〈冬の遠征その3〉 211229の(1) 雨の日に山頂駐車場からちょこっと九千部山


- GPS
- 00:11
- 距離
- 0.7km
- 登り
- 18m
- 下り
- 19m
コースタイム
天候 | 雨 風はなし 気温2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | その2に続く。 |
写真
感想
前日には晴れの中熊本市内の散策にした。本当ならば、そこそこきつい山と天秤をかけていたのである。で、あわよくばこの日にその山に行こうと思っていたが、車中泊していた道の駅で4時ごろには雨が降り始めた。予定していた山は石の階段が有名なので雨が降ったら大変だ、山頂付近には鎖場もあると聞いている。
慌てて車内で本日の予定を練り始める。九州上陸してからまだ山に登っていない。熊本城は茶臼山に建てられたからと駄々をこねても誰も認めてくれないだろう。なので山に行きたい。検索してみると、出てきました、九千部山が。ここは山頂近くに駐車場があり、全部舗装されているらしい、そこまで辿り着ければ傘さして散策でも十分楽しめそうだ。というわけで明るくなってから車を出した。(九州は朝日が遅い、7時でも真っ暗だ)
鳥栖の資さんうどんに行く、福岡うどんといえば来る度に「ウェスト」にいくことが多かった。ケンミンショーなどで「資さんうどん」が特集されていたこともあり、ぜひ食べてみたかったのだ。ケンミンショーでも牛蒡天ぷらが大絶賛されていたので、絶対牛蒡天は食べようとチョイス、店員さんに肉も勧められ入れてしまった。
麺は外側の柔らかさと中の芯が適度で伸びにくいタイプ、でも讃岐うどんのように硬いわけでもない。外側の柔らかいところが口の中をくすぐり、歯で噛むとあっけなく芯が切れる。これはこれでいいのだろう、博多うどんは柔らかいと思っていたがこういう食感もあるんだなあと思った。
肝心の牛蒡天ぷらは、絶品と言えるものだった。牛蒡が柔らかい、歯を入れるとサクッと切れる、一部が切れてささくれみたいになることもない。そして、噛んだ瞬間頭の中で音がするのだ。「カリッ」「サクッ」「コリッ」その音も快感だった。ああ、音も味覚だと思ってしまった。
次回は「ウェスト」か「牧のうどん」を食べたいと思った。
さて、その後九千部山に向けて車を走らせる。カーナビによると鳥栖市内からそのまま登る道があるということだが、HPなどで見た情報とは異なるため、HPの情報を信じてしまった。道の駅「吉野ヶ里」を超え、有料道路で320円払い、何とか道路の入り口を探し出して駐車場に向かった。多分1時間近くは遅れているのではないかと思う。それでも、無事に山頂付近の駐車場に到着した。他の車などは一切なかった。
ここまで来たら、傘をさし写真を撮りながら一気に山頂を目指す。道も明朗であっという間に山頂にたどり着いた。
九千部山は悲しい伝説の山である。この地に起きた台風とその後の病気を跳ね除けるため若い僧侶が法華経を49日に1万回読み上げる決心をしてこの山に入った。しかし7日目に白蛇に遭い、その後美しい女性の幻影に誘惑されてしまった。50日目に僧侶を探しに行った村人は、岩の影で骸になった僧侶の姿を見つけたという。読経を9000回は続けただろうということになりこの山にそう名付けられたということらしい。
そんな僧侶に想いを馳せることもなく一気に登り一気に降ってきて、一気に車で鳥栖市街に入った。まだ11時台である。
本来ならば、大展望の山であるという。じゃあ、またここに来たいか?と言われると「別のところに行きたい」となると思う。まあ、地元民の登り方ではないが、観光客の登り方なのだと思う。
結局この午後は次のレコになる。(一応10km以上は歩いているのだ。)
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