枚岡駅→暗峠→南生駒駅|国(酷)道308号線を登って猛暑の暗峠越え!


- GPS
- 04:18
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 411m
- 下り
- 564m
コースタイム
天候 | 快晴、猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
駅の改札口を出て右へ行き、踏切を渡って右折すると枚岡神社です。 <近鉄生駒線 南生駒駅> 暗峠を越え、国道308号線を道なりに下っていくと、南生駒駅に着きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※GPSログは、枚岡展望台からです。 ハイキングコースや一般国道を歩くだけなので、危険個所は皆無です。 道標もあるので道迷いの心配はないと思いますが、行先をよく確認しないと意図しない方向に行ってしまうかもしれません。 枚岡神社から枚岡展望台までの林道は蚊が多いので、虫避け対策をするとよいと思います。 国道308号線は車やバイクが結構通るので、注意が必要です。 場所によっては道幅が車1台ギリギリの幅しかなく、そこで車が来た場合はいったん下りて避けるか、もしくは先に行かせてもらう等、状況に合わせてやりすごしましょう。 また、国道308号線にはコンビニや自販機はありません(奈良側の低い場所にはありますけど)。 枚岡神社に自販機があるので、そこで購入するとよいです。 水分切れには注意しましょう。 大阪側の途中に一応、水場があります。 トイレは随所にあります。 |
写真
最大勾配37%!
路面には大量のタイヤ痕が。
ここで写真を撮っていると、暗峠へ毎日登っているという男性が通りがかり、挨拶。
話すうちに仲良くなり、一緒に登ることになりました。
男性はなんと73歳!
(レコ内ではひとまず、男性のことは「おやじさん」とお呼びします。)
なんと頭に水を入れたペットボトルを乗っけて歩いています。
この男性とおやじさんは顔見知りらしく、会話が弾んでいました。
おやじさんによると、この男性は剣道の達人らしいです。
なんでも、この畑の持ち主さんと知り合いで、遊ばせてもらっているのだとか。
おやじさんは好きな畑いじりができ、持ち主さんは畑を手入れしてもらえるので、WinWinの関係ですね。
ちなみに今、おやじさんが手入れしているのはトマトです。
この後、またここでしばらくお話ししました。
自分が汗を拭く物を忘れたと話すと、荷物の中から綺麗なタオルハンカチを取り出して、「コレ、持っていきなよ。」と渡してくれました。
最初は遠慮しましたが、結局はご厚意に甘えることにしました。
おやじさん、ありがとう!
ここが大阪と奈良の県境です。
この向こうが奈良県生駒市です。
YouTubeで何度も見たことがありますが、まさか自分の足で訪れることになるとは・・・。
結構賑わっていました。
飲み物を買えたり、食事もできますが、山価格です。
(車でも来られる場所なので、それにしてはちょっと高い気もしますけど・・・。)
お馬さんが二頭、草を食んでいました。
ここでは乗馬体験ができるそうです。
料金体系は以下のとおり(保険料込み)。
10分:2000円
30分:5000円
60分:10000円
感想
7月1日から、大阪での生活がスタート。
最初の週末となる今日、何をしようか迷いましたが、山道具は無くともハイキングならできるじゃん!というわけで、暗峠に行ってみることにしました。
ひとまず、枚岡神社からハイキングコースを登って、枚岡展望台へ。
展望台からの眺めは抜群で、大阪の街並みが一望できました。
展望台からいったん下って国道308号線へ。
暗峠を経由して奈良県へ抜ける国道308号線は、半端ない傾斜を誇る一般国道として有名です。
自分もYouTubeで自転車で登ったりするチャレンジ動画を見たりして知っていましたが、まさか自分の足で登ることになるとは思いませんでした(笑)。
動画で見るのと、実際に登るのとでは大違い。
いくら舗装路とはいえ、平均で20%の勾配を延々と登るのは結構キツかったです。
すぐに汗だくになってしまいました。
最大勾配37%のカーブで動画や写真を撮っていると、年配の男性がひとり登ってきました。
挨拶すると、「ここは初めて?」と聞かれたので、昨日から大阪に出張に来ていること、登山が趣味だけど山道具はまだ持ってきていないので、装備が無くても大丈夫そうなここを登っていることを伝えると、話が盛り上がって仲良くなり、一緒に登ることになりました。
便宜上、男性のことは以降、「おやじさん」と呼ばせてもらうことにします。
おやじさんは73歳、毎日(!)暗峠へ登っているそうです。
通り掛かる人たちとも、何人かは顔見知りのようでした。
国道308号線や暗峠の歴史などについて話してくださり、楽しく登ることができました。
しばらく登っていくと分岐があり、おやじさんから、右へ行くと「ぼくらの広場」という展望が良い場所があるよとオススメされました。
せっかくなので見に行くことにし、おやじさんにお礼を言ってお別れしました。
ぼくらの広場へ登ってみると、確かに景色が良かったです。
ですが陽射しを遮ることができる場所が少なく、暑い!
山道具は持ってこないにしても、帽子くらいは持ってくるべきだったと後悔しました。
おまけにタオルやハンカチも持ってくるのを忘れてしまい、それはかなり失敗でした。
ぼくらの広場から下り、また分岐に戻ってきた後は、再び国道308号線で暗峠を目指しました。
暗峠が見える場所まで登ってきたとき、左手にある畑で作業をしている男性から声を掛けられました。
見ると、それは先ほど別れたおやじさんでした。
なんでも、畑の持ち主と知り合いで、畑いじりをさせてもらっているのだそう。
おやじさんに再会できたのが嬉しくて、またしばらくお話ししました。
自分が汗を拭く物を忘れちゃいましたと話したら、荷物の中からタオルハンカチを取り出して、「持っていきなよ。」と渡してくれました。
さすがに最初は遠慮しましたが、結局はありがたく頂戴することにしました。
おやじさんからもらったハンカチは大活躍。
正直、かなり助かりました。
おやじさん、ありがとう!
その後は、カンカン照りの中、アスファルトの道路をひたすら歩き、南生駒駅へ到着しました。
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かなり暑くてへろへろ(笑)になりましたが、楽しくハイクすることができました。
トレランの人や登山装備の人が多く、買い物に行くような恰好(ポロシャツに短パン、街歩き用の靴、ショルダーバッグ)の自分は結構浮いていましたが、まあ気にしない気しないw。
良い出逢いもあって、かなり面白かったです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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地場産卵、瀬音の湯でも400円で売られていました(買いました)
いつもコメントありがとうございます。
くらがり峠のたまご、買ってもよかったんですけど、割らずに持ち帰る自信がなかったのでやめました。
ああいった卵って、やっぱり美味しいんですかねー。
卵買ったんですか!?
割らずに持って帰るの大変そう・・・。
超遅レスですが、大阪に滞在されているのですね! そして”暗峠”だっ!(^_^)
ここ、まだ関東に出てくる前に車で通り抜けた事がありまして、とても懐かしく♪
そして車で通るだけでは気付けない、徒歩ならではの出合いや写真の数々に、これは次に帰省したときにぜひ歩けねばと思った次第です。関西が元地元なんですが、山を再開したのは関東に出てきてから。まだ伊吹山・金剛山・大峰奥駈道の上半分ぐらいしか歩けていません。
今なら、小辺路や中辺路、六甲山縦走ですとか、気になるルートはたくさんあるのですが、なかなか帰省ついででは行けないままでして… ぜひぜひ関西の山を堪能しつくしてください〜(*'▽'*)b
遅レスだろうとコメントは大歓迎です、ありがとうございます。
>車で通り抜けた事がありまして
いや〜、実際に歩いてみた感想としては車で越えるのは遠慮しておこうと思いました(笑)。
暗峠を知らない人が、Google先生に暗峠越えのルートを案内され、ひどい目にあったという話も聞きますねw。
>まだ伊吹山・金剛山・大峰奥駈道の上半分ぐらいしか歩けていません。
伊吹山、良い山ですよね。
ついこの間歩いてきました。
真夏の表登山道は地獄でした(笑)。
金剛山はかなり多彩なルートがあり、これから何度も登りに行くことになりそうです。
六甲山は全山縦走にチャレンジしてみたいと思っています。
フルマラソンくらいの距離があり、アップダウンもあるみたいなので、相当キツいらしいですが・・・。
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