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Yamareco

記録ID: 4263116
全員に公開
ハイキング
奥秩父

秩父御岳山(三峰口駅から贄川宿〜頂上〜強石に左周回)

2022年05月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:28
距離
12.4km
登り
1,072m
下り
1,070m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
1:06
合計
7:24
距離 12.4km 登り 1,072m 下り 1,073m
6:57
35
7:32
9
即道の墓
7:41
7:50
16
一番高岩
8:06
8:08
44
8:52
30
9:22
9:25
58
10:23
10:53
12
11:05
11:11
15
11:26
11:27
27
林道交点
11:54
12:05
10
御岳山が眺望できる鉄塔下
12:15
12:16
82
13:38
13:41
29
14:21
天候 薄い雲がかりの晴と五月の清風
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三峰口駅の「一日借」駐車場530円(駅係員不在の場合は、改札口の木箱の切符入れに、現金と車のナンバー等を書き込んで事前投入)。なお、駐車場入口から右サイドはすべて契約用。「一日借」は奥の左サイドで20台分くらい。そのお隣には、1日500円のパーキングもありました。
コース状況/
危険箇所等
1) 贄川宿の登山道入口すぐに墓地が急斜面に散在。墓地への脇道があってどれが登山道か案内が見つかりませんでした。墓地の袋小路もあり、右往左往。何となく上を目指します。「即道の墓」(奇形な墓石)を抜けると登山道らしくなりました。墓の道は気持ちがいいものではありません。
2) 頂上から強石に向かう下山道、急登の岩場、ちょっと危険でした。
3) 杉の峠から200メートルくらい下りたところ、右側に赤いテープが張ってあり、それに目をとられ直進。急登な下りになり足元が滑って木につかまりながら数十メートル下ったところで、ヤマレコのコースアウトコール。ずるずるとすべる急斜面は、両手を使い何とか這い上がりました。赤いテープのところ、その反対側に左に折れる道がありました。地図には人の踏み跡が少しあるので、ここまで下りてほうほうの体で這い戻った人が何人かいたようです。「この先危険」とかなんとか、表示が必要なポイントです。なお、ここから強石までの道には倒木がたくさんあって、荒れていました。
その他周辺情報 トイレ事情です。三峰口駅にはトイレがありますが、男子用の大2つは和式でした。贄川宿の登山道入口にもトイレがあり、男子用には一つ、最新のウォシュレットがありました(ありがたや、ありがたや)。
三峰口駅の駐車場入口。左側奥が「一日借」530円の駐車場。右は契約車両用。駅で前金支払いだが、駅員不在時は、改札口横の小さな切符回収の木箱に、駐車代を現金で投入。車のナンパー等情報のメモも添えます。私の場合は、小銭がなかったので、550円入れたら、後で電話があり、20円返金してくれました。駐車料の領収書も出ました。
2022年05月06日 06:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 6:58
三峰口駅の駐車場入口。左側奥が「一日借」530円の駐車場。右は契約車両用。駅で前金支払いだが、駅員不在時は、改札口横の小さな切符回収の木箱に、駐車代を現金で投入。車のナンパー等情報のメモも添えます。私の場合は、小銭がなかったので、550円入れたら、後で電話があり、20円返金してくれました。駐車料の領収書も出ました。
贄川宿の公衆トレイが登山道入口に。男子用には最新のウォシュレットがあり、ものすごくありがたいです。しちゃいました。
2022年05月06日 07:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:11
贄川宿の公衆トレイが登山道入口に。男子用には最新のウォシュレットがあり、ものすごくありがたいです。しちゃいました。
贄川宿のあたりにはやたらに人影があり、ちょっとギクっとしましたが、人形でした。動物除け? というより村起し的な?
2022年05月06日 07:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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贄川宿のあたりにはやたらに人影があり、ちょっとギクっとしましたが、人形でした。動物除け? というより村起し的な?
それで登山道に入ると、いきなりお墓が並んでいます。かなりの急斜面に、お墓がかなり高いところまで散在していて、墓道の分岐がたくさんあって、どれが登山道だか? 右往左往しました。気持ちがよくありません。
2022年05月06日 07:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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それで登山道に入ると、いきなりお墓が並んでいます。かなりの急斜面に、お墓がかなり高いところまで散在していて、墓道の分岐がたくさんあって、どれが登山道だか? 右往左往しました。気持ちがよくありません。
墓の間をすり抜けてかなり上がったところに、「即道の墓」という奇怪な石が並んでいました。「即道」? 正直知りませんでしたが、後で調べたら、江戸時代の超人でした。人として生まれたようですが、覚者か、宇宙アバターか、あるいは天狗の類か? 興味深い伝説がありました。
2022年05月06日 07:32撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:32
墓の間をすり抜けてかなり上がったところに、「即道の墓」という奇怪な石が並んでいました。「即道」? 正直知りませんでしたが、後で調べたら、江戸時代の超人でした。人として生まれたようですが、覚者か、宇宙アバターか、あるいは天狗の類か? 興味深い伝説がありました。
「一番高岩」という案内があり、その方向に足を進めます。
2022年05月06日 07:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:50
「一番高岩」という案内があり、その方向に足を進めます。
まだ400メートルちょいくらいのところですが、贄川宿や荒川のあたりの集落が、深い山に囲まれて美しく見えました。
2022年05月06日 07:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:41
まだ400メートルちょいくらいのところですが、贄川宿や荒川のあたりの集落が、深い山に囲まれて美しく見えました。
鉄塔がありました。このあと、登山道は、右と左に分かれていて、私は右の高い方向に歩を進めました。
2022年05月06日 07:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:50
鉄塔がありました。このあと、登山道は、右と左に分かれていて、私は右の高い方向に歩を進めました。
急勾配の道は、落ち葉が重なっていてずるずるとすべり、人が通った跡がなく、不審に感じて登り切ると、何と下山では、通行「この先行き止まり、通行止」になっていました。
2022年05月06日 07:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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急勾配の道は、落ち葉が重なっていてずるずるとすべり、人が通った跡がなく、不審に感じて登り切ると、何と下山では、通行「この先行き止まり、通行止」になっていました。
尾根筋に出たあたりで、逆方向に小高いピークが見えたので、登ってみました。
2022年05月06日 08:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 8:04
尾根筋に出たあたりで、逆方向に小高いピークが見えたので、登ってみました。
二つの大きな岩がネコの耳のように並んでいるビュースポットで、跡でここが「二番高岩」ということがわかりました。眺めは、先の一番高岩よりさらに上なので、格別によい場所です。
2022年05月06日 08:05撮影 by  iPhone 7, Apple
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二つの大きな岩がネコの耳のように並んでいるビュースポットで、跡でここが「二番高岩」ということがわかりました。眺めは、先の一番高岩よりさらに上なので、格別によい場所です。
いい感じの尾根道になりました。
2022年05月06日 08:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 8:18
いい感じの尾根道になりました。
「遠土の上」というところに出ました。遠土の上という名称の由来はなんないでしょうか?
2022年05月06日 08:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 8:52
「遠土の上」というところに出ました。遠土の上という名称の由来はなんないでしょうか?
さらに緩やかに登って行くと、「遠土の上」というところと同じ標識がありました。
2022年05月06日 09:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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さらに緩やかに登って行くと、「遠土の上」というところと同じ標識がありました。
標識が三叉の尾根のポイントに出ました。手前が三峰口駅、右が猪狩山(いかりやま)、左が御岳山です。このあたりが「タツミチ」というポイントだと後で分かりました。「タツミチ」というカタカナ表記? どういう由来があるのか、奇異な感じがして、分からないので、
何となくモヤッとしてた気分です。
2022年05月06日 09:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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標識が三叉の尾根のポイントに出ました。手前が三峰口駅、右が猪狩山(いかりやま)、左が御岳山です。このあたりが「タツミチ」というポイントだと後で分かりました。「タツミチ」というカタカナ表記? どういう由来があるのか、奇異な感じがして、分からないので、
何となくモヤッとしてた気分です。
尾根道を少しずつ登っていきます。
2022年05月06日 09:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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尾根道を少しずつ登っていきます。
このルートは尾根のたくさんのピークを右に左に巻いたりピークを通過します。ここも小さなピークのようで、三角測量の杭のようなものが連続しています。
2022年05月06日 09:30撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 9:30
このルートは尾根のたくさんのピークを右に左に巻いたりピークを通過します。ここも小さなピークのようで、三角測量の杭のようなものが連続しています。
なだらかな尾根道から急登のつづら折りが始まりました。標高を100mほど上げるまで続きました。整備された道ですが、私にはこの勾配、きつくてきつくて、数十歩歩いては一呼吸をくり返しました。
2022年05月06日 09:49撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 9:49
なだらかな尾根道から急登のつづら折りが始まりました。標高を100mほど上げるまで続きました。整備された道ですが、私にはこの勾配、きつくてきつくて、数十歩歩いては一呼吸をくり返しました。
急登をかなり登ったところに、「御岳山」の標識。しんどい急登、あと少し。
2022年05月06日 09:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 9:56
急登をかなり登ったところに、「御岳山」の標識。しんどい急登、あと少し。
急登を登り詰めると、岩に木の根が絡んだ荒々しい尾根が上に向かって続いていました。あとひと息です。
2022年05月06日 10:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:08
急登を登り詰めると、岩に木の根が絡んだ荒々しい尾根が上に向かって続いていました。あとひと息です。
強石バス停からのルートとの合流ポイントに出ました。ベンチがポツリと一つ。右奥を見あげると、秩父御岳山の山頂に、小さな社が、巨大にそそり立って見えました。
2022年05月06日 10:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:12
強石バス停からのルートとの合流ポイントに出ました。ベンチがポツリと一つ。右奥を見あげると、秩父御岳山の山頂に、小さな社が、巨大にそそり立って見えました。
頂上の手前に検問所のような祠がありました。「不動明王」と揮毫されているようですが、祭壇は荒れていました。
2022年05月06日 10:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:14
頂上の手前に検問所のような祠がありました。「不動明王」と揮毫されているようですが、祭壇は荒れていました。
頂上(1081m)は、石が迫り出した神社になっていて、左右には狛犬が配されていましたが、秩父近辺の狼ではなく、獅子のようです。狛狼でないのが意外でしたが、神域になる頂上を踏むために、祝詞を唱えました。
2022年05月06日 10:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:23
頂上(1081m)は、石が迫り出した神社になっていて、左右には狛犬が配されていましたが、秩父近辺の狼ではなく、獅子のようです。狛狼でないのが意外でしたが、神域になる頂上を踏むために、祝詞を唱えました。
写真の下に「秩父御嶽山」の標識があり、それを跨ぐように小さな社が建てられていました。これは「御嶽神社」?だと思っていましたが、後で調べると、麓の普寛神社の奥宮だそうです。「御嶽山開闢 普寛霊神祈祷璽」と書かれた御札が目につきます。この御札の「御嶽山」とは、木曽の御嶽山のことで、その王滝口からのルートを開いた普寛上人を祀った神社でした。その意味で、この山は、木曽の御嶽山との霊線で緊密に繋がっていることが伺われます。右側に小さな梵鐘がぶら下がっていましたので、これを三度叩いてはました。とても気持ちの言い美しい響きがしました。ビデオに収録してありますのでぜひ、聴いてみてください。
2022年05月06日 10:24撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:24
写真の下に「秩父御嶽山」の標識があり、それを跨ぐように小さな社が建てられていました。これは「御嶽神社」?だと思っていましたが、後で調べると、麓の普寛神社の奥宮だそうです。「御嶽山開闢 普寛霊神祈祷璽」と書かれた御札が目につきます。この御札の「御嶽山」とは、木曽の御嶽山のことで、その王滝口からのルートを開いた普寛上人を祀った神社でした。その意味で、この山は、木曽の御嶽山との霊線で緊密に繋がっていることが伺われます。右側に小さな梵鐘がぶら下がっていましたので、これを三度叩いてはました。とても気持ちの言い美しい響きがしました。ビデオに収録してありますのでぜひ、聴いてみてください。
頂上の社の裏側に、三角点がありました。標高1081m。周囲の見晴らしはよく、静かで清々しい五月の奥秩父の山並みが幻想的に眺望できました。
2022年05月06日 10:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:25
頂上の社の裏側に、三角点がありました。標高1081m。周囲の見晴らしはよく、静かで清々しい五月の奥秩父の山並みが幻想的に眺望できました。
強石方向に下山を開始しました。ここからダラ下がりで尾根を下り、そのあと緩い登りとなります。
2022年05月06日 10:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:55
強石方向に下山を開始しました。ここからダラ下がりで尾根を下り、そのあと緩い登りとなります。
緩い登りを登りきったあたりです。ここが「剣ヶ峰」でしたが、標識が見あたらず、後で知りました。特に目立った印象はなく、この先、厳しい岩の急登下りとなります。たぶん標高差150mくらいの長い鎖場もある下りで、慎重に下りました。
2022年05月06日 11:05撮影 by  iPhone 7, Apple
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緩い登りを登りきったあたりです。ここが「剣ヶ峰」でしたが、標識が見あたらず、後で知りました。特に目立った印象はなく、この先、厳しい岩の急登下りとなります。たぶん標高差150mくらいの長い鎖場もある下りで、慎重に下りました。
急登を下ると、左に林道が見えてきました。ここまで車で来れるのでしょうか? 標高800mほどのところです。ここは「林道交差」というポイントでした。
2022年05月06日 11:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:26
急登を下ると、左に林道が見えてきました。ここまで車で来れるのでしょうか? 標高800mほどのところです。ここは「林道交差」というポイントでした。
林道交差からしばらく登りとなり、左に開けたところで写真を攝りました。奥秩父の山並みは、薄曇りの日差しの中で、半ば幻想的な美しさに感じました。
2022年05月06日 11:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:52
林道交差からしばらく登りとなり、左に開けたところで写真を攝りました。奥秩父の山並みは、薄曇りの日差しの中で、半ば幻想的な美しさに感じました。
送電線?の鉄塔があるポイントに出ました。
2022年05月06日 11:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:54
送電線?の鉄塔があるポイントに出ました。
左左方向が大きく開き、電線越しにきょう登ってきた贄川宿あたりや三峰口駅あたりより遠方が一望できました。
2022年05月06日 11:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:55
左左方向が大きく開き、電線越しにきょう登ってきた贄川宿あたりや三峰口駅あたりより遠方が一望できました。
右方向を見ると、奥秩父の山並みが遠く連なり、幾重にも重なった若葉や深い緑が美しく広がって見とれました。その先に尖って見えるのが、今登ってきた秩父御岳山、そして剣ヶ峰であることがすぐにわかりました。
2022年05月06日 11:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:57
右方向を見ると、奥秩父の山並みが遠く連なり、幾重にも重なった若葉や深い緑が美しく広がって見とれました。その先に尖って見えるのが、今登ってきた秩父御岳山、そして剣ヶ峰であることがすぐにわかりました。
御岳山頂上では、神域でもあり、またもうお一人がいらっしゃったので、じいさんめずらしく気を利かし、自撮を遠慮したので、この際ここで、でしゃばってしまいました。派手なバンダナは、ハゲ隠しではありません。汗止めでメガネのくもり防止のためです。
2022年05月06日 12:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
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5/6 12:01
御岳山頂上では、神域でもあり、またもうお一人がいらっしゃったので、じいさんめずらしく気を利かし、自撮を遠慮したので、この際ここで、でしゃばってしまいました。派手なバンダナは、ハゲ隠しではありません。汗止めでメガネのくもり防止のためです。
杉ノ峠、強石と落合ルートの分岐地点です。私は、強石方向に下ります。このあと300mほど緩く下ったところで、私は大きなミスを犯しました。
2022年05月06日 12:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 12:16
杉ノ峠、強石と落合ルートの分岐地点です。私は、強石方向に下ります。このあと300mほど緩く下ったところで、私は大きなミスを犯しました。
右に赤いテープが張ってあるポイントに出ました。私は右にある赤いテープに気を取られ、左に折れ曲がる下山道に気づかずに、真っ直ぐに進んでしまいました。10mくらい先から、厳しい急登の下山となり、足がずるずると滑り、木につかまりながら下りました。
2022年05月06日 12:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 12:45
右に赤いテープが張ってあるポイントに出ました。私は右にある赤いテープに気を取られ、左に折れ曲がる下山道に気づかずに、真っ直ぐに進んでしまいました。10mくらい先から、厳しい急登の下山となり、足がずるずると滑り、木につかまりながら下りました。
こんなに急で、木につかまらないと下りられないのは、さすがに変だと思いました。たぶん数十メートルほど下りたところで、ヤマレコのルートロスト警告が鳴り、スマホで地図を確認しました。写真の目の前からは、再び厳しい急斜面。振り向くと聳えるほどの急斜面の高み。遭難しちゃうので、泣く泣く急登を戻りました。
2022年05月06日 12:30撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 12:30
こんなに急で、木につかまらないと下りられないのは、さすがに変だと思いました。たぶん数十メートルほど下りたところで、ヤマレコのルートロスト警告が鳴り、スマホで地図を確認しました。写真の目の前からは、再び厳しい急斜面。振り向くと聳えるほどの急斜面の高み。遭難しちゃうので、泣く泣く急登を戻りました。
45度くらいありそうな急登斜面は、両手を使わないと登れないほどでした。やっとのことで、ヤマレコが「予定ルートに復帰しました」とアナウンスがあるところまで登って戻りました。地図を確認すると、左側にルートがあるはずなのですが、見えません。しかし、道があるはずなので、左の急登を下りてみました。そこでお尻からズルリと2mくらい滑落。泥だらけになりました。そこからまた、ロッククライミングみたいに苦労して這い登りました。道はそこから10m先でした。30分のロスタイム。
2022年05月06日 12:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 12:38
45度くらいありそうな急登斜面は、両手を使わないと登れないほどでした。やっとのことで、ヤマレコが「予定ルートに復帰しました」とアナウンスがあるところまで登って戻りました。地図を確認すると、左側にルートがあるはずなのですが、見えません。しかし、道があるはずなので、左の急登を下りてみました。そこでお尻からズルリと2mくらい滑落。泥だらけになりました。そこからまた、ロッククライミングみたいに苦労して這い登りました。道はそこから10m先でした。30分のロスタイム。
杉ノ峠から強石までのルートは、たくさんの倒木や落ち葉で荒れていました。
2022年05月06日 13:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 13:06
杉ノ峠から強石までのルートは、たくさんの倒木や落ち葉で荒れていました。
強石バス停からの登山道の入口まで下りてきました。ここからは舗装路とショートカット路のだらけた道。バス亭までは、まだまだかなりの距離がありました。
2022年05月06日 13:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 13:13
強石バス停からの登山道の入口まで下りてきました。ここからは舗装路とショートカット路のだらけた道。バス亭までは、まだまだかなりの距離がありました。
強石バス停そばのバス路線に出てきたところ。
2022年05月06日 13:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 13:38
強石バス停そばのバス路線に出てきたところ。
バス停から大滝方面数十メートル先の道路左側のガードレールに、1メートルくらい空いているところ。ここから下りると、下の道路に出られ、荒川の橋を渡ります。
2022年05月06日 13:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 13:39
バス停から大滝方面数十メートル先の道路左側のガードレールに、1メートルくらい空いているところ。ここから下りると、下の道路に出られ、荒川の橋を渡ります。
橋の上から荒川上流の渓谷を見下ろしました。壮快な気分。きれいです。橋を渡って数十メートル。舗装路は直進せずに左に曲がり、そのまま緩い登りですが、左に荒川、右に山の崖を巻いててらてらと歩いていきます。
2022年05月06日 13:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 13:41
橋の上から荒川上流の渓谷を見下ろしました。壮快な気分。きれいです。橋を渡って数十メートル。舗装路は直進せずに左に曲がり、そのまま緩い登りですが、左に荒川、右に山の崖を巻いててらてらと歩いていきます。
退屈なので、ブルートゥススピーカーを取り出し、USBに保存しておいて音楽を鳴らします。今回は、つい最近知ったばかりの「佐井好子」。たぶんほとんどの人が知らない超マイナーな、しかしものすごく芸術的な70年代のシンガーソングライター。透明な声と、シュールな歌詞。「ギロチン、赤い血か、青い血か」、こんなぶっそうな内容なんだけれども、クールで美しい。そこで左に見えてきたのが、「六角堂ログあずまや」でした。人の気配がほとんどないこんな山道。佐井好子のソプラノな歌声がただただ美しい。
2022年05月06日 14:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 14:11
退屈なので、ブルートゥススピーカーを取り出し、USBに保存しておいて音楽を鳴らします。今回は、つい最近知ったばかりの「佐井好子」。たぶんほとんどの人が知らない超マイナーな、しかしものすごく芸術的な70年代のシンガーソングライター。透明な声と、シュールな歌詞。「ギロチン、赤い血か、青い血か」、こんなぶっそうな内容なんだけれども、クールで美しい。そこで左に見えてきたのが、「六角堂ログあずまや」でした。人の気配がほとんどないこんな山道。佐井好子のソプラノな歌声がただただ美しい。
三峰口駅に着きました。私が駐車したのは、駅の駐車場ですが、そのとなりには、「ジオグラピティパーク」という駐車場500円がありました。ここでもよいのかもしれません。
2022年05月06日 14:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 14:18
三峰口駅に着きました。私が駐車したのは、駅の駐車場ですが、そのとなりには、「ジオグラピティパーク」という駐車場500円がありました。ここでもよいのかもしれません。
三峰口駅に着きました。
2022年05月06日 14:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 14:25
三峰口駅に着きました。
当日の歩行数です。歩幅を山用に調整してヤマレコレポートに近付けました。
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当日の歩行数です。歩幅を山用に調整してヤマレコレポートに近付けました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想





●秩父御岳山への関心
 秩父御岳山は、2022年1月初旬に登頂を試みました。が、三峰口駅駐車場に着いて準備をする段階で、凍てつく寒さに耐えきれず、中止をして日和田山に変更した経緯があり、今回は、そのリベンジです。
 本当は、木曽の御岳山に行きたいのですが、仁義というか、秩父の御岳山を先に拝することが必要な気がしてしました。御岳山への興味が募ったのは、昨年両神山に登ったことにあります。山道の途中にあった「八海山」ポイントの大頭羅神王の石像に由来します(詳細は、両神山のルポに書きました)。
 今回のルートは、三峰口駅駐車場を起点に、近くの贄川宿から左回りして、頂上から強石バス停、それから駅に歩いて戻るルートとしました。
●贄川宿の登山道入口は山の墓地
 贄川宿からの登山道の入口には、集落の墓が急斜面に散在していて墓の中の道を進みますが、どれが登山道だか案内がなく分からず、私は右往左往しました。墓の道を歩いていくと、袋小路になってしまったりして、墓で道迷いはシャレになりません。気分が下がります。
●即道の墓はパーワスポット?
 「即道」? 1600年代後半から1700年代の江戸時代に、恥ずかしながら知りませんでした。調べたらおもしろい。即道は驚くべき逸話を残しています。
 ・秩父から江戸へ半日ほどで往復
 ・お湯を沸かす間に薬師堂から武甲山に登って帰ってくる
 ・自身の爪で暗号石(爪彫石)を造る
 ・2メートルの薬師如来像を一夜で彫る
 これだけ見ると、これは人間業ではできない子とてす。いわゆる超人、超能力者に属す仕業です。覚者や宇宙アバターが存在すると言われていますが、この逸話がほんとうだとしたら、「即道」存在はその類ではないでしょうか。江戸時代というと、平田篤胤が著した『仙境異聞』があり、そこでは空飛ぶ円盤のような乗り物で瞬時に移動した寅吉少年の体験が書かれています。そこに出てくるのは、いわゆる天狗です。「即道」逸話はそれに繋がる話のように思います。
 登山道にあったのは、その「即道」の墓でした。いくつかふつうの墓石とは形が違う石が立っています。墓ですが、墓のイメージはありません。ひょっとしたら、かなりのパワースポットかもしれません。
 参考になるブログをご紹介します。
 https://navi.city.chichibu.lg.jp/blog/2017/12/2289/
●第一高岩と第二高岩
 贄川宿からの登山道には、標高400メートルあたりの鉄塔の近くに第一高岩(標識がありました)、少し登った標高500メートルあたりに第二高岩があり、絶景の見晴らしなので是非寄るべきポイントです。しかし、本ルートから10メートル以上ずれているので、見過ごしてしまうかもしれません。とくに第二高岩は、標識がなかったです。
●遠土の上
 このようなポイントがヤマレコの国土地理院地図で出てきたが、奇妙な表記なので、「いったいなんだろう?」と思っていたが、ヤマレコのウェブサイトで、その名前の由来が分かり、すっきりしました。
 引用します。
「4等三角点。縦走路から外れた小尾根上にあるが、簡単にアクセスできる。ピークではなく尾根の肩状の地点。展望なく樹林中。三角点の点名は『とおどのうえ』であり『えんどのかみ』ではない。H14.7.23設置と比較的歴史は浅い。変わった名前の由来は、この場所の住所が『大字白久字遠土の上』という字名による。」
●山頂の社は普寛神社奥宮
 ヤマレコから引用(ウィキペディアから引用)するとこうです。
「奥秩父山塊の山で、標高1,080.4m。木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛上人が開山した。普寛上人は、国道140号沿いの道の駅大滝温泉(大滝温泉遊湯館)のすぐ近く、落合が生誕の地である。落合登山口の近くにある普寛神社(御嶽普寛神社)には普寛上人が祀られており、頂上には普寛神社奥宮の小さな祠がある」
 ここから、山頂の社は「普寛神社奥宮」であることが分かりました。木曽の御岳山へのルートを開いた普寛上人は、この山の麓、落合の出身だったのですね。つまりそこから、秩父御嶽山は木曽の御嶽山と濃厚な霊的一体性があるのでしょう。山頂の社には、「御嶽山開闢 普寛霊神祈祷璽」と書かれた御札が括りつけられていました。
●道迷いと滑落の場所と反省
 今回、下山で、杉ノ峠から強石方向へ300m近く下山したポイントで私の目線の右側に、赤いテープが見え、ついそのテープを見つめたまま、左方向に下山道が曲がってあったものに全く気づかず、そのまま前方に進みました。10mほど先には、酷い急斜面でした。足を入れるとズルズルと滑り、ストックが役に立ちません。近くの木に慎重につかまりながら、徐々に下りました。途中に、赤いリボンの切れ端が落ちていたので、下山道で間違いはないだろうと思いましたが、こんなアブナイ下山道があるなんて、「これはおかしい?」とかなり下りてしまってから気づいたところでヤマレコからコースアウトの警告。
 スマホで地図を確認すると、何と水平距離で100m以上ずれてます。しかも、ものすごい急斜面を下りてしまったので、戻るには、これを登らなければなりません。が、普通には登れませんので、両掌で斜面を這いながら、動物のように四つ足で登りました。四つ足を使うと、かなりすんなり登れました。しかし、両掌は泥だらけ。
 やっとの思いで、ヤマレコの警告が消えたところに着きました。スマホ地図を調べます。左に下山道があるようです。どうそこに下りるのか道がわからないので、とりあえずまた、崖のような急斜面にそろりと慎重に下りました。
 が、次の瞬間、両足がズルリと滑り、尻餅を着いたままリュックを引きずって2メートルほど滑落。しかしそこには、下山道は見あたらず、スマホ地図でも違っていたので、這い上がって戻りました。が、この急斜面を這い登るには、両手で岩や木の根を掴み、ロッククライム状態で、冷や汗をかきました。
 無事戻って引き返してみると、さきほど目を奪われた、赤いテープが張ってある反対側に、ふつうの下山道があたました。つまりこのテープは、登ってきた人が右に曲がるためのテープだったのです。
 このポイントには、私のように前に進まないように、赤いテープではなく、ちゃんとした標識が必要だと感じました。後で地図を調べると、私のように急斜面を下りて迷った人の踏み跡がありました。
 ふと考えると、私は今回と全く同じような失敗を、確か2度やらかしています。はっきりと覚えているのは、大小山での下山で、今回のケースと同じです。登りも下りも、人が歩けそうもない道になったら、すぐにスマホ地図で位置とルートを確認するべきです。今回のケートは、ものすごい急斜面なので、そこを数十メートル以上下りてしまうと、そこを登り返して戻るのは、辛いものがありました。
●車中泊初体験
 これまでは早朝、自宅(さいたま市)を車で出発してきましたが、今回のケースでは、朝4〜5時に出発しなければなりません。ほとんど寝る時間はなく、せいぜい2、3時間なので、徹夜状態で登山してきたこともたくさんありました。
 今回は、私の車(ウィッシュ)の後部座席を畳み平にして、寝袋で寝て車中泊をしてみました。三峰口駅手前に「道の駅あらかわ」があり、トイレがありますので、そこに深夜到着し、車中泊をしました。寝袋は問題ありませんでしたが、やはりクッションがなかったので、背中やお尻が痛くてよく眠れませんでした。
 しかし、この車があれば、車中伯ができます。快眠するためには、マットレスをもっていけばよいですね。

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