恵那山 古代東山道から神坂峠を経て・・・恵那山攻略ならず


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
10:00神坂小屋−10:10〜10:20富士見台−10:55〜11:10萬岳荘−
11:20千本立−11:30一本立−11:35池の平−12:30神坂神社
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポスト、トイレ無し。 近くに道の駅も無し。 一番近いコンビニは、昼神温泉にあるサークルKが最後になります。 最寄のIC:中央道 園原IC ※名古屋方面からしか下車できません。 諏訪方面から来る場合は、飯田山本ICで下車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。 全体的に綺麗に整備された登山道で、道迷いの心配はなく、広くて歩きやすいです。 神坂神社から萬岳荘まで、登りでは人を一回も見ませんでしたが、下りで2名とすれ違いました。 萬岳荘から富士見台までは、朝方は人が居ませんでしたが、10時30分ごろからは連休の影響もあるのか、かなり混んでいました。 |
写真
感想
世間は3連休の様だが、僕の休みは本日のみ。
日帰りできる紅葉の山はどこがいいかな?
白山、大日ヶ岳(岐阜)、恵那山、木曽駒、甲斐駒、仙丈、焼岳、御嶽、
で、一番近い恵那山をチョイス。
とはいえ、広河原からは何度も登ってるので、前から気になっていた東山道から行く事にした。
東山道とは、滋賀県を起点に、岐阜を経て東北地方に通じていたとか?
その中で一番の難所とされているのが、この神坂峠だとか?
1300年前の道で、今となっては埋もれた存在だとか?
(ネット調べ)
登山道手前にも、歴史を臭わせる物が多く存在します。
平家の隠れ里だった横川郷。
武田信玄の遺体を埋めた?とされる信玄塚。
源頼朝が馬をつないだという、駒つなぎの桜。
ロマンがあっていいじゃないか。
とは言っても、この時期のマニアックなルートは、クモの巣とか、蛇とか、蜂とか、出そうで気が引ける。
しかし、いざ行ってみたら、良く整備されていて、すごく歩きやすい道だった。
全体的に広めの登山道で、ぬかるみや、大きな石も少ない。
トレランなんかやる人には走りやすそうな登山道ですが、トレランどころか登山者すら居ませんでした。
3連休初日だというのに、人の気配がまったくない登山道。
この道を埋もれた存在にしない為にも、地元の人たちが綺麗にしてくれているんだろうか?
凄く静かな登山道だが、あっちこっちに、どんぐりや栗などの木の実が落ちていて、熊なんか出るんじゃないかと心配になる。
途中ガサッと音がした。ドキッとしたが、良く見るとリスだった。(ビビリ過ぎ。)
近くに園原川という川が流れていて、登山道付近にも支流にあたる沢が流れる場所が、ちょこちょこある。
サワガニを発見した。久しぶりに見たので、写真を撮ろうとしたら茂みに逃げられた。
だいぶ登って初めて視界が開ける。紅葉には少し早い様だが、少し色が変わってきています。後1週間位すれば綺麗に色づきそう。
しかし、ここで紅葉しかけているなら、山頂付近はちょうどいいのかな?
ほとんど樹林帯の中で、かなり上の満岳荘の方まで来ないと、完全には展望は開けない。
萬岳荘からは展望がいいが、神坂峠に近づくとまた樹林帯の中に入ってしまい、今度は少し道が狭くなります。まあ、今までが広かっただけですが。
樹林帯といっても、ところどころからドッシリした恵那山を見ることができます。
神坂峠まで来ると、駐車場が見えました。岐阜方面からなら車でここまで来る事ができるようで、岐阜側からの恵那山攻略の拠点になっているようです。
今となっては神坂峠は遺跡になっていました。
当時の旅人は、旅の安全を祈って、東山道で一番の難所の神坂峠にお供え物をしたようで、この神坂峠遺跡からは多くの出土品が出てきたとか?
さて、のんびりしていたが恵那山山頂までは、ここから4時間掛かる。
スタートも遅かったし、ちょっと無理そうなので、ここで引き返します。
まあ、恵那山は何度も来てるし山頂はいいや。
という訳で、富士見台へ向かう事にします。
富士見台周辺は展望のいい笹原。
気持ちのいい笹原を歩いて富士見台に登り返します。
それほど急な登りはなく、全体的に緩やかな登山道です。
萬岳荘への分岐を過ぎると、まもなく神坂小屋に出ます。無人の山小屋でこじんまりしていて綺麗な丸太小屋です。
神坂小屋を過ぎれば、目と鼻の先です。
霞んでてほとんど見えなかったけど、この辺りから中央アルプスが見えていました。
富士見台の看板からすると、御嶽山、中央アルプス、北アルプス、南アルプスまで見渡せる最高の展望スポットになっています。
この日は晴れてはいますが、霞んでいて恵那山がかろうじて見える程度でした。
さて、少し下って萬岳荘でコーヒータイム。萬岳荘はかなり大きな建物で、売店には色んな物が売っていて、飲み物も豊富でした。
コーヒーは400円でちょっとしたお菓子付き。
ゆっくり飲んで、下山。さらば富士見台。
下山後は、昼神温泉で風呂に入り、行き付けのうどん屋で昼神うどんを食べて帰りました。
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