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記録ID: 368322
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ハイキング
丹沢

神之川/孫右衛門沢【おまけで檜皮沢のゴルジュ見物】

2013年11月09日(土) [日帰り]
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GPS
04:20
距離
8.3km
登り
687m
下り
686m

コースタイム

10:25日蔭沢橋林道ゲート−10:40孫右衛門の大滝(林道)−11:10右岸を大高巻きして大滝の落ち口(休憩10分)−11:55最初の堰堤−12:20最後(9基目)の堰堤−12:55ヤタ尾根1050m付近登山道合流(小休止5分)−13:20ヤタ尾根中間林道合流−13:45檜皮沢ゴルジュ見物(15分)−14:45日蔭沢橋林道ゲート


※ルートは手書きで正確ではありません。
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日蔭沢橋から少し下ったところの道路脇
(まー寝坊したので林道ゲート手前の道路脇はいっぱいでした。)
※林道ゲートの前と右手のUターン部には駐車しないようにしましょう。
コース状況/
危険箇所等
<孫右衛門沢>
先達の記録では林道から見える多段の大滝はF1からF5のようです。
私は多段の大滝の一番上(F5上)まで右岸を大高巻きしました。
かなり危険な斜面で、必ず三点支持です。
なお、絶対に林道へ落石させないように慎重に進みましょう。
、、、と書いているものの、滑落の危険があるのでお薦め出来るルートではありません。

大滝上からは小滝がたくさんあり、楽しい沢歩きとなります。
ただ、そこそこ滑っていますので、気を付けて遡行しましょう。
その後、堰堤が9基あります。(8基目と9基目の間が林道)
最後の堰堤から上はゴーロ歩きです。


※沢の増水、季節、天候、体調、スキル等により難易度も変わりますので、あくまでも参考程度として下さい。
林道ゲートから15分、孫右衛門の大滝です。
いつも眺めるだけの沢。
2013年11月09日 10:41撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 10:41
林道ゲートから15分、孫右衛門の大滝です。
いつも眺めるだけの沢。
多段の大滝の最上段の落ち口から。
林道が遥か下に見えます。
2013年11月09日 11:16撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 11:16
多段の大滝の最上段の落ち口から。
林道が遥か下に見えます。
大滝上はこんな感じ。
それでは先に進みましょう。
2013年11月09日 11:21撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:21
大滝上はこんな感じ。
それでは先に進みましょう。
小滝があって楽しいです。
2013年11月09日 11:24撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 11:24
小滝があって楽しいです。
いい感じの5mぐらいの垂直の滝。
ここは右岸から高巻き。
2013年11月09日 11:28撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 11:28
いい感じの5mぐらいの垂直の滝。
ここは右岸から高巻き。
高巻き中。
2013年11月09日 11:33撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:33
高巻き中。
落ち口から。
2013年11月09日 11:40撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:40
落ち口から。
この小滝もいい感じ。
水流右手から容易に越せます。
2013年11月09日 11:44撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:44
この小滝もいい感じ。
水流右手から容易に越せます。
落ち口にはパイプが。
2013年11月09日 11:45撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:45
落ち口にはパイプが。
2条の小滝。
2013年11月09日 11:48撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 11:48
2条の小滝。
小滝がたくさんあって私にはちょうど良い沢。
2013年11月09日 11:50撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 11:50
小滝がたくさんあって私にはちょうど良い沢。
古いドラム缶のあるこの二俣は水流のある右へ。
2013年11月09日 11:51撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:51
古いドラム缶のあるこの二俣は水流のある右へ。
最後の小滝です。
2013年11月09日 11:52撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:52
最後の小滝です。
最初の堰堤。
この後にまだ8基も堰堤があるとは、、、。
2013年11月09日 11:55撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 11:55
最初の堰堤。
この後にまだ8基も堰堤があるとは、、、。
この写真を撮っているときには上の林道に全然気づいていません。
2013年11月09日 12:19撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 12:19
この写真を撮っているときには上の林道に全然気づいていません。
9基目(最後)の堰堤。
堰堤越えで気力も体力も消耗。
2013年11月09日 12:20撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 12:20
9基目(最後)の堰堤。
堰堤越えで気力も体力も消耗。
堰堤上はゴーロ歩き。
上の林道は?
2013年11月09日 12:32撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 12:32
堰堤上はゴーロ歩き。
上の林道は?
いい加減ザレた斜面に疲れてきます。
上の林道は??
2013年11月09日 12:51撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 12:51
いい加減ザレた斜面に疲れてきます。
上の林道は??
右の斜面を登って尾根へ。
あれ?ヤタ尾根??
2013年11月09日 12:56撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 12:56
右の斜面を登って尾根へ。
あれ?ヤタ尾根??
、、でヤタ尾根を下って、上の林道と合流。
2013年11月09日 13:21撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 13:21
、、でヤタ尾根を下って、上の林道と合流。
ここかよ!(15枚目写真のところ)
沢は林道上なので、橋が無い訳です。
2013年11月09日 13:27撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 13:27
ここかよ!(15枚目写真のところ)
沢は林道上なので、橋が無い訳です。
林道の橋の上から見える檜皮沢のゴルジュ。
沢は大音量です。
2013年11月09日 13:47撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 13:47
林道の橋の上から見える檜皮沢のゴルジュ。
沢は大音量です。
写真では伝わらないですが、陰鬱な連瀑帯です。
ここを遡行出来るのか?
2013年11月09日 13:47撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/9 13:47
写真では伝わらないですが、陰鬱な連瀑帯です。
ここを遡行出来るのか?
せっかくなので橋の下からF1観賞。
兎に角強烈なゴルジュです。
2013年11月09日 13:56撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/9 13:56
せっかくなので橋の下からF1観賞。
兎に角強烈なゴルジュです。
撮影機器:

感想

『疑心暗鬼』

6箇所の赤い彗星は今もなお最後の輝きを保っている、、、。
先週は気分が乗らず、今週は寝坊、、、、自分の山歩きに疑いを持ち始めたせいなのか?
今週も諦めかけるが、これではマズイと思い、朝食を摂りながら、サクっと行けそうな孫右衛門沢を歩いてみることに。

まずは林道ゲートから歩いて15分、林道横の孫右衛門沢の多段の大滝を観賞します。
そして、いきなりの核心と言える右岸から大高巻きをして多段の大滝の上へ、、、。
かなり緊張する高巻きになります。
取り付きは記載しませんが、そこしか無いと思います。
この斜面を登り始めれば、後戻りすのは更に危険だと思います。
兎に角、滑落しないように、そして落石させないように慎重に進みましょう。
多段の大滝はF1からF5のようですが、私は安全策(?)で大滝の一番上まで高巻いたので何段あるのか確認は出来ませんでした。
(私はこの高巻きに30分要してしまいました。)
なお、先達の記録ではF3上へ降りてからF2上に降り立っているようです。

とりあえず安全地帯に抜けたので、大滝の落ち口から遥か下の林道を見ながら休憩します。

大滝上から最初の堰堤までは小滝がたくさんあり、私にはちょうど良い沢歩きになります。
1箇所だけ5mぐらいの垂直の滝は右岸から高巻きました。
その他の小滝は水流を避けた左右どちらかで越すことが出来ます。

この後は、たっぷり9基の堰堤越えを味わえます。
(堰堤越えでかなり体力と気力を消耗します。)
9基目の堰堤を越えてから、ゴーロ歩きとなり更に体力が消耗しだしたところで、ある疑問が、、、。
ここまで、それなりの時間を歩き、高度も稼いでいるはずなのに上の林道に辿り着けない、、、何故?。
そうこうしているうちに斜度も増し、ザレに足を取られるようになってきたので、右の斜面を登って、尾根に逃げる。

するとそこには立派な仕事道、、、、否登山道、、、ヤタ尾根?
上の林道を越さずに、右の尾根がヤタ尾根の訳が無いが、どう見てもヤタ尾根である。
とりあえず、5分程登るも、登りの足の余力も無くなってきているので、小休止をします。
、、、おそらくヤタ尾根の1050m付近にいるのですが、それではいつ上の林道を越えたのだろうか?
狐につままれた感じで、ヤタ尾根を下降開始し、果たしてヤタ尾根の上の林道に降り立ちます。

最初の予定は孫右衛門沢を上の林道まで歩いて、檜皮沢のゴルジュ見物をしようと思っていたので、現場検証を兼ねて林道を歩きます。
現場に着いて、林道を見逃した理由がすぐに分かりました。
必ず沢は林道の下を通るので橋があると勝手に思い込んでいたことが間違えで、まさか沢が林道の上を流れていたとは、、、。
ちょうど8基目と9基目(最後)の堰堤の間を林道は横切っていたのです。
情けないことに、堰堤越えの疲れのせいか、完全に視野が狭くなり、林道に気が付かなかったようです。

気を取り直して、檜皮沢のゴルジュ見物です。
林道の橋から見えるゴルジュの連瀑帯は大迫力で、あまりに陰鬱で怖ささえ感じます。
せっかくなので橋の下からF1も観賞しました。

後は林道をゆっくり歩いて、無事山行終了です。



次は久しぶりに早戸川に戻りますか!

最後までお付き合い有難う御座いました。

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コメント

22-20さん、こんばんは。
孫右衛門の滝は林道からよく見ていますが、遡行となると取り付きが恐ろしくてなかなか実行できずにいました。
そんな沢でも、上流には堰堤やドラム缶など人間が入った跡があるんですね。
驚きました

檜皮沢は神ノ川系一の悪沢と言われていますが、一度遡行してみたいと思っています。

それにしても神ノ川に早戸川・・・行くところが似てますなぁ
2013/11/10 21:41
Re:
kazmiさんコメント有難う御座います。

本当は孫右衛門の滝の中段に降り立って写真を撮ろうと思っていたのですが、、、。
トラバースする斜面を回り込んだ先の様子が分からず、行き詰まっては面倒なので無難に最上段まで高巻きしました。
堰堤越えは体力と気力を消耗しますが、上の林道まで2時間弱で、サクッと歩くことが出来て楽しいです。


檜皮沢のゴルジュに少し触れてみようと思ってましたが、あまりの陰鬱さにあっさり諦めて、橋の下からF1を見るだけにしました。


神ノ川と早戸川周辺を気ままに歩いていますので、いずれお会い出来るような気がします。
その時を楽しみにしております。

<追記>
秋になったら小洞沢に行こうと思っていたのですが、kazmiさんが行かれていたので、来年季節を変えて歩いてみようと思っています。
行ってみようと思ってるルートが似ているのかもしれませんね。
2013/11/12 1:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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