間]
『アイゼンの必要性を身をもって知った山行』
◆登山の背景
前回の雪上キャンプがあまりにも楽しかったため
再びテントを担いで、今度はもう少し山を歩こう!ということで設定した山行でした。
山っぽさを楽しみたかったので
公共交通機関を利用した1WAY縦走で計画しています。
しかし時期は残雪期。
散々スノーシューで歩いてきた冬期との違いを、真に理解していなかったんですよね。
結果的にスノーハイクではない雪山山行の洗礼を受けることになります。
◆登山の詳細
【1日目】
茅野駅に車を停め、バスで渋の湯へ、そして初っ端から残雪期の洗礼を受けます。
黒百合ヒュッテへの登りがほぼ全面凍結。
そう、雪山って凍るんですよw
この当時の私は雪山の多様性について、本質的な理解をしていなかったことになります。
師を持たぬ独学者の罠ですね、偏った知識で実際に失敗して身をもって知ることになる。
まぁその失敗自体が無謀なものでなければ、それもひとつの学習の形ですが。
ということで、本来ならばアイゼンを使うべき場所で無理やりスノーシューを使いました。
スノーシューはそれ自体が相応の重量があり、使うだけで足に負担がかかります。
慣れていないなら尚更。
結果、山行1日目にして股関節痛を発症。
これが決定打となり計画が大きく狂うことになりました。
さて、2度目のテント泊です(写真はありませんが)
この日は日中から気温が低く、翌朝の時点で外気温-15℃、テント内-7℃を記録。
ですが、過去に類を見ない程の快眠でした。
この時、道具の耐寒テストも兼ねていたので私はダウンの上下を着ずに寝たのですが無問題。
この装備なら外気温-20℃もいけるな、と実感した夜になりました。
【2日目】
さて、股関節痛いです(;´Д`)
当初の予定では麦草峠まで下った後、茶臼山→縞枯山→北横岳と縦走する計画でしたが
とてもじゃないけど無謀なのでやめました。
ただ、ひとつも登らないのは癪なので、様子を見ながら茶臼山だけは登っていくことに。
この後、丸山からの下りで道迷いトレースを辿ってしまい登山道をロスト。
一旦引き返せば良いものを、樹林帯を横切って登山道復帰を目指そうとして迷走。
結果的に森の中を小一時間彷徨うことになり、最終的に元来た道を引き返す羽目に。
典型的な遭難者ムーブですね。
まぁ足跡がちゃんと残る晴れた日の雪山なので問題になりませんでしたが。
このあたりは帰ってから猛反省しました。
まぁ色々ありましたが楽しい2日間でした。
楽しかったですし、何より色々と失敗もしたので非常に良い経験になりました。
例えば駐車料金とかね、2日で6000円ですってよw
目ん玉飛び出たわ(;Д)゜゜‼
◆登山の感想ほか
いや〜今振り返ると酷いですねw
失敗に次ぐ失敗、冗談でやってんのか?ってくらい面白いほどやらかしまくってます。
ただ、装備にせよ工程にせよ、安全マージン管理はしっかり出来ていたのが見てとれます。
安全を確保した上で、失敗からいろいろ学んできた。そんな感じでしょうかね。
尤も当時の当の本人は失敗する気などサラサラなく、大真面目でやってるんでしょうけどw
まぁ独学の限界というか、独学の性質ですね。
書籍からは必要最低限しか学べませんし
ネットの情報は人の主観が影響するので、必ずしも自分にとって有益な情報ばかりではない。
結局は自ら体験し、安全な範囲で成功失敗を繰り返して自らの血肉とするしかないわけです。
ある意味その原点とも言える山行かも。
…「萌え〜」って死後かな??
(*´艸`*)ま、いっか
竹ペグとかの工夫して自作魂にも萌え〜〜(*´艸`*)
コメントありがとうございます(*'▽')
最初期からしばらくの間、副隊長選手はコロコロ転がる仕様ですw
ちょいちょい同じような写真がアップされると思われますww
おはようございます(^^)
コメントありがとうございます。
萌え〜と言っていただいてありがとうございます。
とはいえ、コケちゃダメなんですよ😭
この頃は本当によくコケましたね😓
怪我もせずに来れたので、それだけは良かったです🥹
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