神之川/孫右衛門沢【おまけで檜皮沢のゴルジュ見物】


- GPS
- 04:20
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 687m
- 下り
- 686m
コースタイム
※ルートは手書きで正確ではありません。
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(まー寝坊したので林道ゲート手前の道路脇はいっぱいでした。) ※林道ゲートの前と右手のUターン部には駐車しないようにしましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<孫右衛門沢> 先達の記録では林道から見える多段の大滝はF1からF5のようです。 私は多段の大滝の一番上(F5上)まで右岸を大高巻きしました。 かなり危険な斜面で、必ず三点支持です。 なお、絶対に林道へ落石させないように慎重に進みましょう。 、、、と書いているものの、滑落の危険があるのでお薦め出来るルートではありません。 大滝上からは小滝がたくさんあり、楽しい沢歩きとなります。 ただ、そこそこ滑っていますので、気を付けて遡行しましょう。 その後、堰堤が9基あります。(8基目と9基目の間が林道) 最後の堰堤から上はゴーロ歩きです。 ※沢の増水、季節、天候、体調、スキル等により難易度も変わりますので、あくまでも参考程度として下さい。 |
写真
感想
『疑心暗鬼』
6箇所の赤い彗星は今もなお最後の輝きを保っている、、、。
先週は気分が乗らず、今週は寝坊、、、、自分の山歩きに疑いを持ち始めたせいなのか?
今週も諦めかけるが、これではマズイと思い、朝食を摂りながら、サクっと行けそうな孫右衛門沢を歩いてみることに。
まずは林道ゲートから歩いて15分、林道横の孫右衛門沢の多段の大滝を観賞します。
そして、いきなりの核心と言える右岸から大高巻きをして多段の大滝の上へ、、、。
かなり緊張する高巻きになります。
取り付きは記載しませんが、そこしか無いと思います。
この斜面を登り始めれば、後戻りすのは更に危険だと思います。
兎に角、滑落しないように、そして落石させないように慎重に進みましょう。
多段の大滝はF1からF5のようですが、私は安全策(?)で大滝の一番上まで高巻いたので何段あるのか確認は出来ませんでした。
(私はこの高巻きに30分要してしまいました。)
なお、先達の記録ではF3上へ降りてからF2上に降り立っているようです。
とりあえず安全地帯に抜けたので、大滝の落ち口から遥か下の林道を見ながら休憩します。
大滝上から最初の堰堤までは小滝がたくさんあり、私にはちょうど良い沢歩きになります。
1箇所だけ5mぐらいの垂直の滝は右岸から高巻きました。
その他の小滝は水流を避けた左右どちらかで越すことが出来ます。
この後は、たっぷり9基の堰堤越えを味わえます。
(堰堤越えでかなり体力と気力を消耗します。)
9基目の堰堤を越えてから、ゴーロ歩きとなり更に体力が消耗しだしたところで、ある疑問が、、、。
ここまで、それなりの時間を歩き、高度も稼いでいるはずなのに上の林道に辿り着けない、、、何故?。
そうこうしているうちに斜度も増し、ザレに足を取られるようになってきたので、右の斜面を登って、尾根に逃げる。
するとそこには立派な仕事道、、、、否登山道、、、ヤタ尾根?
上の林道を越さずに、右の尾根がヤタ尾根の訳が無いが、どう見てもヤタ尾根である。
とりあえず、5分程登るも、登りの足の余力も無くなってきているので、小休止をします。
、、、おそらくヤタ尾根の1050m付近にいるのですが、それではいつ上の林道を越えたのだろうか?
狐につままれた感じで、ヤタ尾根を下降開始し、果たしてヤタ尾根の上の林道に降り立ちます。
最初の予定は孫右衛門沢を上の林道まで歩いて、檜皮沢のゴルジュ見物をしようと思っていたので、現場検証を兼ねて林道を歩きます。
現場に着いて、林道を見逃した理由がすぐに分かりました。
必ず沢は林道の下を通るので橋があると勝手に思い込んでいたことが間違えで、まさか沢が林道の上を流れていたとは、、、。
ちょうど8基目と9基目(最後)の堰堤の間を林道は横切っていたのです。
情けないことに、堰堤越えの疲れのせいか、完全に視野が狭くなり、林道に気が付かなかったようです。
気を取り直して、檜皮沢のゴルジュ見物です。
林道の橋から見えるゴルジュの連瀑帯は大迫力で、あまりに陰鬱で怖ささえ感じます。
せっかくなので橋の下からF1も観賞しました。
後は林道をゆっくり歩いて、無事山行終了です。
次は久しぶりに早戸川に戻りますか!
最後までお付き合い有難う御座いました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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孫右衛門の滝は林道からよく見ていますが、遡行となると取り付きが恐ろしくてなかなか実行できずにいました。
そんな沢でも、上流には堰堤やドラム缶など人間が入った跡があるんですね。
驚きました
檜皮沢は神ノ川系一の悪沢と言われていますが、一度遡行してみたいと思っています。
それにしても神ノ川に早戸川・・・行くところが似てますなぁ
kazmiさんコメント有難う御座います。
本当は孫右衛門の滝の中段に降り立って写真を撮ろうと思っていたのですが、、、。
トラバースする斜面を回り込んだ先の様子が分からず、行き詰まっては面倒なので無難に最上段まで高巻きしました。
堰堤越えは体力と気力を消耗しますが、上の林道まで2時間弱で、サクッと歩くことが出来て楽しいです。
檜皮沢のゴルジュに少し触れてみようと思ってましたが、あまりの陰鬱さにあっさり諦めて、橋の下からF1を見るだけにしました。
神ノ川と早戸川周辺を気ままに歩いていますので、いずれお会い出来るような気がします。
その時を楽しみにしております。
<追記>
秋になったら小洞沢に行こうと思っていたのですが、kazmiさんが行かれていたので、来年季節を変えて歩いてみようと思っています。
行ってみようと思ってるルートが似ているのかもしれませんね。
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