記録ID: 3704459
全員に公開
ハイキング
近畿
熊野古道、小口〜那智大社、大雲取越
2021年11月04日(木) [日帰り]
和歌山県
Y-chan
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:26
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 1,237m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:28
距離 18.3km
登り 1,519m
下り 1,244m
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
それから11月3日、前日に熊野古道中辺路、継桜〜熊野本宮大社まで歩いて、GPSを停めて大斎原(おおゆのはら）あたりを散策した後、新宮行きのバスに乗って神丸で下車、大雲取越の出発地にもなっている小口へ移動していました。熊野本宮大社から神丸(かんまる）へのバスは本数が少なく、且つ、小口行きのバスに連絡するバスも全部ではないので、注意。熊野本宮大社〜神丸＝970円、神丸〜小口＝100円。神丸から小口は何らかの補助が出ているはず。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
小口〜那智大社を歩く大雲取越は小口から標高差800mをカバーするなど、熊野古道の中でも厳しいと言われているらしいです。途中、越前峠を越えて、下ってから迂回路があります。迂回路は直線的な本来の距離より40分長いということで、ちょっと嫌な感じでした。 |
| その他周辺情報 | 下山すると那智大社、青岸渡寺があり、ちょっと歩くと那智の大滝。それらを見学して、結局、大門坂を下って、大門坂というバス停から紀伊勝浦駅に行きました。その日は紀伊勝浦駅前で宿泊。翌日は、紀伊勝浦駅をジョギングし、和歌山の通訳案内士の女性に新宮の速玉神社、再び那智大社、和歌山の海岸線を案内して頂きました。 |
写真
小口では小口の家に宿泊していました。朝食ですね。宿泊者は小雲取越を歩いてきた人、大雲取越を歩いてきた人。私は小雲取越を今回パスしていますけど。私も含めて6名の宿泊でした。
1
小口では小口の家に宿泊していました。朝食ですね。宿泊者は小雲取越を歩いてきた人、大雲取越を歩いてきた人。私は小雲取越を今回パスしていますけど。私も含めて6名の宿泊でした。
小口の家を出て、道標などに従って、道を間違えないように進み、大雲取越の道に入ります。滑りやすい、石段。苔がびっしりで、朝露でかなり滑りやすい。個人的には、あまり下りたくない感じ。
小口の家を出て、道標などに従って、道を間違えないように進み、大雲取越の道に入ります。滑りやすい、石段。苔がびっしりで、朝露でかなり滑りやすい。個人的には、あまり下りたくない感じ。
自撮りしています。基本、舟見峠の茶屋まで、展望が開けるところはありません。こんな感じです。苔むした石段が滑りやすい。反対側の那智大社方面からは下山が長い。
2
自撮りしています。基本、舟見峠の茶屋まで、展望が開けるところはありません。こんな感じです。苔むした石段が滑りやすい。反対側の那智大社方面からは下山が長い。
円座石、、わろうだいし、、Round-shaped Cushionが円座らしい。次の写真がその石というか、岩。
円座石。サンスクリット語で3つの文字。それぞれ、熊野三山の仏教的な意味で、薬師如来、阿弥陀如来、千手観音を表しているようです。
大雲取越を詠った句碑もあります。厳しい道だったと藤原定家も詠ったそうですよ。
越前峠に一気に登っていますが、途中の茶屋跡にあった句碑。なんかシンプルでいいね。
越前峠まではほぼ一気の登りですが、上部の方は胴切峠と呼ばれているようです。
標高870m越前峠。とりあえず、登り切りました。ここが最高点、、と書いてありますが、大雲取越では舟見茶屋あたりも同じくらいの高さがあるんですけどね。
標高870m越前峠。とりあえず、登り切りました。ここが最高点、、と書いてありますが、大雲取越では舟見茶屋あたりも同じくらいの高さがあるんですけどね。
越前峠を下って、通行止めの先、石倉峠に迎えるのですが、昨年崩れたようです。結構、大きく迂回させられます。
迂回路は60分らしく、石倉峠に真っすぐ行く道と比べると40分は長くかかると。でもようやく本来の道に合流する地蔵茶屋跡付近です。
地蔵茶屋跡にはトイレ。大雲取越は熊野古道中辺路の一部ですが、トイレの数は少ない。確か、ここだけ。後は山の中なので、、、、。
舟見茶屋跡地。この辺りも標高高いです。舟見茶屋のところから那智勝浦が見えます。
舟見茶屋休憩所があり、ようやく展望が開けます。那智勝浦の方を見ていますね。海は太平洋。
また歩いて、登立茶屋跡。ここで、小口に向かう9名ほどのパーティに合いました。まだ、11�劼發△襪里法�時間は12:20頃。暗くなって到着したでしょうね。
また歩いて、登立茶屋跡。ここで、小口に向かう9名ほどのパーティに合いました。まだ、11�劼發△襪里法�時間は12:20頃。暗くなって到着したでしょうね。
下りてきました。青岸渡寺。すぐ隣には、那智大社があり、日本の神仏習合の本来の姿を現す場所だと言えるでしょう。
大滝などを見てから大門坂を下っています。GPSは止めています。多富気王子。99番目。最後の王子。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
熊野古道は昨年から気になっていました。和歌山の通訳案内士の女性と色々、コミュニケーションして、アドバイスも頂き、何とか、決行することにしました。日程も迷いましたが、最も落ち着くところで、11月2日−6日として、初日、最終日は移動日。和歌山、それも南部の熊野は時間がかかります。当初はバスで移動、でも結局2年ちょっとぶりの飛行機で関西空港へ。JRを乗り継ぎ、くろしお特急に乗車して紀伊田辺。11月2日の宿泊もどこにするか迷ったのですが、結局、継桜王子という、熊野古道のうち、中辺路の途中にあるところで泊まることに。そこから一気に計画を進めました。ですから、中辺路でも滝尻王子からが本来なのでしょうが、結局、時間の関係でやめて、継桜王子から。この記録は11月4日歩いた記録です。本当は11月3日に継桜王子〜熊野本宮大社と歩いて、湯の峰温泉に泊まり、そこから、小雲取越をしてからこの大雲取越をすればベストなんでしょうが、時間の制約で仕方ありません。大雲取越は眺望も舟見茶屋からの那智勝浦は良いですが、他の眺望はありません。小雲取越すれば、百�里阿蕕�ら大斎原を見ることができるようですね。翌日の11月5日は和歌山の女性通訳案内士と一緒で楽しかったです。ちなみに、下山して青岸渡寺でGPSを止めていますので、大門坂も歩いた軌跡は残っていません。熊野古道は他にも大辺路、小辺路、伊勢路などもありますね。今回の大雲取越はまさに登山でしたけど。那智大滝は久々の修学旅行生もいて、賑わっていました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1431人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
2019年のGWに和歌山県を中心に色々と回ったのですが
その時に、何箇所か熊野古道をつまむように歩きました。
（大門坂も歩いています）
かみさんと一緒だと、つまむくらいになってしまいますが
いつか単独でガッツリ歩きたいと思っていて、
今回Y-chanが歩いたコースや、大辺路、小辺路、あと
熊野古道ではありませんが、高野山に至る古道も計画だけは
作ったりしています
計画が具体化出来るのは5年以上先になると思うのですが。。
三重塔と那智大滝、青空の下で素晴らしいです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する